Mar 22 2002

PROTON、車両パッケージング、エルゴノミクス解析

マレーシア最大の国営自動車メーカー PROTON
包括的なデジタル車両開発プログラムをスタート

 

Kuala Lumpur, Malaysia, March 22, 2002 - ダッソー・システムズ(Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA)のグループ企業であるDELMIA Corp.(以下DELMIA)は本日、マレーシア最大の自動車メーカーであるPROTONが、新車開発工程においてDELMIAのSAFEWORK(r) Pro TM、ENVISION/Assembly TM、そしてENVISION/ERGO (r)を採用したと発表しました。

 

PROTONは新コンセプトカー開発の成功に向けて、車のスタイリング、エルゴノミクス、パッケージング、そして設計と解析といった本質的な研究開発の投資を強化しています。PROTONは乗り心地、製品の製造性、メンテナンス性におけるエルゴノミクス検証が、今後競争力のある製品開発で重要になってくる点であると考えています。

 

「PROTONの戦略的計画は、SAE(自動車技術者協会)やその他の世界基準のエルゴノミクスに対応し、且つメンテナンス性の優れた車両を設計することである」と、PROTONの新車両R&D部門 ゼネラルマネージャのKamarulzaman Darus氏は語っています。

 

DELMIA導入以前、PROTONでは従来からの方法である試作品を用いた製造要件の検証や、コスト、時間算出の検討を行っていました。PROTONではこの従来の方法を見直し、製品開発と工程検証が統合されるデジタルマニュファクチャリング環境を実現することを目指し、様々な市販パッケージソフトウェアの比較、検討評価を行いました。

様々なソフトウェアベンダーの製品を慎重に検証、評価した結果、PROTONはDELMIAのSAFEWORK Pro、ENVISION/Assembly、そしてENVISION/ERGOを最適ソリューションであると判断し、導入決定を下しました。マレーシアのDELMIAビジネスパートナーであるDLABがPROTONにおけるコンサルテーションとトレーニングを担当し、導入支援を行っています。

前出のKamarulzaman Darus氏は次のように語っています。「我々は設計の早期段階で、エルゴノミクス検証、乗り心地、そして組立性、メンテナンス性など研究開発の取組みを行っており、すでにDELMIAのデジタルマニュファクチャリングソリューションによる効果を実感しはじめている。」

 

 

PROTONは長年にわたるダッソー・システムズのCATIAユーザーでもあります。CATIAユーザーとDELMIAユーザー間の協調環境を可能にする強力な3D PLM環境が、PROTONがDELMIAを選んだ要因の一つでもあります。

 

「DELMIAとCATIAが強固に統合されることによって、PROTONではCATIAで設計されたデータをフルに活用できるようになり、これにより市場投入期間の短縮することに大きく貢献することになるだろう。」とKamarulzaman Darus氏は述べています。

 

DELMIAソリューションの導入により、PROTONにおける設計イタレーション(繰り返し、試行錯誤のループ)が促進され、開発費の削減、作業事故の減少などの効果が見込まれると同様に、輸出対象国の異なるエルゴノミクス条件やスタンダードをクリアした製品を生産できるようになります。

DELMIA Corp.のマーケティング担当 Vice President であるPeter Schmittは次のように述べています。「我々DELMIAはPROTONが世界クラスの乗用車を設計/開発していく上での戦略的計画において、DELMIAのSAFEWORK、ENVISIONが導入されたことを大変誇りに思う。今回の決定によって、設計や製品、製造の各エンジニア間で相互の協調関係が確立し、市場投入期間を短縮できるメリットを享受できると確信している。PROTONは今後、社内のナレッジ(知識)を取り込み、共有、そして再利用することができるようになるであろう。」