Scania、IBMとDassault Systemesの製品開発技術を

大手トラック・メーカー、CATIA V5の標準採用し、
製品開発を向上するコラボレーティブ3Dワークスペースを構築

Stockholm, Sweden and Paris, France, July 23, 2002 - トラック、バス、エンジン製造の分野における世界有数メーカーであるScaniaは2002年7月23日、製品開発と製品データ管理ソリューションの構築に向けて、IBMおよびDassault Systemes (Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA)と契約したことを発表しました。このプロジェクトでは、6ヵ国に渡るScaniaの製品開発拠点および生産センターにおいて、Dassault SystemesのCATIA V5、ENOVIAVPM、DELMIAアプリケーションを800ユーザー以上導入します。この契約は、製品開発の幅を広げ、効率を高めるというScaniaの戦略における最新ステップとなります。<br/>

このパッケージの一環として、Scaniaの3,000名の従業員が、WebベースのツールであるENOVIA 3d comにアクセスし、オンラインで製品製造情報を参照および検索することが可能となります。IBMからはまた、製造プロセスのバーチャル定義とシミュレーションを行うDELMIA製品が提供され、IBMのローカル・ビジネス・パートナーであるDelfoiは、テクニカル・サポートを提供します。新システムは、2003年後半に運用開始、2005年の中旬には全社的に移行する予定です。<br/>

スウェーデン、セーデルテルエのScaniaテクニカル・センター、head of Technical Development and Product Development Supportである Goran Hammarbergは、「ツール・メーカー、研究所スタッフ、製造、マーケティング、そしてサービス・スタッフなど、製品開発プロセスに関わるすべての部門が、同時に作業することができ、組織のすべての領域からトラックに関する評価と洞察を受け入れる態勢にすることが、我々のビジョンである。

最新のPLMソリューションであるCATIA V5、ENOVIAVPM、ENOVIA 3d com、そしてDELMIAの導入により、新トラック開発に関わるすべての人が同一プラットフォーム上での作業が可能となり、このビジョンがサポートされる」と述べています。<br/>

IBMとDassault Systemesは、世界の大型トラック業界上位10社中8社にPLMとその他ITソリューションを提供しており、今回の契約によりトラック業界への進出を確実のものとします。IBM Product Lifecycle Management、vice president Europe Middle East AfricaであるKlaus Schaeferは、「Scaniaは、最高品質の車両を納入することで有名だ。同社は常に競合の先を行くことを決めており、CATIA、DELMIA、そしてENOVIAを採用して標準化を図るという今回の決定が、このリードを今後も保証するということを我々は確証している。

今回のScaniaとの協業は、自動車/産業用車両市場、そしてすべての製造業におけるIBMの更なるストロングホールドを証明する」<br/>

と述べています。

Dassault Systemes のexecutive vice president Sales and MarketingであるEtienne Droitは、「この契約は、Scaniaのような業界リーダーが、統合3D PLMソリューションのもたらす価値を理解しているという明快な例である。

Scaniaは、CATIA、DELMIA、そしてENOVIAを使い、デジタル設計からコラボレーティブ・データ管理、製造、そしてサポートに至る製造プロセス全体をカバーすることになる。これにより、チームや部門の垣根を越えて、データを更新、共有、そして再利用することが可能となり、その結果市場への即応性を高めることができる」と述べています。<br/>

Scaniaでは、1,300人を超える研究者と製造技術者が研究開発に従事しています。これまでは、約500人の従業員が使用するCATIAの旧バージョンを含めて、異種混成のCAD環境がベースでした。今後は、よりパワフルで、使いやすく、高機能のCATIAバージョン5ベースで標準化されることになります。この単一共有ツールを使って、生産組織のあらゆる部分が、製品開発の最も初期の段階から、新しい技術ソリューションに参加し、その構築の仕方に関与することができます。 <br/>

Hammarbergはまた、「これまで、会社全体にわたり、Scaniaのすべての異なるCADプログラムを機能させるために、製品開発における根本的なスキームの練り直しを行ってきた。

ツールを標準化することで、スタート時点に戻り、組織の異なる部門で作成されたマスター・スキームに要素を追加することが容易となり、極めて莫大な時間が節約されることになる。標準化による時間の節約ももちろんであるが、最大の利益となるのは、製品開発での部門間協力、並行プロセスによる品質の向上である。たとえば、シャシー・アセンブリーでは、IBMおよびDassault SystemesのPLMソリューションとメソドロジーにより、構成変更が削減または完全に解消され、アセンブリーの安全と品質両方の向上がもたらされると期待される」と述べています。

ダッソー・システムズ について

ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーとして、人々の進歩を促す役割を担います。当社は持続可能なイノベーションの実現に向けて、企業や人々が利用する3Dのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、患者、市民あるいは消費者のために世界の持続可能性を高めるべく、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを使って現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出し、さらなるイノベーション、学び、生産活動を追求しています。ダッソー・システムズ・グループは140ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供します。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。

 

3DEXPERIENCE、Compassアイコン、3DSロゴ、CATIA、BIOVIA、GEOVIA、SOLIDWORKS、3DVIA、ENOVIA、NETVIBES、MEDIDATA、CENTRIC PLM、3DEXCITE、SIMULIA、DELMIA およびIFWEは、アメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズ(ヴェルサイユ商業登記所に登記番号B 322 306 440 で登録された、フランスにおける欧州会社)またはその子会社の登録商標または商標です。