Jul 24 2003

Yantai Raffles Shipyard、 造船業界の競争優位性強化に向け、IBMとDassault Systemesのプロダクト・ライフサイクル・マネージメント・ソリューションを採用

船舶および油田掘削装置の大手オフショア・ビルダー、世界で最も効率的かつ経済的な造船所を目指してソリューション群を採用



Yantai, China and Paris, France - July 24, 2003 IBMとDassault Systemes ((Nasdaq: DASTY, Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は2003年7月24日、Yantai Raffles Shipyard (YRS) と製品開発およびデータ管理ソフトウエア契約を締結したことを発表しました。YRSは、Dassault Systemesが開発するソフトウエアを含む、IBMのプロダクト・ライフサイクル・マネージメント(PLM)造船ソリューションを導入、世界で最も効率的かつ経済的な造船所を目指します。

PLMソリューションは、中国の煙台(Yantai)にある同社の造船所とシンガポールの本社、米国ヒューストン、テキサスにあるオフィスをつなぐWebベースの製品開発コラボレーションというYRSのクリティカルなニーズを実現します。Dassault Systemesの提供するコラボレーティブ・バーチャル製品開発のCATIA V5とリアルタイム製品データ管理のENOVIA LCAおよびENOVIA Portal 3d.comからなる統合IBM PLMプラットフォームにより、YRSは企業内の製品開発チーム間で船舶ライフサイクルの全情報のシームレスな共有が実現されるといったベネフィットを既に実感しています。

この先進PLMソリューションは、FSO(Floating Storage and Off-take)船からオイルリグ(油田掘削装置)や豪華ヨットにいたる同社の全ての船舶における設計プロセスの効率化を実現します。YRSは、材料費の低減と品質の向上といったROI効果を達成していますが、これらは両方とも競争優位性に大きな影響を与えるものです。

YRSのChairman/CEOであるBrian Chang氏は、「我々は一流のお客様に一流の製品を提供する。我々の提供する製品の価格は、世界のどの造船所と比較しても非常に競争力のあるものであり、また我々は、品質、デリバリーともに良い状態で販売している。これは、市場で最高のテクノロジーを船舶開発に採用したから成し得ることができた。だから我々はIBM PLMソリューションを採用したのだ。今日、我々は船主、サプライヤー、そして設計者と、エキサイティングな方法によるコラボレーションが可能となった。生産前に、船のデジタルモデルを見ることができるということは、我々の顧客にとっても忘れがたい経験となる。IBMとDassault SystemesのPLMテクノロジーは、サプライヤー、パートナー、そしてクライアントの我々に対する考え方を形作っていく。」と述べています。

造船業界向けのフル機能を持つIBMとDassault SystemesのCATIA V5ソリューションは、コンセプトから詳細船舶設計、そして生産にいたるYRSの要求を満たすものです。パワフルなデジタル・モックアップ・テクノロジーとコラボレーティブ設計環境は、YRSのエンジニアに設計効率と精密さを提供します。ENOVIA LCAとENOVIA 3d.comソリューションは、完全なコラボレーティブ製品開発、そしてYRSマーケティング、エンジニアリング、そして生産部門間における設計情報およびエンジニアリングデータへのアクセスを実現し、バーチャル製品開発環境でYRSのスタッフ、顧客企業、パートナーそしてサプライヤーが共同作業できるようになります。

Dassault Systemes, Sales and Marketingのexective vice presidentであるEtienne Droitは、「Dassault SystemesのPLMソリューションにより、Yantai Rafflesは、構想ミスおよびフィッティング・エラーを防ぐために、プリ・プロジェクト・フェーズから詳細設計、解析、シミュレーション、アセンブリー、そしてメンテナンスにいたる全ての設計プロセスをシミュレートすることができる。YRSはまた、シンガポールと中国の拠点間での広範な3Dベースのコミュニケーションとコラボレーションの確立を実現する。フィジカル・プロダクション前におけるプロダクト・ライフサイクル全体のシミュレーションは、設計ミスをなくし、コストの削減を実現し、造船プロセスの加速を支援する。」と述べています。