ファンクショナル・モックアップ・インターフェース

FMI を使用すると、どのモデリング・ツールでも動的システム・モデルを表す C コードまたはバイナリを生成でき、他のモデリング環境やシミュレーション環境へのシームレスな統合が可能です。

DymolaでのFMIサポート

 

FMI 1.0および2.0の包括的なサポート

 

Dymola 2015 FD01より、WindowsとLinuxの両方でFMI 2.0(2014年6月25日にリリース)がサポートされています。FMI 1.0仕様が2010年にリリースされて以来、DymolaはModel ExchangeとCo-Simulation用FMI 1.0仕様をサポートしています。DymolaはModel Exchange(エクスポートとインポート)とCo-Simulation(スレーブとマスター)の両方についてFMI 1.0 CrossCheckに合格しています。オプションのFMI機能のサポートの詳細については、Dymolaリリース・ノートおよびユーザー・マニュアルを参照してください。

Simulink向けのFMIツール - FMI Kit

 

ダッソー・システムズでは、Simulinkを使用したFMUエクスポートおよびインポートを完全にサポートするツールを提供します。この無償ツールキットはライセンス・キーなしで使用可能です。

FMI Kit for Simulinkバージョン2.6が2019年6月にリリースされました。Dymolaの公式リリースにはアップデートが行われる場合があります。FMI Kit for SimulinkはGitGubのプロジェクト・ページからダウンロードできます。

一般的な機能と互換性に関する情報:

  • エクスポートおよびインポートをFMIで完全サポート。
  • FMIバージョン1.0および2.0 - Model ExchangeおよびCo-Simulation。
  • MATLAB/Simulink R2012b~R2018b(32ビットおよび64ビット)。
  • FMUをSimulinkモデルにインポートして組み込むためのSimulink FMUブロック。
  • SimulinkからFMUをエクスポートするためのSimulink Coder Target。
  • 特別なシミュレーション・ターゲットのサポート:Rapid Accelerator、RSIM、GRT、dSPACE DS1005およびDS1006。