ダッソー・システムズとVolvo IT、Volvo PentaにENOVIA V5を導入

ENOVIA V5 PLMソリューション、Volvo Pentaの主要事業をワールドワイドにサポート

スウェーデン、エーテボリおよび仏、パリ発 2004年10月11日―ダッソー・システムズ(Nasdaq: DASTY, Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は2004年10月11日、Volvo PentaにおけるENOVIA V5 PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)ソリューションの導入展開において、Volvo ITとサービス契約を締結したことを発表しました。Volvo Pentaは、船舶および産業向けエンジンやパワーシステム一式を製造するリーディング・グローバル企業です。

ダッソー・システムズは、Volvo PentaでPLMを展開するためのテクニカル・コンサルティング・サービスと業界プロセスにおける専門スキルをVolvo ITに提供します。Volvo ITはプライマリー・システムインテグレーターとして、最大で400同時ユーザーに対応するENOVIA V5の展開を指揮します。

ダッソー・システムズが開発するIBM PLMソリューションENOVIA V5は、製品ライフサイクルおよびエクステンディッド・エンタープライズにわたる、柔軟な製品開発プロセスの展開を実現することにより、製造業の開発・製造コストを削減します。

2003年初期に、Volvo PentaはENOVIA V5の活用を開始しました。同社では、スウェーデンと米国の拠点間において、200ユーザーの共有を可能とする最初のグローバル・インプリメンテーションを完了しました。この最初の展開でVolvo Pentaは、内製の製品データ管理(PDM)システムをENOVIA V5にリプレイスしました。新フェーズでは、ENOVIA V5の同時ユーザー数を2005年3月までに2倍の400ユーザーまで拡大する予定です。

Volvo IT PLM Solution CenterのdirectorであるAnders Romareは、「この新規フェーズはVolvo Pentaのビジネス効率を向上し、複数の社内システムのリプレイスを可能とする新しい機能を導入する。また、Volvo ITの北欧地域におけるPLMビジネスの成長とともに、Volvo ITとダッソー・システムズとのパートナーシップはより一層深まっていくだろう。」と述べています。

ダッソー・システムズのglobal account manager for AB VolvoであるDidier Gaillardは、「完成度の高いPLMソリューションの構築、カスタマイズ、そしてバリデーションなど、我々の高度な専門スキルは、この新しいプロジェクトを成功へと導く決定打になるだろう。今後もVolvo ITとともに、Volvo PentaのPLMビジネス・トランスフォーメーションを継続していく。」と述べています。

ダッソー・システムズ について

ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人々の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの考案、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義でき、結果として、世界をより持続可能なものにするために価値ある影響を及ぼすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。