Apr 26 2005

ダッソー・システムズ、2005年第1四半期決算を発表、力強い需要の伸びを受けて13%増収、恒常為替レート・ベースで15%増収

決算発表のハイライト 第1四半期
  • 目標を上回る収入と利益を達成
  • 総収入は13%増の1億9,920万ユーロ(約270億3,144万円)、恒常為替ベースでは15%の増収(米ドル・ベースで19%増)
  • ソフトウエア収入は12%増の1億6,720万ユーロ、恒常為替ベースでは15%の増収
  • SolidWorksの収入は22%増(米ドル・ベースで28%増)
  • プロセス・セントリック市場の収入は11%増、恒常為替レート・ベースで13%増
  • PDM市場の収入は15%増、恒常為替レート・ベースでは17%増
  • 営業利益率は目標範囲の上端
  • EPS(1株当たり利益)は0.27ユーロ、買収費用考慮前も同額
  • 恒常為替レート・ベースで11-12%の年間増収目標を12-14%に上方修正

仏パリで2005年4月26日付けで発表されたプレスリリースの日本語訳 (単位:ユーロ=135.7円で計算)

 

3DおよびPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)ソリューションのソフトウエア開発で世界をリードするDassault Systèmes(Nasdaq: DASTY, Euronext Paris: #13065, DSY.PA、以下 ダッソー・システムズ)は、2005年第1四半期(2005年1月-3月期)の決算を発表しました。

President and Chief Executive OfficerであるBernard Charlesは次のように述べています。 「V5 PLMと主力3Dソフトウエア・ソリューションやサービスへの需要が好調で、第1四半期は米ドル・ベースで前年同期比19%の増収を達成した。業績はアメリカをはじめ世界全域できわめて良好で、ヨーロッパとアジアも順調に伸びて好業績を支えている。統合V5 PLMソリューションを導入したお客様企業での成功が脚光を浴びた結果、全てのPLMブランドが勢いづいている。主力の3D市場では、SolidWorksが今年は順調な滑り出しを見せ、米ドル・ベースで28%の増収を達成した。

第1四半期の好業績と年度末にかけての展望の好転を反映して、今年度の増収目標を上方修正する。微妙な経済情勢にもかかわらず、ダッソー・システムズは2005年に業界を大きく上回る伸びを達成する体制を備えていると確信している」

 

 

第1四半期決算

 

収入(Revenue)

 

2005年第一四半期の総収入は1億9,920万ユーロ(約270億3,144万円)で、前年同期の1億7,620万ユーロに比べて13%増、恒常為替レート・ベースでは15%の増収となりました。地理的に見るとどの地域も成長に貢献しており、アメリカが恒常為替レート・ベースで18%伸びたほか、ヨーロッパとアジアも恒常為替レート・ベースでそれぞれ15%および14%の伸びを示しています。

ソフトウエアとサービスの収入は、V5 PLM製品と主力3D製品への需要が伸びたことを反映して、いずれも前年同期比で2桁の伸びを記録しています。2005年第1四半期のソフトウエア収入は1億6,720万ユーロで前年同期の1億4,890万ユーロに比べて12%増、恒常為替レート・ベースでは15%の増収となりました。経常的なライセンス収入は第1四半期の総ソフトウエア収入の53%を占めています。サービスおよびその他の収入は3,200万ユーロで、前年同期の2,730万ユーロに比べて17%増、恒常為替レート・ベースで20%増加しました。2005年第1四半期に新たに発行されたライセンス数はCATIAとSolidWorksを合わせて16,122シートで、前年同期の14,082シートに比べて14%増加しました。

2005年第1四半期のプロセス・セントリック市場の収入は、設計、PDM、デジタル・マニュファクチャリングの全般的な伸びを受けて、前年同期比で11%増、恒常為替レート・ベースでは13%の増収となりました。プロセス・セントリック市場の収入(PDM収入を含む)は1億5,930万ユーロで、これに対し前年同期は1億4,360万ユーロでした。PDMの収入は2,280万ユーロで、前年同期の1,990万ユーロに対し15%増、恒常為替レート・ベースでは17%増となっています。CATIAのライセンス数は前年同期比で5%増加して7,513シートとなりました。

2005年第1四半期のSolidWorksの収入は3,990万ユーロで、前年同期の3,260万ユーロを22%上回りました(米ドル・ベースで28%の増収)。SolidWorksのライセンス数は前年同期比で25%増えて8,609シートとなり、価格も安定しています。

 

営業利益、利益率、EPS (Operating Income and Margin and EPS)

