エアバス、非線形構造解析にダッソー・システムズのSIMULIA リアリスティック・シミュレーションを採用

航空機構造用の非線形FEAの推奨ソリューションとしてAbaqus有限要素解析ソフトウエアを採用

仏パリおよび米ロードアイランド州プロビデンス発2007年5月22日付発表のプレスリリース参考日本語訳


ダッソー・システムズ(本社:仏パリ、Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065、DSY.PA)は、エアバスがダッソー・システムズのリアリスティック・シミュレーション・ブランドであるSIMULIA のAbaqus有限要素解析(FEA)ソフトウエアを、静的非線形FEAの推奨ソリューションとして採用したことを発表しました。


今回の採用は、複数のFEAコードを幅広くベンチマークを行った結果、決定されました。Abaqus のFEAソフトウエアは、エアバスA380型機プロジェクトにおける構造部のバーチャルテスト用にすでに採用されており、長期的な協力関係に進展する最初のステップとなりました。


SIMULIAのStrategy & Marketing担当Vice PresidentであるDr. Ken Shortは、次のように述べています。「本発表で、非線形FEA技術が現実の世界に忠実な信頼性の高いリアリスティック・シミュレーションの実現に欠かせないものであると、世界のトップ企業が認めていることを強く確信できます。業界の中でも最高の技術、品質、顧客サポートを提供する弊社のリアリスティック・シミュレーションによって、お客様は企業全体でバーチャルテストを活用し、大きなビジネスメリットを享受していただくことができます。」


両社の複数年契約に基づいてダッソー・システムズは、トゥールーズ(フランス)、フィルトン(イギリス)、ハンブルグ/ブレーメン(ドイツ)、ヘタフェ(スペイン)にあるエアバスの拠点に、ソフトウエアおよびサービスを提供します。エアバスは、高度なバーチャルテスト手法の開発にAbaqus FEAを使用します。エアバスはEADS(European Aeronautic Defence and Space Company)の出資企業です。

 

ダッソー・システムズ について

ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人々の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの考案、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義でき、結果として、世界をより持続可能なものにするために価値ある影響を及ぼすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。