ダッソー・システムズの3DVIAコミュニティにREALVIZ®のフォト・モデリング技術を採用

バーチャル・ライフ・エクスペリエンスに向けフォト・リアリスティック環境を実現

仏パリ発2007年6月26日付発表のプレスリリース参考日本語訳

ダッソー・システムズ(本社:仏パリ、Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065、DSY.PA)は、業界トップクラスのイメージ処理ソフトウエア開発会社であるREALVIZ®との提携を拡大し、同社の技術をダッソー・システムズが展開する「3DVIA」のオンライン・プラットフォームおよびサービスに組み込むことを発表しました。Realviz VTourソフトウエアは、写真からビデオにいたるまでフォト・リアリスティックな3D環境を実現するもので、Virtoolsで作成されるインタラクティブな3DVIAライフ・エクスペリエンスに幅広く利用されます。

REALVIZのCEOであるDominique Pouliquenは、「ダッソー・システムズのエコシステムの一員になることを非常に嬉しく思い、3DVIA戦略を全面的に支持します。今回のダッソー・システムズとのパートナーシップ拡大により、イメージベースのモデリングの範囲が、3Dライフ・エクスペリエンスへと拡大していくという点からも、弊社のユーザーに計り知れない価値をもたらすことでしょう。」と述べています。REALVIZのVTourは、一つの写真あるいはパノラマ写真から、実在の環境での、フォト・リアリスティックな3Dバーチャル・ツアーを作り出します。多角形プリミティブと自動フォト・テクスチャリングを使用した、画期的なイメージベースのモデリング技術によって、3Dバーチャル環境をリアルタイムで作成する新しいアプローチのソリューションです。

ダッソー・システムズの3DVIA R&D担当 Vice PresidentであるFlorence Huは、次のように述べています。「このソリューションの組合せは、設計段階の製品検証、消費者テスト、トレーニング等に至るまで、マーケティングやコミュニケーション・キャンペーンに非常に大きな価値をもたらすでしょう。REALVIZのVTourから生成されたイメージベースの3D背景を、Virtoolsに連動させることで、リアルとバーチャルが組み合わされた実世界にそっくりな体験を楽しめるようになります。」

REALVIZがリリースするVTourの新バーションは、コンテンツ作成業界としては初めて、 3D HDR (High Dynamic Range)シーンの作成機能を備えています。3D HDRシーンは、設計者とコンテンツ作成者が、SIBL(Spatial Image-Based Lighting)を通じて以前は到達できなかった限界にまで、3Dレンダリングのリアリズムを引き上げるものです。VTourで作成されるHDRテクスチャー・マップとそれに対応する3D形状は、もとの写真に映っている実際の光に奥行きを与えます。

 

ダッソー・システムズ について

ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人々の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの考案、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義でき、結果として、世界をより持続可能なものにするために価値ある影響を及ぼすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。