 

2005年第1四半期の営業利益は前年同期比で増加しました。営業利益率は予想通り減少しましたが、これは中小企業市場へのマーケティング・販売活動拡大に向けた投資のタイミングを反映したものです。第1四半期には業務がより活発化したことを受けて、マーケティングと販売への取り組みが一部でさらに加速しています。2005年を通した買収費用考慮前の営業利益率は、前年と同水準を維持することが見込まれています。

2005年第1四半期の営業利益は4,510万ユーロ(利益率22.6%)で、前年同期の4,290万ユーロ(利益率24.3 %)より5%増加しました。2005年第1四半期の買収費用考慮前の営業利益は4,540万ユーロで、前年同期の4,350万ユーロより4%増加しました。2005年第1四半期の買収費用考慮前の営業利益率は22.8%で、企業目標の22-23%の範囲内でした。前年同期の買収費用考慮前の営業利益率は24.7%でした。

2005年第1四半期のEPSは0.27ユーロで、前年同期の0.24ユーロから13%増加しました。買収費用考慮前のEPS(希薄化後)は0.27ユーロで、前年同期の買収費用考慮前のEPS(希薄化後)0.25ユーロから8%増加しました。

 

年次株主総会の開催日および現金配当の提案

 

年次株主総会は2005年6月8日に予定されています。取締役会は、2004年12月31日に終了した会計年度の現金配当(配当税額控除を除く)を12%増やして1株当たり0.38ユーロ、総額約4,300万ユーロとすることを提案しています。現金配当の宣言および支払には、年次株主総会での承認が必要です。

 

 

戦略、技術、パートナーシップ (Strategy, Technology and Partnership)

 

日本の大手自動車メーカーでCATIA V4ユーザーでもある本田技研工業株式会社は、CATIA V5を活用してサプライヤーを含めた自動車プログラムの開発に着手しました。

4月中旬、ダッソー・システムズとMicrosoft Corp.(以下マイクロソフト)は両社の戦略的提携およびお客様に対する価値提供へのコミットメントの一環として、マイクロソフト社のXAML (Extensible Application Markup Language) フォーマットをダッソー・システムズの3D XML (Extensible Markup Language) フォーマット内でサポートすることを発表しました。3D XMLとXAMLに互換性を持たせることで、かつてないオープンな環境で3Dオブジェクトをビューイング、変更、カスタマイズすることが可能となり、またXAMLベースのどのアプリケーション上でもこうした3Dの特長を利用することができます。

ダッソー・システムズは2005年5月上旬、新しい製品ラインナップとして、DELMIA Automationプロダクトラインを発表しました。これはファクトリー・オートメーション業界の制御エンジニアを対象とした製品で、工場のオートメーション・システムを3Dバーチャル環境でデジタルに定義、制御、監視することが可能となります。独自のロジック・コントロール・モデラーを採用したDELMIA Automationは、PLCハードウエアに依存しないオートメーション・システム用コントロール・ロジックのデジタルモデルを提供します。

ダッソー・システムズと中国の大手PLMベンダーCAXAは4月5日、スケーラブルな次世代統合2D/3D PLMソリューション「CAXA V5」を発売しました。ダッソー・システムズのV5テクノロジーが組み込まれたこのソリューションは、中国市場に特化しています。CAXA V5ソリューションは、ダッソー・システムズとCAXAが昨年11月に発表したパートナーシップと、CAXAが運営する北京の共同R&Dセンターで行われたソフトウエア開発から生まれたものです。この開発が短期間で済んだことは、ダッソー・システムズのCAA V5 (Component Application Architecture Version 5)プラットフォーム上で容易にソリューションが構築できることを実証しています。

ダッソー・システムズとICEM Ltd.は3月に戦略的なソフトウエア開発契約を結びました。これによりICEMは、ダッソー・システムズのV5アーキテクチャーをベースに、Class-Aサーフェスの開発に向けた次世代のサーフェス設計、解析、設計ビジュアライゼーションを含むソフトウエア群を開発・販売します。ICEMはダッソー・システムズのCAA V5ソフトウエア・パートナー・プログラムのゴールド・ソフトウエア・パートナーとなります。ICEMの提供するPLMソリューション・コンポーネントはスタイリング部門とエンジニアリング部門を緊密に連結するもので、ダッソー・システムズの新しいオープンな3D XMLフォーマットの普及を支援します。

ダッソー・システムズと電気電子業界向け設計・製造ソリューションのリーダーである株式会社図研は、2月に戦略的パートナーシップを締結しました。この提携により、両社は電気電子業界向けに特化した包括的なPLMソリューションを提供します。

