PowerFLOW の新機能

数値流体力学シミュレーション・ソフトウェア

SIMULIA PowerFLOW 2020 R2 リリース

PowerFLOW 2020 リリースは、「構想から認証取得までのデジタル設計」を実現するための主要なソリューションを搭載しています。Refresh 2 は構想設計段階とエンジニアリング段階でこれらのソリューションを基盤として構築され、設計ガイダンスがさらに包括的になり、熱メッシュの準備が強化され、新しい詳細な結果解析機能が装備されています。

Refresh 2 では、DesignGUIDE の機能が次のように強化されています。設計空間で PowerDELTA 部品バリアントを使用して、さまざまな部品を代用できるようになりました。シミュレーション結果を直接設計スタディ・ビューアで表示することにより、設計とフローの物理解析を直接連携できます。応答境界グラフは、設計の変更が相互に作用して性能に与える影響を示します。最後に、PowerINSIGHT の新しい実行管理機能を使用すると、設計スタディでのシミュレーションの実行を自動化できます。

PowerDELTA には、PowerTHERM メッシュの作成を改善し、スピードアップするための新機能が数多く導入されています。ローカル・リメッシュ操作を新しいアルゴリズムと新しい UI で刷新して、非常に高い品質の PowerTHERM メッシュを作成できるようになりました。ボリューム・メッシュ作成では、部品内の厚いエリアを検出し、それぞれに個別のシェルを作成できるようになりました。ボリューム・メッシュの診断、変形、エクスポートを実行する追加の拡張機能が導入されました。さらに、新しいフィルター・オプションがパーティション・マネージャーに追加され、数千もの PID を処理する際のユーザー・エクスペリエンスが向上しました。

PowerVIZ には、詳細な結果解析用に、Surface Line Integral Convolution、Boundary Layer Graphs、External Data Tool という 3 つの新機能が導入されています。Surface Line Integral Convolution では、サーフェス上のほぼすべての点でフロー・パターンが表示され、フローの分離と再循環が高い精度で識別されます。Boundary Layer Graphs を使用すると、サーフェス形状に直交するスカラー・フィールドの変更を解析して、フロー分離などの詳細なフロー挙動を正確に把握できます。External Data Tool は、実験やその他のシミュレーションなどの外部プローブ・データをインポートし、空力シミュレーションや熱シミュレーションの解析をより簡単に比較でき、便利です。

SIMULIA PowerFLOW 2020-R2 (Physics 5 および Physics 6 バージョンを含む)は、ダッソー・システムズのダウンロード・プラットフォーム(https://software.3ds.com/)からダウンロードでき、SIMULIA Cloud で使用できます。