ダッソー・システムズ、FashionLabを開設しファッション業界戦略を強化
仏パリ/米ニューヨーク発 2011年12月1日付発表のニュースリリース参考日本語抄訳,2011年12月14日 — 3Dとプロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は同日、ファッションデザイナーおよびスタイリスト向けのテクノロジー・インキュベーター、「FashionLab」(ファッションラボ)を正式に発足させたことを発表しました。FashionLabは高度な3Dテクノロジーを持つダッソー・システムズの創造性豊かなエンジニアリング技術力を、ファッション界の芸術的創造性や業界ノウハウと融合させる場として創設されたもので、3Dの活用による新しいコンセプトの創造を推進します。ダッソー・システムズは、コレクションを創造するために必要とされるデザインやシミュレーション、コラボレーションのための最新ツールを統合し、コレクションの創造に関わるプロセス全体をサポートします。
ファッション業界におけるイノベーションを実現するFashionLabは、3人の一流ファッションデザイナーの協力によって発足しました。
- 自身の名前を冠したメゾン・デ・クチュール(ファッションハウス)を持つ新進ファッションデザイナー、ジュリアン・フルニエ(Julien Fournié)氏。
- JAY AHR ハウスの美術ディレクター、ジョナサン・リス(Jonathan Riss)氏。
- 高精密なラグジュアリー・ウォッチ・ブランド「4N」を立ち上げた腕時計デザイナー、フランソワ・クエンティン(François Quentin)氏。
これら3氏は、3Dがファッション・クリエイターの創作活動に大きなプラスアルファをもたらすと早くから確信しており、FashionLabの理念に共感、賛同者として支援してきました。フルニエ氏がオートクチュール部門担当、リス氏が高級ジュエリー・刺繍・装身具とプレタポルテ部門担当、クエンティン氏が高級ウォッチ部門担当と、それぞれの専門分野の良きアドバイザーとして、お互いに、あるいはダッソー・システムズの技術者とも緊密に連携を取りながら、頻繁に意見交換をおこない、高級ファッション・デザインの制作工程をより創造的に洗練させる革新的なソリューションの開発を後押ししています。
ダッソー・システムズのFashionLab担当ディレクターであるジェローム・ベルジェレ(Jerôme Bergeret)は、今回の発表について次のように述べています。「FashionLabは、ダッソー・システムズのみならずファッション業界にとっても、まったく新しいアプローチで画期的なプロジェクトです。ダッソー・システムズは、この取り組みを通じて、創作活動における3D体験の効果をこれまで経験したことのない方々にも伝え、新しい世代のファッションデザイナーを養成していきたいと考えています。」
JAY AHRのジョナサン・リス氏は次のように語っています。「FashionLabは、極めて自然な形で創作プロセスを進化させることができます。高級ファッション業界は、FashionLabから多くの恩恵を得ることができるでしょう。高度な仮想化や視覚化技術があれば、頭の中に浮かんだアイデアを瞬時にリアルな具体像にして、デザインに取り込めるようになります。」
FashionLabがファッション業界に提供していく技術の多くは、これまで市場になかったもので、今後より一層、競争優位性を高め、高級品市場の将来を築くことでしょう。デザイナーたちはコレクションの創作に必要な製品やツールをダッソー・システムズの全ブランドから選び、活用することができるようになります。FashionLabでは、デザイナーがイマジネーションを膨らませ、明日のファッション界の姿をより早く鮮明に描けるようにし、そのイメージをデザインの依頼主にいち早く伝えることができるよう支援します。また、プライベートで、かつセキュリティの行き届いたソーシャル・ネットワークを通じて、知見を共有できるようになります。
ジェローム・ベルジェレはさらに次のように付け加えます。「FashionLabはファッション・デザインの領域として捉えられていた境界線を変えようとしています。我々の使命は、ファッション業界のニーズを満たし、スタイリングから最終的なバイヤーに至るまでのエンド・トゥ・エンドの創作プロセスを一括してサポートできる3D バーチャル・モデリングやコラボレーション・ツールを開発することです。FashionLabを利用するデザイナーは、イマジネーションを無限大に広げ、最先端のソフトウェア・テクノロジーを使ってファッション業界の明日を築いていけるのです。」
ジュリアン・フルニエ氏は次のように述べています。「私は3Dがファッション業界のデザインやコラボレーションの在り方を根本的に変えると信じてきました。ダッソー・システムズとのパートナーシップを通じて、その想いをさらに強くしています。私が率いるファッションハウスが今回のプロジェクトに参加することは、とてもエキサイティングです。」
フランソワ・クエンティン氏は次のように続けます。「FashionLabに集まる関係者の皆さんのエネルギーや情熱、そしてここで利用できる多彩な製品に魅了されています。FashionLabを通じて開発される明日の技術は大きなビジネスチャンスを生み、今後の成功を約束してくれるでしょう。私自身は、未来の腕時計を製作するという取り組みの、まさに中心的な役割を果していると感じています。」
FashionLabに関するより詳細な情報をお求めの方は、https://www.3ds.com/industries/home-lifestyle (英語)をご覧ください。
ダッソー・システムズ について
ダッソー・システムズは、人類の進歩を促進する役割を担う企業です。1981年の設立以来、同社はバーチャル世界を開拓し、消費者、患者、市民などすべての人々の現実世界をより良い方向へと導いてきました。ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームを通じて、あらゆる規模、業界の37万のお客様が協力し、製品やサービスを創出、製造することで持続可能な革新を生み出し、社会に対して意義のある影響をもたらすことができます。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja/(日本語)、https://www.3ds.com/(英語)をご参照ください。