航空宇宙・防衛向けリアリスティックシミュレーション

メーカーおよびサプライヤ各社では、SIMULIA のリアリスティックシミュレーションの各種ソリューションを活用して、効率的な設計解析を実現するために設計代替案の評価、プロジェクトの共同作業、コンピュータ資源の有効利用が行われています。

航空宇宙構造

(University of Zagreb提供)

航空宇宙構造物は、考えられる最も過酷な環境に耐える必要があります。超高温から超低温までの変化、鳥や雹によるデブリ衝撃、極端な荷重サイクルによる構造疲労、その他多くの要因など、航空宇宙構造の設計ではすべて考慮することが必要です。さらに、複合材と金属など、さまざまな材質による多くの部品の接合には、細心の注意を払わなければなりません。溶接、リベット、z-ピンなど、航空宇宙構造の設計に使用されている複雑なファスナ(締結要素)によって、航空宇宙構造の解析は一層困難なものになります。

SIMULIA では、多くの技術的課題に有効なリアリスティックシミュレーションの各種ソリューションを提供しています。SIMULIA の製品は、設計のあらゆる局面で詳細な解析を実行するために利用できます。固有振動数を予測するための線形解析機能、応答解析、および空力弾性解析ソフトウェアとの連成によって、モーダル動的予測の要件が完全に網羅されています。極端な荷重下での翼のたわみ、部品同士の接触、パネルの座屈などの幾何学非線形性の影響は、SIMULIA の航空宇宙構造ソリューションで考慮することができます。さらに、バードストライク、雹の衝突、タイヤのデブリ衝撃などの動的現象を、単一のソフトウェア環境の中からシミュレートすることも可能です。

ソリューションの機能

  • リベットおよびメッシュに依存しないファスナによるその他結合部のシミュレート
  • プリ、ポスト処理を含む複合材料の完全なモデル化
  • 複合材料の損傷および破壊予測 
  • 単一ソフトウェアパッケージ内での線形および非線形解析機能
  • 金属材料および複合材料の座屈および座屈後予測
  • マルチ CPU 解析の業界最高水準のスケーリングによる計算時間の短縮と設計効率の向上