サムソン・カオウ
アジア太平洋地域担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント
2020年にダッソー・システムズの執行委員会メンバーに就任したサムソン・カオウは、アジア太平洋地域(南アジア、中国、韓国、インド、日本を含む)における弊社プレゼンスの強化に従事しています。各国のディレクターおよび現地パートナーによるエコシステムの支援を受けながら、ダッソー・システムズが注力しているセクター(製造業、ライフサイエンス&ヘルスケア、都市・インフラ)において、お客様との長期的な信頼に基づく関係を構築および促進する任務を担い、
より持続可能で経験を重視した、生成経済への変革プロセスをサポートしています。また、バーチャルツインおよび3DEXPERIENCE®プラットフォームの広範な機能を活用して、より少ないリソースでより多くの成果を達成しながら収益性を維持する、迅速なイノベーションおよびオペレーションの効率化により、顧客の競争優位性の獲得を強化しています。
サムソン・カオウは、お客様との深い信頼関係を築きながら、新たな市場を開拓する手腕が評価されています。また、優れた組織と推進力のあるチームを組み合わせて、今日の技術・創造力・産業面の課題に対応するために必要なソリューションを促進および提供しています。
特にアジア地域において、研究開発、プリセールス、セールス&サポートなどの分野で長年にわたって要職を務めることで培った広範な専門知識を職務に活かしています。
サムソン・カオウは、1989年に研究開発チームの一員としてダッソー・システムズに入社後、1995年に韓国および中国のCATIAおよびENOVIAのプリセールスを担当して、IBMチームと連携して業務を推進。その後、韓国の製品ライフサイクル管理(PLM)コンピテンシー・センターの責任者に任命され、東南アジアおよびインドでも同様に任務を担当。
2001年にダッソー・システムズの自動車コンピテンシー・センター(フランス)の責任者(エンジン&シャシーのプロセス・ソリューション担当)に任命され、ヨーロッパを拠点とする自動車業界のお客様とのベンチマークとなるCATIA V5契約を締結。2004年に日産自動車株式会社のPLMプロジェクトにおいて先導的な役割を果たし、消費者の利便性および顧客価値に重点を置いたポートフォリオを提供するために、インダストリー・ソリューション・センターを設立。
また、2006年に設立されたダッソー・システムズの韓国オフィスにおいて、リーダーシップを発揮して、Hyundai社をはじめとする主要メーカーとのパートナーシップを構築するとともに、再販業者を通じてお客様との間接的なエンゲージメントを促進。
2008年から2010年にかけてヨーロッパにおけるサポート・サービスを担当して、ルノー社およびダッソー・アビアシオン社などの主要なプロジェクトで指導的な役割を果たしました。
2011年に東南アジア、オーストラリア、ニュージーランドのお客様に対応するために、ダッソー・システムズのアジア/南太平洋事業拠点をシンガポールに設立。
2016年にダッソー・システムズのインド・オフィスのマネージング・ディレクターに就任して、都市・インフラのセクターにおいて、L&T社をはじめとする主要なパートナーシップを締結。
1987年にフランスの国立先端技術学校(ENSTA Paris)を卒業。