Grégory Abate

同氏は、2023年にダッソー・システムズに副事務局長として入社後、2024年より事務局長を務め、執行委員会のメンバーでもあります。

持続可能性、主権、信頼性が重要な差別化要因となる中、価値創造プロセスを通じて企業ガバナンスと管理を統合する戦略的役割を果たしています。

また、企業ガバナンス、公共政策、内部監査および統制など、幅広い業務を統括しています。ダッソー・システムズは世界中の規制や倫理基準を遵守するだけでなく、それらを先取りすることにも努めています。そのため、同氏のミッションには、事業のレジリエンスを確保し、リスクを軽減するとともに、持続可能な成長に向けた新たな道を切り拓くことが含まれます。

さらに、経営陣と取締役会との連携を担い、長期的な戦略的ビジョンに沿ったガバナンス・フレームワークを推進し、「バーチャル・ワールドを活用して消費者、患者、市民に利益をもたらす」目標をサポートしています。

ダッソー・システムズ入社以前、フランス政府にて上級職を務め、大統領府および首相府で勤務。また、主要な経済・税制改革の立案や実施に携わり、豊富な経験を積んだことが現在の職務にも活かされています。それ以前は欧州委員会において、エネルギーおよび環境分野の競争政策を担当していました。

学歴：École des Mines（工学部）、Sciences-Po Paris、フランスの上級官僚養成の最高学府École Nationale d'Administrationを卒業。ソルボンヌ大学でビジネス法の修士号を取得し、パリ弁護士会所属の弁護士資格を有しています。