May 16 2002

United Airlines、技術データの作成と管理に

世界のリーディング航空会社、IBMとDassault Systemesの
Product Lifecycle Managementソリューションの導入で
コックピット・ドアのセキュリティー変更時間を50%以上短縮

Paris (France) and San Francisco (USA), May 16, 2002 - United Airlinesは、航空機メンテナンスに関する主要技術データの作成と管理に、IBMとDassault SystemesのCATIAバージョン5 (V5) ソリューションを導入しました。United Airlinesでは、生産コスト削減に向けた戦略的な動きに基づき、この単一CAD/CAMシステムの利用を決定しました。決定内容には、300を超えるCATIAワークステーションの導入も含まれています。United Airlinesは、同社のメンテナンス・エンジニアリング・サイトへのCATIA V5ソリューションの導入展開に、IBMのビジネス・パートナーであるINCATを選定しました。<br/>

United Airlinesの技術チームは、フリート・エンジニアリング、コンポーネント・エンジニアリング、エンジン・オーバーホール、ツーリング、製造全般、航空機のインテリア変更、図版作成といった様々な領域において、モデリング、解析、製造、そしてデジタル・モック(DMU)をベースとしたレビューなどCATIA V5のあらゆる3D機能を活用します。 <br/>

近年、航空業界で世界的に求められている安全性の向上に素早く対応するべく、United AirlinesはCATIA V5を従来のコックピット・ドアの強化に使用しました。エンジニアリング・チームは、通常かかる時間のわずか半分の時間で、ドア本体の再設計と必要な圧力の解析を行い、製造指示書を作成することができました。 <br/>

United Airlines、Information Services DivisionのDirectorであるGreg Taylorは、「CATIA V5は設計時間の大幅な削減を実現した。重大な事態が発生した時には、我々は迅速に対応する必要がある。サイクルタイムが短縮されたばかりでなく、技術データを3Dによって作成することにより、設計段階で適合性や組み付け性を確認することも可能になった。

Dassault SystemesとIBMとの緊密なパートナーシップを通じ、我々のセンターは、商業航空では世界初の3Dメンテナンス・センターとなった。」と述べています。<br/>

IBMおよびDassault Systemesの3D PLM(Product Lifecycle Management)ソリューションの一部であるCATIAは、設計から製造、保守に至るプロダクト・ライフサイクルを管理します。使い易さに加え、製造環境で実証されている汎用性が評価された結果、United Airlines内でCATIAの展開が促進されました。 <br/>

Dassault Systemes、Sales and MarketingのExecutive Vice-PresidentであるPhilippe Forestierは、「CATIA V5 は、初めて3D設計に取り組むエンジニアにも使いやすい一方、解析やDMUなど非常に高度な機能を提供しており、保守プロセスを完全にサポートしている。United AirlinesのリーダーシップとDassault Systemesのテクノロジーが一体となって、アフター・マーケットの領域に多大な改善がもたらされるであろう。」と述べています。 <br/>

United AirlinesのITおよび開発担当者は、すべての保守技術サイトへのCATIA V5の導入展開を行い、メインフレームとApple Macintoshプラットフォーム上の5つのレガシーCADプログラムから、Windowsをベースとした単一のCATIA V5環境へと、200を超えるユーザーとそのデータをシームレスに移行させるために、INCATとチームになって取り組んでいます。 <br/>

United Airlines、Engineering Services and ProcessesのManagerであるAdam Calmisは、「今年中にCATIA V5導入を成功裡に完了すると同時に、移行期間中の技術業務の生産性に対する影響を最小限に抑えることが我々にとって必須であった。

INCATはこの導入における重要なパートナーであり、我々は彼らの時宜を得たサポートとその質に大変満足している。」<br/>

と述べています。

INCATのCEOであるUlrich Herterは、「United Airlineとこのプロジェクトでパートナーを組むことができたことは、大変光栄である。このプロジェクトはCATIA V5過去最大のプロダクション・ロールアウトの1つであり、航空機の保守部門では初めてのものである。United Airlinesの献身的なチームとの共同作業によって、プロジェクト管理、技術およびシステムにわたる我々の広範なスキルを活用し、CATIA V5導入の目標達成に貢献することができた。我々はUnited Airlines、Dassault Systemes、そしてIBMと引き続き関係を維持していくことに期待している。」とコメントしています。 <br/>

IBM Global Travel & Transportation Industry groupのGeneral ManagerであるMike Hulleyは「IBMはUnited Airlinesと数多くのITソリューション領域で緊密な協力のもとに仕事を行ってきた。UALの生産性の改善とサイクルタイムの短縮を可能にしたことは、お客様がIBMおよびそのビジネス・パートナーが提供するソリューションを使用して達成することのできるビジネス・バリューの素晴らしい例である。」と述べています。