Jun 11 2002

IBMとDassault Systemes、ENOVIA Version 5 Release 9を発表

最新のPLM意思決定およびライフサイクル・マネージメント・ソリューション、 画期的なプロダクト・モーフィングにより、イノベーションと効率性を提供

Paris, France - June 11, 2002 - IBMとDassault Systemes (NASDAQ: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は2002年6月11日、ENOVIAバージョン5リリース9 (V5R9)を発表しました。エンド・ツー・エンドの3Dプロダクト・ライフサイクル・マネージメント(3D PLM)において、業界で最も包括的なソリューションを構築するこの最新リリースは、ユニークなCATIAと強力なマルチCAXインテグレーションを通して革新的なVPDM(Virtual Product Development Management)への道を開きます。グローバルな3D PLMオファリングの一部としてENOVIA V5R9は、モーフィングにおけるブレークスルーを実現するビジネス・プラクティス群を提供しており、PLM分野における主要リリースとなります。2002年6月26日より出荷を開始(日本における出荷時期と異なる)するENOVIA V5R9は計89製品を提供します。

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「プロダクト・モーフィング」は、ENOVIA V5独自のナレッジウエア、リレーショナル設計、プロセス統合、そしてPPRインフラによって実現される最先端のビジネス・プラクティス群であり、既存の製品定義および(または)テンプレートに、新開発プログラム仕様を組み合わせ、実証済みの製品定義を活用して、新製品の再定義を行うというものです。モーフィングを通じて、既存のナレッジと経験値を最大限に再利用することで、顧客企業におけるサイクルタイム短縮、および市場ニーズへの迅速な対応を実現します。

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ENOVIA CorpのChief Executive OfficerであるJoel Lemkeは、 「ENOVIA V5R9は、主要な顧客企業で広範に検証されてきた画期的な製品開発および意思決定サポート機能を提供し、イノベーション・プロバイダーとしての我々のポジションを拡大するものだ。 バーチャル世界で複雑な製品(将来新製品設計に再活用可)を設計する際に生成されたナレッジをフルに活用する新機能を提供している。これにより、品質、確実性、新製品市場投入タイミングの最適化向上が可能になる。我々の顧客企業では、ますます厳しくなる開発期間短縮化の中で、「ライト to マーケット」の製品を投入することができるようになる。」

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ENOVIA V5R9主要ハイライト

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ENOVIA V5R9は、モーフィングを実現し、サプライチェーン全体でのVPDM展開を飛躍的に向上する広範囲な新機能を提供します。

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  • リレーショナル設計、デザイン・イン・コンテキスト、そしてクラッシュ・マネージメントを含むVPDMプロセスを強力にサポート
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  • プロセス・フロー・コントロールと最適化、そしてキネマティクスと解析データを使用するシミュレーションを含めた、"Out-of-the-box(箱から出してそのまま使える)" 機能の提供
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  • サプライチェーン全体でのVPDM情報へのアクセス機能および共有機能の強化
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  • 高度なコンフィグレーション・コントロール機能を通じた高度な製品バリエーション管理
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  • インターオペラビリティ強力に支援するプロセス、プロダクト、リソース(PPR)マルチCADのハブ機能

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お客様のValue

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ENOVIAは、3D PLMポートフォリオの一部であるプロダクト・エンジニアリング・ソリューションです。3D PLMは共通のプロダクト、プロセス、そしてリソース(PPR)モデルを共有するコラボレーティブ・ワークスペースを活用し、エンジニアリング、製造、メンテナンス、そしてサポートに至る企業のビジネスプロセスを最適化します。PPRにより企業は、プロダクト・ライフサイクルを通してナレッジの獲得、共有、そして再利用が可能となります。このオープンCAA (Component Application Architecture) V5はマルチ・エンタープライズ環境における(そして統合内での)ソリューションの拡張をもたらします。

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プロセス・セントリック

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プロセス・セントリックの観点からみたENOVIA V5R9は、変更管理、プロジェクト解析に必要なリレーショナル設計機能の強化にフォーカスしています。これは、VPDMに必要とされる要件を統合サポートして初めて実現されるものですが、VPDMの必要要件には、製品パッケージと解析の再活用化、容易なアセンブリー管理、アセンブリー図面管理、そして設計変更が与える影響の解析などが含まれています。

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ENOVIA V5R9は、CATIA V4-V5環境におけるデザイン・イン・コンテキスト機能統合というCATIA V4-V5移行をサポートしており、V5導入展開を支援します。また、ビジネス・プロセス・フロー管理と、ドキュメント管理、クラッシュ復元管理、製品シミュレーション、エルゴノミクス、そしてパッケージング分野において"Out-of-the-box(箱から出してそのまま使える)" 機能を提供しています。

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例えば、新製品である「グラフィック・ワークフロー・デザイナー」は、マネージャが企業のビジネス・プロセス・テンプレートを定義する上で、フレキシブルなソリューションを提供しています。この製品はワークフロー・マネージメント・コーリション(WfMC)標準に準拠しており、ライフサイクル・プログラム管理と完全に統合されています。

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3D コラボレーティブ・ワークプレース

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ENOVIA V5R9は、パートナーも含めた企業全体で、3D情報のレビューと共有のためのコラボレーションを強力に支援します。2Dドキュメントのレビュー、テクニカルドキュメントの生成、そして「ブリーフケース」を使用してオフラインでENOVIAのコンサルティング情報を参照するという新機能は、サプライチェーンを超えたコラボレーティブ製品開発および製造に貢献します。

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ENOVIA V5R9では、3Dイメージを使って製品情報を共有、理解するための、新フォトショップ・スタジオ・オプティマイザー2を提供。プロ写真や映画撮影にも使える高品質なバーチャル製品イメージの提供、また、レンダリング機能やリアルタイム・シャドー環境も強化しています。

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PPR

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ENOVIA V5R9は、全3D PLM製品群および他CADシステムを超えて、PPR情報のモデリング、集中管理、そして統合を通じてモーフィングを促進します。アセンブリー・コンフィグレーションとリレーショナル設計の活用頻度は、構造テンプレートとサブアセンブリーのエフェクティビティの再活用とともに増加します。V5R9では、PPRはDELMIAセッションからENOVIA製品コンフィグレーションへのアクセスができるようになりました。また、ENOVIA Life Cycle Applicationの提供するマルチCAD機能強化によってパワフルなDMU管理と設計が可能となります。

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ナレッジ

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ENOVIA V5R9は、CATIA V5ナレッジの獲得とビューイングを含め、プロダクトおよびプロセス情報、経験、そしてエンタープライズ手法へのフルアクセスを提供し、「ラーニング・エンタープライズ」を形成します。企業特有のプロセス・ラーニングにおけるベスト・プラクティスと関連ナレッジを含むENOVIA Web-based Learning Solutions(カスタマイズ可能)を通じて、企業文化は更に豊かになります。

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CAA V5

ENOVIA V5R9は、ミドルウエアとプラットフォームの利用を拡大することにより、V5ベースのアプリケーション開発とカスタマイズがよりフレキシブルになりました。主要強化点として、開発とカスタマイズがよりフレキシブルになりました。主要強化点として、WebSphere互換アプリケーションを開発する新Javaダッシュボード製品、「協業企業」間における配布データ管理機能、Windows NTプラットフォーム上のVPDM機能範囲の拡張、そしてウェブベースエンタープライズ・ソリューションであるCompanion Development Studioの改善などが含まれます。