キャタピラー社、ダッソー・システムズの「シングル・ソース・フォー・スピード」を導入

3Dエクスペリエンス・プラットフォームで 運転状況のシミュレーションを行い、 品質と耐久性を最適化

2016 年4月4日 仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発プレスリリース 日本語参考訳 — 3Dエクスペリエンス企業であり、3D 設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は本日、建設・鉱山用機械、ディーゼル・エンジンおよび天然ガス・エンジン、産業用ガスタービンおよびディーゼル電気機関車の世界的な大手メーカーであるキャタピラー社 が3Dエクスペリエンス・プラットフォームを導入していることを発表しました。「シングル・ソース・フォー・スピード」インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスにより、キャタピラー社は試作の前段階で、バーチャル空間上で新製品の性能、品質、耐久性を検証できます。

「シングル・ソース・フォー・スピード」は、ダッソー・システムズのシミュレーション・ソフトウェア (SIMULIA) を活用し、製造や操業を開始する前に、バーチャル空間上で製品の部品構成、全体構造、およびシステム全体の動きを予測します。重機メーカーは、設計サイクルの早い段階で製品の機能を理解できるため、物理的なテストを行うことなく、設計課題を迅速に検出・解決し、設計代替案を検討し、要求事項に準拠することができます。

ダッソー・システムズの産業機械業界担当バイス・プレジデントであるフィリップ・バーティソルは次のように述べています。「建設機械や農業機械のメーカーは、競争の激しい市況において、世界で最も複雑な製品を設計しています。シミュレーションはテストや検証で中心的な役割を果たしますが、多くの場合、設計サイクルの後工程で、さまざまな専門的なツールを用いて実施されています。3Dエクスペリエンス・プラットフォームは、キャタピラー社様のような企業が開発コストを削減し、堅牢な製品性能で顧客満足を実現するよう支援します」

ダッソー・システムズの産業機械業界向けインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスについての詳細はこちらをご覧ください:

 

 

ダッソー・システムズ について

ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人々の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの考案、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義でき、結果として、世界をより持続可能なものにするために価値ある影響を及ぼすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。