製造業向け 3DEXPERIENCEプラットフォーム

3DEXPERIENCEプラットフォームは、部門をまたいだリアルタイムでセキュアなコラボレーションを可能にし、関係者全員をイノベーション実現のプロセスにデジタル環境で結び付けます。3DEXPERIENCEプラットフォームという一つのインフラを共有することで、全員が共通の言語と製品定義でアイデア、計画、作業を共有できるようになります。リモートで働く人々や、これまで開発サイクルに関与していなかったチームも、イノベーション創出のプロセスに貢献しやすくなります。このような包括的な方法で仕事（とりわけイノベーション創出）に取り組む手法は、組織のコラボレーションを促進し、透明性を高めます。

3DEXPERIENCEプラットフォームは、変更や意思決定のトレーサビリティを確保しているので、プロセスやプロジェクトの可視性を高めます。また、3DEXPERIENCEプラットフォームは、設計、エンジニアリング、製造、プロジェクト管理などの各過程を結び付けることで、総合的な見識、見通しをもたらし、プロジェクトとプロセスをリアルタイムで管理することにつながります。プラットフォームが実現する、このように一つに集約されたデジタルな表現により、誰もが任意の時点におけるプロジェクトの状況を視覚化でき、全てのプロジェクトの情報に素早くアクセスすることができます。

3DEXPERIENCEプラットフォームは、バーチャルツイン・エクスペリエンスの基盤です。プラットフォームに構築されたバーチャルツインは、実験と、結果から得られたことの乖離を埋めながら、一つの連続サイクルにナレッジとノウハウを蓄えてゆきます。バーチャルツインを構築した3DEXPERIENCEプラットフォームでは、現実世界とは異なり僅かな時間で現実世界と同様のテストシナリオを実行することができ、期待される成果に沿った最適なソリューションを得ることができます。あらゆる可能性やシナリオを探求できるので、何度でも繰り返し実験を行い、ナレッジを抽出することができます。

3DEXPERIENCEプラットフォームの全てが一つに統合された環境は、関係者全員の専門知識を集結し、アイデアをより自由に共有することを可能にします。また、設計ライブラリ、プロジェクトテンプレート、品質プロファイルなどの過去のプロジェクトに関する情報が集約され、利用できるので、ベストプラクティスを生み出すスピードが速まります。結果として、より良い製品やサービスの実現につながります。また、これから業務に就く設計者、エンジニア、専門家が、業界の知識を身につける時間を短縮するのにも役立ちます。