ダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は本日、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の感染拡大を受けて、顧客、取引先、コミュニティへの支援についてあらためて発表しました。現在、ダッソー・システムズでは、各国での取り組み例や現在進行中のイニシアチブなど、あらゆる支援を展開しています。様々な業界で採用が進んでいる当社の3DEXPERIENCEプラットフォームは、コラボレーティブ・イノベーション、モデリング、シミュレーション、データ・インテリジェンス等の機能により、場所やデバイスを問わない人々の連携を後押しします。
取り組みの概要
ダッソー・システムズの副会長兼 CEO であるベルナール・シャーレスは次のように述べています。「当社は、従業員やお取引先ならびにお客様の安全を確保しつつ、3DEXPERIENCEを活用してどこからでも共同作業に取り組めるよう、COVID-19に対処する施策を進めてきました。当社が世に送り出してきた数々の新しいアプローチは、研究開発、製造エンジニアリング、ロジスティクスといった領域でのイノベーションを推進していますが、それらのアプローチは、オンラインで共有できるバーチャル・ツイン エクスペリエンスを活用しています。当社の製品をお使いいただいている3Dユーザーの裾野は広く、その方々が自宅からでも共同作業に参画できるようにすることは、ユーザーの皆様の士気向上に大きく寄与します。これにより、現在進行中のプロジェクトを止めることなく、さらに前向きな視野を持って互いに学び合うことが可能になります」
l クラウド版3DEXPERIENCEプラットフォームの通常運用を継続し、顧客や従業員のセキュアなリモートワークを支援
感染予防および感染拡大防止を目的に、社会的距離の確保やオフィスの閉鎖などの事態に直面し、多くの顧客がリモートワークを余儀なくされています。こうした中、当社のクラウド版3DEXPERIENCEプラットフォームは通常通り稼働しており、最先端のリモートワーク機能を提供することで、プロジェクト開発における計画・立案、進捗確認、実行等をリモート環境下で実現します。
顧客は自宅にいながらにして必要なデータにアクセスしながら業務を継続し、ビジネスを継続できます。コミュニティ、プロジェクト・マネジメント、ビジネスといった不可欠な要素をクラウド上へと拡張することで、リアルとバーチャルの間の連続性を確保できます。
l ライフサイエンス&ヘルスケア 向けに、バイオ医薬品の臨床試験における短期的な課題を解決し、ロジスティックス・プラットフォームを整備するためのインダストリー・ソリューションを開発
Medidataの定評あるプラットフォームを基盤とするダッソー・システムズのインダストリー・ソリューションは、バイオ製薬企業、学術・研究機関、スタートアップにおけるデータの分析と共有を可能にします。これによって、科学におけるコラボレーティブ・イノベーションの促進、臨床試験結果の迅速な収集、需要に応じた製造プロセスの最適化が実現します。
ダッソー・システムズは、バイオ製薬企業が業務を加速させイノベーションを推進できるよう、新しいソリュ―ション群の構築に取り組んでいます。また当社の流体シミュレーション製品であるSIMULIA XFlowは、中国・武漢に新しく建造された雷神山医院における空調システムの設計とシミュレーションに活用されました。
l 専任カスタマーサポートチームにより、顧客のリモートワークへの移行を支援
ダッソー・システムズは、顧客企業が遠隔地にいるユーザーと3Dデータを共有できるよう、クラウドベースの3Dデータ・レポジトリへのアクセスを提供しました。これまで使用してきたレガシーデータやユーザーを3DEXPERIENCEプラットフォームとつなぐと同時に、これまでプラットフォームを利用していなかったすべてのユーザー (CATIA V5, SOLIDWORKS, その他のCADの使用者) も、3DEXPERIENEプラットフォームを介して、より広範囲にわたって3Dを使ったクラウド・コラボレーションができるようになります。
l リモート環境からでも業務を進められる柔軟なオンライン・コラボレーション環境とオンライン・トレーニングを用意
当社のテクニカル・サービスチームは、これまでのベスト・プラクティスをもとに、パートナー各社が現状のプロジェクトやサービスを継続できるよう支援しています。テクニカル・サービスチームは通常どおり業務を継続しており、リモートワークにも対応し、パートナー各社が被る影響を最小限に留めながら、目標数値を達成できるよう、エンゲージメント・チームの再配置に伴うライセンス利用条件の緩和、クラウド移行の支援などを行っています。
また当社では、eラーニング・セットを拡充しており、パートナー各社が在宅勤務を行っている間も、スキルや知識を身につけられるよう、自習式のトレーニングやオンライン認証プログラムを提供しています。
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーとして、人々の進歩を促す役割を担います。当社は持続可能なイノベーションの実現に向けて、企業や人々が利用する3Dのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、患者、市民あるいは消費者のために世界の持続可能性を高めるべく、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを使って現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出し、さらなるイノベーション、学び、生産活動を追求しています。ダッソー・システムズ・グループは140ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供します。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。
3DEXPERIENCE、Compassアイコン、3DSロゴ、CATIA、BIOVIA、GEOVIA、SOLIDWORKS、3DVIA、ENOVIA、NETVIBES、MEDIDATA、CENTRIC PLM、3DEXCITE、SIMULIA、DELMIA およびIFWEは、アメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズ(ヴェルサイユ商業登記所に登記番号B 322 306 440 で登録された、フランスにおける欧州会社)またはその子会社の登録商標または商標です。