よりクリエイティブ、かつ効率的なデザインプロセスの実現を目指す
東京・日本 — 2011年11月22日 — 3Dとプロダクト・ライフサイクル・マネージメント(PLM)ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は本日、日本を代表する光学機器メーカーの株式会社ニコン 映像カンパニー デザイン部(以下、ニコン・デザイン部様)がデザイン用プラットフォームとして、ダッソー・システムズのPLMソリューション、バージョン6を採用したことを発表しました。
ニコン・デザイン部様はバージョン6に発想支援ツールとしての役割も期待されており、デザイン精度の向上によるデザインクオリティのさらなる高度化も図られる考えです。なお今回、バージョン6を採用されたニコン・デザイン部様では、主にカメラや双眼鏡、顕微鏡などの光学機器のデザインプロセスで活用されます。
ニコン・デザイン部様でCATIA V6プロジェクトチームリーダーを務める茂呂 健様はダッソー・システムズのバージョン6に対する期待を次のように語っています。
「ニコンは10年ほど前、デザイナーのためにCATIA V5を導入し、モックアップのための3Dデータ作成などを通じてデザイン作業の大幅な効率化を推進してきました。今回のバージョン6の採用にあたっては、強化されたレンダリング機能によるデザインのクオリティアップと、よりクリエイティブなデザインプロセスの確立を目指しています。同時に、私たちデザイナーの発想支援ツールとして、アイデアの具現化と展開を支援するという役割もバージョン6に期待しています」。
さらに今後、ニコン・デザイン部様はバージョン6のコラボレーション基盤、ENOVIAを活用することによって、データの共有化とセキュリティの強化、さらには効率のよいデータ管理を推進される考えです。同時に、オープンなコラボレーション・ソリューションというバージョン6の特徴を生かして、モックアップモデルの製作個数の削減や世界各国に広がる映像カンパニー傘下の子会社27社とのタイムリーな意見交換による迅速な意思決定など、グローバルな事業展開の観点からもバージョン6の効果を期待されています。
ダッソー・システムズ株式会社 代表取締役社長の末次朝彦は次のように述べています。
「ニコン・デザイン部様は、デザインプロセスに欠かせない発想支援ソリューションとしてバージョン6を活用することによって、よりクリエイティブな作業プロセスの実現を目指しています。ダッソー・システムズは今後も、3Dソリューションを通じて、お客様のビジネスに最適なイノベーションを提供してまいります。」
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