Patrick Johnson

コーポレート・リサーチ&サイエンス担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント

2004年からコーポレート・リサーチ&サイエンス部門の責任者を務めている同氏は、2023年から経営陣の一員を務めています。

AI搭載の3D UNIV+RSESの科学的基盤を確立し、製造業、ライフサイエンス・ヘルスケア、インフラ・都市などの変革を推進するとともに、世界的な生成経済への移行に取り組んでいます。

また、進歩の触媒として科学を重視する立場から、社内トップクラスの研究チームと連携し、グローバルな科学ネットワークを構築し、画期的なイノベーションを推進しています。同氏の取り組みは、科学の進歩が消費者、患者、市民に利益をもたらし生活を向上させるという信念と「製品・自然・生活の調和」という企業ミッションに基づいています。

1996年にソフトウェア・エンジニアとして入社以来、弊社の科学技術の方向性を見極める重要な役割を担い、主要な革新的製品や特許の開発に貢献してきました。製品ライフサイクル管理インフラからCATIA主力ブランド向けのバーチャル製品設計ソリューションまで、研究開発部門で幅広い職務を経験した後、人工知能部門の責任者に就任。AIを活用したナレッジ・ベースのエンジニアリングや、業界全体でのナレッジ資本化・管理において画期的な成果を上げました。

2004年にはコーポレート・リサーチ部門の責任者に就任し、ダッソー・システムズの全ブランドにおいて、複数分野の拡張性のある強力なアプローチを推進しました。同氏は、数学、データ・サイエンス、生物学、医学、化学、材料科学、物理学、地質、システム・オブ・システムズなど、弊社の比類のない幅広い分野にわたる科学分野への拡大に重要な役割を果たすとともに、統合型科学プラットフォームの構築を推進し、さらにグローバルなイノベーション・エコシステムを大幅に拡大しながら、主要研究機関や団体との官民提携の促進にも貢献しています。

ライフサイエンス・ヘルスケア分野では、特にライフサイエンス向けのエントツーエンドのプラットフォームであるBioIntelligenceの成功、バイオスフィアのモデリングに注力するBIOVIAブランドの拡大、臨床試験向けMEDIDATAの統合などにより、事業多角化において主要な役割を果たしています。

学歴:ISAE-SUPAERO(航空宇宙高等学院)卒業。フランス国立技術アカデミー会員。フランス国立デジタル科学技術研究所(INRIA)およびその他主要機関の科学諮問委員会メンバー。