ベルナール シャーレス-ダッソー・システムズ社長兼最高経営責任者
1995年にダッソー・システムズの社長に就任以来、ベルナール シャーレスはプロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)のさらに戦略的なコンセプトを作るため、3Dコンピューター支援デザイン(CAD)におけるそのルーツを超えて会社の範囲を拡大してきました。ベルナール シャーレスは、製造業がデジタル設計、シミュレート、コンセプトからメンテナンスにいたるまでを管理することができる技術を表すPLMという用語を作り出しました。
シャーレスは、製造のプロセスを改革し、企業の知的財産を強化するビジネス・ストラテジーとしてのPLMビジョンを通して、ダッソー・システムズの戦略的ビジネスと技術的な計画を推進しています。彼のPLMビジョンに導かれて、ダッソー・システムズは、製品のポートフォリオを補完し、急成長しているこの市場におけるリーダーとして自身を位置づけるため、いくつかの戦略的買収を行いました。2004年1月、雑誌ビジネス・ウィークはダッソー・システムズを「世界を征服中の、まだあまり知られていないヨーロッパ企業10社」のうちのひとつとして取り上げました。
シャーレスは鋭いビジネス・センスを熟練した技術者のテクニックに結び付けています。シャーレスは技術面と経営面両方で、全キャリアをダッソー・システムズにおいて過ごしてきました。ベルナール シャーレスは1983年にダッソー・システムズに入社しました。3年後、戦略・研究部門を創設、1988年には研究・開発部門のディレクターに抜擢されました。ベルナール シャーレスは1995年にダッソー・システムズの社長に任命されるまで、この研究・開発部門を指揮しました。1998年シャーレスは重役会入りし、2002年に最高経営責任者に任命されました。
ダッソー・システムズは、CATIA 3Dデザイン ソフトウェアの最初のバージョンを開発した、フランスの航空機製造会社ダッソー・アビアシオン社から発生しています。1988年から1995年まで、研究・開発部門のディレクターとして、ベルナール シャーレスは、新たな設計を導入し、顧客のニーズにすばやく対応するための新しい原動力を作り上げた、ダッソー・システムズのCATIA-CADAMソリューションVersion 4の開発を率いてきました。
1986年、Boeing社の新世代機777ジェットライナーのためのデザイン・プラットフォームとしてCATIAを採用するよう、Boeing社の取締役フランク シュロンツ氏を説得した時、ベルナール シャーレスはダッソー・システムズの輝かしい成功のひとつを記したのです。777は実際のプロトタイプなしに、完全にデジタル・システム上で設計されプロトタイプ化された初の飛行機となりました。
シュロンツ氏が、もしBoeingが失敗したら、それはダッソー・システムズの死を意味すると告げましたが、不屈のベルナール シャーレスはこのプロジェクトを成功に導き、3D CADテクノロジーの第一人者というダッソー・システムズの名声を打ち立てたのです。
1995年、社長就任の後、シャーレスは、ダッソー・システムズのPLMソリューションを使って、独立したソフトウェア販売者が製品を統合できるようにするダッソー・システムズのオープンな開発プラットフォーム、コンポーネント・アプリケーション・アーキテクチャ・バージョン5(CAA V5)の開発を導きました。いくつかの戦略的買収を通じシャーレスは、DELMIA、ENOVIAおよびSMARTEAMブランドを作り、ダッソー・システムズのPLMソリューションの完全なポートフォリオを作り上げました。
1997年、ベルナール シャーレスはまた、デスクトップ3D メカニカル デザイン ソフトウェアの開発者で、まだ利益は上げていないけれど株式を公開する準備のできているSolidWorks社を買収するよう、ダッソー・システムズの経営陣を説得しました。ベルナール シャーレスはその株式公開の前にSolidWorks社買収し、現在、この部門はダッソー・システムズの売り上げの20%を占め、デスクトップ3D CAD市場においてダッソー・システムズに存在感を与えています。
シャーレスはFrance 、CachanのEcole Normale Superieureを卒業し、現在も同校でサイエンス分野において、世界中から来ている学者とともに研究活動に参加している教授の中心的存在です。
世界をリードするPLMカンパニーのCEOとしての役割において、ベルナール シャーレスはPLMの戦略的役割と、デジタルの革新者がどのようにすべての製造業を深く変えていくかについてを強調しています。さらにヨーロッパ最大のハイテクノロジー企業の中の一社の指導者として、シャーレスはまた、自身のアイデアを分かち合い、ETRE、DavosのワールドエコノミックフォーラムやDASARサミットなどの有名な世界的フォーラムで、ハイテク業界に関わるさまざまな問題について(R&D、革新、知的財産、科学と新しいテクノロジー、教育など)自身の考えを述べています。
シャーレスはゴルフ、スキー、オペラ、ガーデニング、教育、そして新たなアイデアと流行を発見するためにインターネット・サーフィンに関心があります。 |