ダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は本日、自動車業界向けに各種製品やサービスを提供している Batz グループ (スペイン) が 3DEXPERIENCE プラットフォームを導入したことを発表しました。Batz グループは長年にわたってダッソー・システムズの製品を利用しており、自社のビシネス プロセスや世界市場における競争力の強化を見据え、すべてのアプリケーションを 3DEXPERIENCE プラットフォームに移行することにしました。
自動車業界の企業は、新しいテクノロジーや車両の複雑化への対応をますます急いでいます。こうした中で、Batz グループ のような自動車部品メーカーは、グローバルに展開する大手自動車メーカーとのビジネスを進める上で、市場の要求に応える質の高い金型や各種システムを迅速に提供できるよう、自社の能力や設備の強化を求められています。Batz グループ は、3DEXPERIENCE プラットフォームをベースにした「ビッド・トゥー・ウィン」インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスを導入して、自社の機動力や工程管理能力を引き上げ、自動車用機械設備や制御システムの品質と安全性を高め、市場への迅速な投入を実現します。
Batz グループ は、プロジェクト管理機能を単一のデジタル・プラットフォーム上に統合し、そのうえでさまざまな部門の関係者をスムーズに連携させることで、作業の迅速化や効率化を促進します。チームは製品ライフサイクル全体を通じて、リアルタイムで連携しながら業務にあたることができます。このためプロジェクトに参加するOEMカスタマーとサプライヤーとの間でも、開発の進捗状況や製品データ、要件管理に関する最新情報を利用・共有することができます。
Batz グループ で CAD/CAM、PLM を統括する Jose Angel Fernandez Gutiérrez 氏は次のように述べています。「自動車部品業界の競争が激化する中で、当社はドキュメント管理や CAD 管理、部品表、プロジェクト管理などの機能をダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE プラットフォームに統合することにしました。導入後はさまざまなことが大幅に改善されました。受注の増加、プロジェクト データへの迅速なアクセスや生産時間の短縮が実現され、製品の品質低下や生産コスト上昇のリスクも抑えられ、製品を素早く市場に投入できるようになりました」
ダッソー・システムズの自動車・輸送機械・モビリティ業界担当バイス・プレジデント、ローレンス・モンタナリは次のように述べています。「自動車部品メーカーは現在、かつてない成長機会を見据えた大きな岐路にあります。世界的な競争の高まりや常に変動する顧客ニーズへの準備を怠れば、市場競争についていくことは困難になります。3DEXPERIENCE プラットフォームを導入することにより、Batz グループ を始めとする自動車部品メーカーは、業界の課題を克服し、市場機会を市場優位性へと転換していくことができます」
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーとして、人々の進歩を促す役割を担います。当社は持続可能なイノベーションの実現に向けて、企業や人々が利用する3Dのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、患者、市民あるいは消費者のために世界の持続可能性を高めるべく、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを使って現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出し、さらなるイノベーション、学び、生産活動を追求しています。ダッソー・システムズ・グループは140ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供します。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。
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