最新リリース

 

 

AUTOSAR Builder 2020x Refresh1 は最新のリリース・バージョンです。右側のダウンロード・セクションで、機能強化について説明している PDF をダウンロードできます。

これは 2020 年 6 月に公開されたものです。

AUTOSAR Classic 対応バージョン
4.4.0 まで

AUTOSAR Adaptive 対応バージョン
R19-11 まで

AUTOSAR Builder 2020x

AB Fundamentals

AUTOSAR Builder Fundamentals の新機能と機能強化:

  • AUTOSAR Adaptive と AUTOSAR Classic の両方に対応する新しいダイアグラムが導入され、システムの各種コンポーネント間のマッピングが可視化されて利便性が上がりました。
  • もともとは Vector の DaVinci Developer で作成された arxml-Files との互換性をチェックする新しい検証プロファイルが導入されました(下図参照)。

 

 

 

Classic 対応 AB

AUTOSAR Builder Classic の新機能と機能強化:

  • AUTOSAR Classic プラットフォームのルールとして新規に追加されたものは、ページの右側の『AUTOSAR Builder 2020x へようこそ』という文書に記載されています。
  • 通信チェック: コンポーネントの接続処理時にこの機能を使用すると、実際には互換性のないポートに接続できるようになります。互換性のないポートに接続すると、モデルが無効な状態のままになるため検証ルールに従ってエラーが出力されますが、反復設計段階においてこの機能を使うことにより、コンポーネントの接続が可能になります。
  • アセンブリー接続ウィザードが改善され、内容が表形式になりました。下の図に示すように、高度なフィルター処理機能(列ごとに履歴情報、状態の持続性でフィルター、拡張版正規表現の使用)を備えています。
  • AUTOSAR Builder に、目的のサブセット・コンポーネントのポートに上位ポートの既存の通信仕様を伝搬する機能が導入されました。
Adaptive 対応 AB

AUTOSAR Builder Adaptive の新機能と機能強化:

  • AUTOSAR Builder 2020x は、Adaptive 19-03 のメタモデルを取り込んでおり、このメタモデルに採用されている新しい概念を反映したインターフェースをすでに実装しています。
  • プロトタイプである AUTOSAR Builder 2020x では、以下の図に示すように、コード設計、アプリケーション生成、実行のための高度な機能が使用できるようになりました。
  • AUTOSAR Builder は、診断ポート・インターフェース作成に特化した新しい Adaptive 機能をサポートするようになりました。
  • AUTOSAR Builder には、R19-03 MM で規定されている Identity and Access Manager 構成の考え方が取り入れられています。プラットフォーム・ソフトウェアから付与された権限のモデリングが、Grant Designs と Grants として実装されています。
  • 表形式のウィザードを使用して、プロセスから機械へのマッピングを管理できるようになりました。ウィザードには、アセンブリー接続ウィザードに似た高度なフィルター処理機能が付いています。
  • AUTOSAR Builder で、データ分散サービス(DDS)のサービス・インターフェース・インスタンスとサービス・インターフェース展開を作成できるようになりました。
    • DDS サービス・インターフェース・インスタンス: データ分散サービスの上に実装するためのサービス・インターフェース・インスタンス(あらかじめ用意されたもの、必要なもの)を作成、構成できるようなりました。
    • DDS サービス・インターフェース展開: サービス・インターフェースの DDS 構成設定を作成できるようになりました。
  • AUTOSAR Adaptive プラットフォームに追加された新しいルールについては、ページの右側のダウンロード・セクションにある『AUTOSAR Builder 2020x へようこそ』という文書をご覧ください。

AUTOSAR Builder 2020x Refresh1

AB Fundamentals

AUTOSAR Builder Fundamentals の新機能と機能強化:

  • 要件の範囲に関する情報の保存先は .req ファイルだけになりました。これで、元の .arxml ファイルを変えてしまう恐れがなくなりました(下記の画像を参照)。
  • Adaptive に個人設定が導入され、プロセス・ダイアグラムの中で、サービス・インスタンスからポート・プロトタイプへのマッピングを生成する設定を構成できるようになりました。
  • ソース・フォルダとテンプレートのデフォルト値を設定することもできます。設定する場合は、[個人設定(Preferences)]>[AUTOSAR Builder]>[AAT 環境(AAT Environment)]>[実行可能なジェネレーター(Runnable Generator)]の順にアクセスし設定します。

