未来を拓くのは、人間

バーチャル・エクスペリエンスのリーダーであるダッソー・システムズは、世界が抱える10の課題の解決に尽力します。

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Art work Urban Renaissance - Dassault Systèmes

アーバン・ルネサンス

ダッソー・システムズは、世界規模で社会が直面している環境問題に対する意識を高めるためのイニシアティブ「The Only Progress is Human (未来を拓くのは、人間)」の一環として、オンラインイベント、アーバン・ルネサンスを開催しました。このイベントを通してダッソー・システムズが描く理想の都市のアイデアを共有することで、都市の課題に対する人々の認識が高まり、未来のための持続可能なソリューションの創出につながればと考えています。

イベントでは、ダッソー・システムズが描く未来の都市のビジョンを、韓国人アーティストYiyun Kang氏が東大門デザインプラザに3Dプロジェクションマッピングで投影しました。東大門デザインプラザは、建築設計事務所ザハ・ハディド・アーキテクツ(Zaha Hadid Architects)がダッソー・システムズのCATIAを活用して設計したソウルのランドマークです。

バーチャル世界が現実の世界を拡げ、高める

私たちはバーチャル世界を通じて、現実の世界を拡げ、高めていきます。バーチャルの世界を使うと、何らかの活動がどのような影響を及ぼすのかを、現実の世界で展開する前にシミュレーションし検証できます。イノベーションを起こす上でも、ごく初期の段階から人と環境への影響を織り込むことが可能です。

企業としての信念

バーチャル世界が現実の世界を拡げ、高める

私たちはバーチャル世界を通じて、現実の世界を拡げ、高めていきます。バーチャルの世界を使うと、何らかの活動がどのような影響を及ぼすのかを、現実の世界で展開する前にシミュレーションし検証できます。イノベーションを起こす上でも、ごく初期の段階から人と環境への影響を織り込むことが可能です。

ダッソー・システムズは2020年から2年間、世界が直面する10の主な課題に焦点を当て、その解決にはイノベーションが不可欠であることを明らかにしています。

ダッソー・システムズは、これら10の課題に対する活動を実施しています。それぞれの活動が、10の課題を解決する当社のコミットメントの実現に重点を置き、各分野で活動する人々を後押しします。しかし、各自が自らの課題を解決するだけでは十分ではありません。「人による人のためのイノベーション」が真の進歩につながり、世界を変えていくことができます。

 

10の課題について

より良い未来を目指すための10の取り組み

都市

都市化の拡大にどのように対応できるのか?

世界各国でこれまで以上に都市化が進んでいます。現在、世界の人口の半分以上が都市部で暮らしており、この傾向は今後数十年にわたってさらに続くことが予想されています。

都市は繁栄と生活の質を向上させる大きな機会をもたらす一方で、生活様式の変化に伴い、差し迫った課題も生じています。都市化が進む中、公衆、企業、自治体の英知を結集して、住民や環境に配慮した持続可能な都市計画を実現することが、これまで以上に重要になっています。

この目標の達成を助ける新しいソリューションがあります。都市のバーチャルツインは、都市全体のモデル化、シミュレーション、可視化、実験を通じて、現実世界に改善をもたらし、何十億もの人々が暮らす、それぞれの都市に誇らしい都市文化および活気溢れる都市生活をもたらします。

バーチャル・ハーモニー・エモーション

バーチャルの世界が、感情を揺さぶることはできるのか?

あらゆるアートが、さまざまな形で、感情に訴え、私たちに変化をもたらし、思いがけない新しい繋がりを生み出します。

ダッソー・システムズは2020年、「バーチャル環境は人の感情にどう働きかけるのか」という課題を解くために、バーチャルの世界とビジュアル・アートを融合させたユニークな音楽・映像体験「バーチャル・ハーモニー」を公開しました。

ウォーター・フォー・ライフ

私たちが消費行動をどう変えると、貴重な水資源の保全につながるのでしょうか?

水は生命の源です。水がなくては、私たちは生活できません。しかし、私たちの消費活動そのものが水資源に影響を与えています。

ダッソー・システムズは2020年末から展開する「ウォーター・フォー・ライフ」キャンペーンを通じて、ウォーター・フットプリント(企業活動に伴う水の総消費量)の測定や最適化を促進し、持続可能性に焦点を当てたスタートアップの支援、およびこの貴重な資源の保護を担う将来に向けた教育プログラムを推進しています。

未来-遺産

過去を知り、より良い未来を築くために役立てるには?

私たちは歩み、挫折から学び、そしてさらに先へ進んでいます。人類の進歩を振り返ることで、発明や革新のヒントが得られるだけでなく、歴史を知ることで教訓を得ることができます。

バーチャル環境は、過去をより深く知り、先見性のあるモデルを作り出し、次世代に向けてより良い未来を築くための強力なツールを提供します

健康

どうすれば、それぞれの患者に合わせた防医療を実現できるでしょうか?

医学の基礎を確立したヒポクラテスは、患者に最も適したパーソナライズ治療を夢に描いていました。2000年の時を経て、人体のバーチャルツインが、ヒポクラテスの夢を現実のものにしつうつあります。

科学者や医療専門家は、バーチャルツインにより、治療法や薬物療法をバーチャル環境で検証し、その検証結果をふまえて、より安全で、より患者に適した治療を提供できます。

エネルギー

エネルギー・ポジティブな世界を築くには、どうすれば良いでしょうか?

2030年までにエネルギー消費量は現在の50%以上に膨れ上がると予想されています。この極めて大幅な消費拡大の大半が、これまで電気が供給されていなかった僻地における電力ニーズに関連するものです。従来の電力供給源が不足する中、持続可能なソリューションの必要性が高まっています。

自然界と同じように、エネルギー・ソリューションにもバランスが必要です。地球温暖化や生活の質に関する課題と並行して、既存のエネルギー源と新しいエネルギー源の適切な組み合わせを見つけ出す必要があります。

バーチャル環境は、エネルギー・ソリューションをめぐる課題の解決、さらにはそれ以上のことにも対応します。

モビリティ

世界中で移動ニーズが増加する中、資源の消費量を減らすには?

私たちの世界はますます相互の結びつきを強めています。サプライチェーンは大陸と大陸をつなぎ、アジアやアフリカの経済成長に伴い、何百万人もの人々に移動手段が必要とされています。

モビリティの急速な変化により、ヒトやモノの移動に対する持続可能なソリューションの開発はますます急務となっています。バーチャルの世界は、思いもよらない発見を促します。モデリングとバーチャル・エクスペリエンスの組み合わせが、より安全で環境に配慮したモビリティ・システムを実現します。

自然

今以上のサステナビリティのために、私たちは自然界から何を学ぶことができるでしょうか?

自然界が私たちに与えてくれているのは、原料やエネルギーだけではありません。私たちは、自然から多くを学び、教わってきました。

人々の暮らしが環境に絶えず影響を与え続けている中、私たちが直面している課題の多くに対して、自然生態系や私たちを取りまく豊かな生命体から得られる貴重な教訓を活かすことができます。バーチャル・エクスペリエンスにより、このような教訓をより持続可能な未来に向けたソリューションの設計や開発に応用できます。

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