ドイツの高級車メーカーBMWが電動パワートレイン生産拠点に 生産計画・スケジューリング ソリューション DELMIA Quintiqを展開

  • ディンゴルフィング、ライプツィヒ、レーゲンスブルクの各都市にあるBMWグループの電動パワートレイン生産拠点で、ダッソー・システムズDELMIA Quintiqアプリケーションの展開が完了、ドイツ国内では初
  • 複雑な自動車部品サプライチェーンの急速な進化と変動に適切に対応していくために、ダッソー・システムズが迅速な意思決定とKPI改善を支援
  • DELMIA Quintiqの生産計画とスケジューリングと自動車工場からの部品の需要計画を同期させることで、生産性を上げながら、在庫とコストを削減

※本リリースは、仏ヴェリジー=ヴィラクブレーにて現地時間2021年9月7日に発表したリリースの日本語参考訳です。

ダッソー・システムズ(Euronext Paris: FR0014003TT8, DSY.PA)は本日、BMWグループとのパートナーシップの一環として、同グループの生産工場で、生産計画とスケジューリングのデジタル化により工場の生産を最適化するダッソー・システムズのプログラムが稼働したことを発表しました。ディンゴルフィング、ライプツィヒ、レーゲンスブルクの各都市のBMWグループ工場で、電動パワートレインの製造と組立を最適化するために、ダッソー・システムズ
のDELMIA Quintiqアプリケーションが成功裏に展開されました。

これにより電動パワートレインの組立ラインと、生産計画とスケジューリングを実行するDELMIA Quintiqのバーチャル環境がつながりました。DELMIA Quintiqアプリケーションは、段取りや在庫管理に要する時間を削減し、企業が破壊的変革に素早く対応できるようにし、生産コストを削減できるよう支援します。 

DELMIA Quintiqアプリケーションの展開は、BMWグループ内の部品生産の計画と最適化のために継続されます。今後はドイツ国内の5か所のプレス工場における生産の最適化も予定されています。

ダッソー・システムズの自動車・輸送機械・モビリティ業界担当バイスプレジデントであるローレンス・モンタナリは、次のように述べています。「エンドユーザーの電気自動車に対する要求が急速に高まり、OEMは、この新しい市場に少ないリソースで対応できるよう最適化しなければならないというプレッシャーに直面しています。適時に特定の部品を確実に生産可能にすることは、非常に重要です。1つでも部品が欠品すると、自動車の販売に直に影響します。こうしたリスクを軽減するには、部品サプライチェーンのアジリティ(俊敏性)と効率を高め、膨大な量の関連データを適切に把握し、すべての関係者と同期を取ることが必要です。ダッソー・システムズのテクノロジーを活用することで、BMWグループではタイムリーかつ迅速な意思決定と生産が可能になり、現在のビジネスの優先事項を示す重要業績評価指標(KPI)の精度を高めることができます」 


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ダッソー・システムズ について

ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人々の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの考案、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義でき、結果として、世界をより持続可能なものにするために価値ある影響を及ぼすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。