 

Classic 対応 AB

AUTOSAR Builder Classic の新機能と機能強化:

  • AUTOSAR Classic プラットフォームのルールとして新規に追加されたものは、ページの右側の『AUTOSAR Builder 2020x Refresh1 へようこそ』という文書に記載されています。
  • ユーザー・インターフェースに一般的な機能が搭載され、エディターでも、制約条件フィルター、高度な正規表現、列フィルター処理など、マッピング・エディターの共通機能が使用できるようになりました。コンポーネントが集まった状態でも別々に分かれている状態でも、状態に応じてフィルター処理することができます。有効なマッピングが作成できるよう、新しいツールチップ、ステータス・インジケーター、コマンドが実装されました。
  • エディターで、制約条件フィルター、高度な正規表現、列フィルター処理などマッピング・エディターの共通機能が使用できるようになりました。
  • 高度なフィルター・オプションやエディター固有のオプションがあるエディター上部のレイアウトが整理されました。それぞれのインターフェースに応じてフィルター処理できるようにインターフェースのリストが改善されています。ステータス・アイコン、警告、ツールチップも、下の画像に示したように改善されています。
  • データ・マッピング・エディターのインターフェースが、他のマッピング・エディターと統一されました。コンポジション・プロトタイプの場合は、サブ・プロトタイプに応じた候補のマッピングがエディターから通知されます。また、エディターに通信方向に関する詳細情報、新しいツールチップ、警告、情報ダイアログ・ボックスが表示されるようになりました。
  • 配列型やレコードの値を指定して初期値を定義するときは、初期値を直接、またはその指定した値を介して編集できます。
Adaptive 対応 AB

AUTOSAR Builder Adaptive の新機能と機能強化:

  • AUTOSAR Builder 2020x は、Adaptive 19-011 のメタモデルを取り込んでおり、このメタモデルに採用されている新しい概念を反映したインターフェースをすでに実装しています。
  • 新しいインターフェースで作成できるものは以下の通りです。
    • プロセス設計から機械設計へのマッピング
    • プロセス設計から機械設計へのマッピング・セット

マッピングを簡単に作成、編集できるようにマッピング・エディターも搭載されています。

  • プロセスから機械へのマッピングが、プロセス設計から機械設計へのマッピングを参照できるようになったため、マッピング・エディターに[設計のマッピング(Mapping Design)]列と[マッピング・セット(Mapping Set)]列が追加されています(下の画像を参照)。
  • サービス・インスタンスからポート・プロトタイプへのマッピングが、プロセスの代わりにプロセス設計を参照するようになりました。
  • プロセス・ダイアグラムの名前がプロセス設計ダイアグラムに変更になり、プロセス設計の詳細情報が表示されるようになりました。
  • プロセス・ダイアグラムに、プロセス設計と、プロセス設計を参照していないプロセスが表示されるようになりました。
  • ツリー・ビューの変更点は以下の通りです。
    • [プロセス設計(Process Design)]ノードが[Adaptive 展開(Adaptive Deployment)]ビューから[Adaptive 設計ビュー(Adaptive Design)]に移動しました。
    • [プロセス設計から機械設計へのマッピング・セット(Process Design to Machine Design Mapping Sets)]ノードが[Adaptive 設計(Adaptive Design)]ビューに追加されました。
    • [システム(System)]ノードが[Adaptive 展開(Adaptive Deployment)]ビューに追加されました。
  • プロセス・ダイアグラムで、サービス・インスタンスとポート・プロトタイプとの間で一貫性のあるマッピングを作成できるようになりました。ダイアグラムを使用する際に、編集モードと閲覧モードを切り替えることができます。
  • サービス・インターフェースの要素が一覧表示されるようになり、サービス・インターフェース作成ダイアログ・ボックスから設定できるようになりました。
  • コンテキスト・メニュー・コマンドでポートの通信仕様を作成できるようになりました。仕様を掲載した AB フォームにいくつかの新しい属性が導入されました。

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