ダッソー・システムズ、DS Design Studioの設立を発表

仏ベリジー発

 

参考日本語訳

 

3DとPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)ソリューションにおけるワールド・リーダーであるダッソー・システムズ(本社:仏パリ、Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は、「DS Design Studio」の設立を発表しました。DS Design Studioは、ダッソー・システムズおよびダッソー・システムズが提供するPLMオファリング全体でデザインの卓越性(デザイン・エクセレンス)を活用し、広めていくことを使命としています。世界的に著名な工業デザイナー Anne Asensio(アン・アセンシオ)が統括するデザインのプロフェッショナルチームDS Design Studioは、革新的なデザインをPLMの中心に融合することで、お客様企業が競争力を強化していただけるよう支援していきます。

DS Design StudioはCATIAのR&D部門と協力して、グローバルなコラボレーション環境の中でデザイナー特有のニーズに直接、対応することができる製品群の開発に取り組んでいます。新たに開発されたCATIA Design Studio Solutions Portfolioには、3Dの世界でデザイナーが自らの感性をかたちにしたり、より斬新なアイデアを模索したりできるように、直感的な操作で扱うことができ、最新技術を用いたデザイナー専用のアプリケーション群が含まれています。バーチャルなクレイ・モデルを使用するアプローチにより、ゼロからでも、あるいは二次元のスケッチベースからでも、デザインを始めることができます。正確な形状がすぐに作成できるため、効果的かつ効率的なコミュニケーションに役立ちます。また、完全なデザインが共有できるため、マーケティングから設計、製造部門まで幅広いプロジェクト関係者全員が十分にデザインを理解することができます。これにより、コンセプト開発から製品の生産まで真に融合したアプローチを、統合された最適な方法で取り入れることができ、チームのリソースとエネルギーを新たなイノベーションの実現に注力することができます。

ダッソー・システムズのDesign Experience担当Vice Presidentである、Anne Asensioは、次のように述べています。「DS Design Studioは、デザイン意図がPLMフローの中心に据えられるようにサポートします。私達の目的は、デザイナーが最初に意図したものがPLMプロセス全体を通して保たれるようデザイナーを支援することです。3Dを使ったグローバルなデザイン・レビューでは、バーチャルで実体験に近い体感を共有することができ、デザインの革新を新たなレベルへご案内します。従来、デザインとPLMは別々の世界に属するものと捉えられがちでしたが、実はこれらはつながっているのです。」

欧州連合(EU)では、製品の環境に対する影響の80%以上は、製品のコンセプト開発の段階で決まると推定しています。開発の初期段階から、企業やデザイナーがエコ・デザインを確実に実現できるよう、「CATIA Design Studio」は、CATIA V5 ナレッジウエアのインフラをベースとしています。CATIAが企業資産を統合し、プロジェクト関係者が環境コンプライアンスに沿ったデザインを配慮しながら、初期のアイデア段階から製品のリサイクルに至るまでエコ・デザインを実践することを可能にします。

DS Design Studio およびCATIA Design Studioの詳細については、以下のサイトをご覧下さい。
http://www.3ds.com/designstudio (英語)

ダッソー・システムズ について

ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人々の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの考案、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義でき、結果として、世界をより持続可能なものにするために価値ある影響を及ぼすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。