SIMULIAブランドを投入、リアルな3Dシミュレーションを実現する次世代ソリューショ ンの開発を支援

仏、パリで2005年10月4日付発表のプレスリリースの日本語訳

 

ダッソー・システムズ(本社 仏パリ DS - Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は、高度な有限要素解析ソフトウエアにおける確立したリーダー企業として知られるABAQUS Inc.の買収が完了したことを発表いたしました。現金払いによる買収額(キャッシュバランスと推計税効果の考慮前)は4億1,300万ドルでした。ダッソー・システムズは、SIMULIAを新たに自社ブランドに加えることも発表しています。


ダッソー・システムズの社長兼最高経営責任者であるベルナール・シャーレスは、「当社のお客様が優先課題に挙げているのは、リアルなシミュレーションをさらに拡大・統合し、ワークフローの信頼性と効率を高めることです。ABAQUSの買収および統合された複合物理シミュレーション・プラットフォームであるSIMULIAへの投資により、リアルな3Dシミュレーションの利点をさらに幅広いお客様層に提供可能になります。5カ月の統合準備期間を通じABAQUSの優れたチームとも溶け込むことができ、我々は彼らがダッソー・システムズのファミリーに加わることを歓迎いたします。ABAQUSの現CEOであるMark Goldstein氏はその任務を拡大し、新しいSIMULIAブランドのCEOとしてSIMULIAのポートフォリオを統括する予定です」と述べています。


Mark Goldsteinは、「SIMULIAに関する将来ビジョンと、ダッソー・システムズの同僚たちとの協力がもたらす機会に大いに期待しています。シミュレーション市場は活気にあふれ大きな成長の機会を秘めており、シミュレーションはさまざまな業種で重要性を増しつつあります。今回、さらに利用可能なリソースが広がり、我々の目標は明確です。我々の目標は、有限要素解析市場をリードするABAQUSの地位を不動のものとすること、ダッソー・システムズのあらゆる関連ソリューションをSIMULIAと統合すること、製造業を超えた幅広いお客様のニーズに対応するためにリアルなシミュレーションのエコシステムを拡大することです」と述べています。


ダッソー・システムズはさらに、2005年10月25日に予定されている第3四半期決算の発表に合わせて、2005年第4四半期と2006年当初の財務目標にABAQUSの業績を含めることも明らかにしています。

 

ダッソー・システムズ について

ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人々の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの考案、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義でき、結果として、世界をより持続可能なものにするために価値ある影響を及ぼすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。