仏シュレーヌ発2008年1月24日付発表のプレスリリース参考日本語訳
3DとPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)ソリューションにおけるワールド・リーダーであるダッソー・システムズ (本社:仏パリ、Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は、「PLM 2.0」およびその新たなプラットフォームとなる「V6(バージョン6)」を発表しました。“PLM online for all(あらゆる人がオンラインで利用できるPLM)”となるPLM 2.0は、だれもが製品をバーチャルに体験できる3Dオンライン環境で、これによりすべてのユーザーからのインタラクションによる知的資産を創出します。V6 は、PLM 2.0を実現するダッソー・システムズの次世代プラットフォームです。
ダッソー・システムズの社長兼最高経営責任者であるベルナール・シャーレスは、次のように述べています。「PLM 2.0は、Webの世界においてWeb 2.0がもつのと同じ意味合いをPLMの世界にもたらすもので、オンライン・コミュニティの集合した知能(collective intelligence)を活用します。3Dというユニバーサル言語により、だれもが製品を想像、共有、体験できるようになります。PLM 2.0は、アイデアを製品体験へ、また実生活へと繋げることで、ナレッジ(知的資産)をもたらします。また、あたかも実体験のように感じるライフ・エクスペリエンスでは現実世界とバーチャルの世界が融合します。V6では、ネットワークでつながるPLMソリューション群を通じ知的資産をすぐに活用できるようになり、だれもが実際にバーチャルに製品を試用できる環境を実現します。」
SchulerのPLM managerであるWalter Knoblauch氏は、次のように述べています。「オンライン・コラボレーションとコンテンツ・オーサリングは、我々のビジネスに欠かせません。現在のグローバルなビジネス環境では、世界24時間体制で機能することが求められています。V6では、簡単なWeb接続で人々がリアルタイムで同時に協調して業務に取り組めるようになります。そして3Dインターフェース、ユーザー・エクスペリエンス機能を使い、設計者、サプライチェーン、エンドユーザーなどのだれもがプロダクト・ライフサイクルに容易に参画できるようになります。これにより、我々は従来以上にお客様のニーズにあったイノベーションを迅速かつ効率的に実現することができます。」
ダッソー・システムズのProduct - R&D担当Senior Executive Vice PresidentであるDominique Florackは、次のように説明しています。「V6は、あらゆるPLMビジネスプロセスのための単一のPLM 統合プラットフォームであり、だれもがどこでも利用することができ、エンジニアグループからビジネスユーザー、一般消費者までをつなぐものです。さらにV6は、ベースに組み込まれたMatrixOneテクノロジーにより、データソースがどこにあるかにかかわらず、あらゆる知的資産へインテリジェント・アクセスが可能です。V6はSOA標準に準拠し、迅速に導入できるオープン・プラットフォームです。」
V6は、お客様のPLM戦略へのニーズに対し以下のように価値を提供します。
ダッソー・システムズのV6 PLMソリューション(CATIA、DELMIA、SIMULIA、ENOVIA)は、2008年5月に利用可能となる予定です。従来の主要バージョンと同様、ダッソー・システムズはお客様の既存のPLM資産のバリューを拡張しV5(バージョン5)リリースの開発も継続するとともにV6への移行も行えるようにします。これらの取り組みの一環として、今回同時に発表されたENOVIA MatrixOne 10.8は、V6対応となり、ENOVIA MatrixOneユーザーは10.8にアップグレードすることでV6の利用が可能になります。
V6についての詳細に関しては、こちらのサイトをご覧下さい。
URL: http://www.3ds.com/V6 (英語)
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人類の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの創出、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義できるので、世界をより持続可能にするために意義のある影響をもたらすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万を超えるお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。
3DEXPERIENCE、3DSロゴ、Compassアイコン、IFWE、3DEXCITE、3DVIA、BIOVIA、CATIA、CENTRIC PLM、DELMIA、ENOVIA、GEOVIA、MEDIDATA、NETVIBES、OUTSCALE、SIMULIAおよびSOLIDWORKSは、フランスの法律に基づいて設立された欧州会社(Societas Europaea)であり、ヴェルサイユの商業裁判所書記課に登記番号322 306 440で登録されているダッソー・システムズ、またはアメリカ合衆国やその他の国におけるダッソー・システムズの子会社の商標もしくは登録商標です。