 

 

 

ビジネスの見通し(Business Outlook)

 

ダッソー・システムズのExecutive Vice President and CFOであるThibault de Tersantは、 「第1四半期の実績と2005年の残存期間の見通しが上向いていることを考慮し、2005年の収入およびEPSの目標値を上方修正するとともに、2005年全体での買収費用考慮前の営業利益率については前年並みの目標を維持する。具体的には、増収目標を約2%ポイント増やし、恒常為替レート・ベースで約12-14%とする。合わせて2005年の収入目標も8億6,500万-8億7,500万ユーロから8億8,000万-8億9,000万ユーロに引き上げる。また、2005年の買収費用考慮前のEPS目標は約1.47-1.49ユーロに引き上げ、前年比で8-10%増とする。2005年第2四半期の収入目標は約2億800万-2億1,200万ユーロ、買収費用考慮前のEPS目標は約0.30-0.31ユーロとする」と述べています。収入およびEPSの目標値については、すべて1ユーロ=1.30ドルの為替レートを想定しています。

米国財務会計基準書(SFAS)第123号(改訂版)『株式に基づく報酬の会計処理』の発効が6カ月遅れたことを受け、当社は同基準書を2006年1月1日から採用することとしました。

 

 

注:

  1. 数字比較の箇所は、特に断りのない限りすべて前年同期比です。
  2. 財務情報はすべて未監査で、U.S. GAAPベースの報告値です。営業利益、営業利益率、買収費用考慮前(買収費用は主に取得技術の償却で、その他の買収関連費用も含む)のEPSなどについては、非U.S. GAAPベースの付加的な財務情報も提示しています。本プレスリリースの付表およびホームページ(www.3ds.com/corporate/investors/)で、U.S. GAAPベースの数字と非U.S. GAAPベースの数字を照合することができます。
  3. 過去の会計期と比較して財務成績を評価し、将来の会計期の計画と目標を設定するため、当社は恒常為替レート・ベースで収入の伸びを表しています。当社はこの方法が会社の進歩と展望の重要な指標になると考えています。為替変動による変化を排除することで、事業活動の変動水準をよりよく把握できるからです。当社はこの方法で業績を提示することが投資家にとって適切かつ有益であると考えます。当社の経営陣が収入の伸びを見るのと同様の方法であるため、収入の伸びが把握しやすく、ダッソー・システムズと異なる通貨で決算を報告している他社との業績比較も容易となるからです。当社の計算する恒常為替レート・ベースの収入の伸びは、他社が同様の名称で採用している計測値とは異なる場合があります。

 

 

 

Conference call information

Dassault Systèmes will host a teleconference call today, Tuesday, April 26, 2005 at 4:00 PM CET/3:00 PM London/10:00 AM New York. The conference call will be available via the Internet by accessing www.3ds.com/corporate/investors/. Please go to the website at least fifteen minutes prior to the call to register, download and install any necessary audio software. The webcast teleconference will be archived for 30 days. Financial information to be discussed in the call will be available on the Company’s website prior to commencement of the teleconference www.3ds.com/corporate/investors/. Additional investor information can be accessed at www.3ds.com/corporate/investors/ or by calling Dassault Systèmes’ Investor Relations at 33.1.40.99.69.24.

 

Statements above that are not historical facts but express expectations or objectives for the future, including but not limited to statements regarding the Company’s objectives for 2005 revenue growth in constant currencies, 2005 reported revenue range, 2005 operating margin objective excluding acquisition costs, 2005 EPS objective excluding acquisition costs, second quarter 2005 reported revenue range and second quarter EPS objective excluding acquisition costs, are forward-looking statements (within the meaning of Section 21E of the 1934 Securities Exchange Act, as amended). Such forward-looking statements are based on management's current views and assumptions and involve known and unknown risks and uncertainties. Actual results or performances may differ materially from those in such statements due to, among other factors: (i) currency fluctuations, (ii) reduced corporate spending on IT infrastructure as a result of changing economic or business conditions that could negatively affect market demand for our products and services, (iii) difficulties or adverse changes affecting our partners or our relationships with our partners, including our longstanding, strategic partner, IBM, (iv) new product developments and technological changes, and (v) errors or defects in our products. Unfavorable changes in any of the above or other factors described in the Company’s SEC reports, including the Form 20-F for the year ended December 31, 2003, which was filed with the SEC on June 30, 2004, could materially affect the Company's financial position or results of operations.