Aug 04 2016

学生フォーミュラのチーム・デルフト、初の電気自動車フォーミュラカーを 3Dエクスペリエンス・プラットフォームクラウド版で制作し公開

Formula Studentの前回優勝チームが、緊密な共同作業により 高性能な車両をわずか8ヶ月で設計・製造

2016 年7月12日 仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発プレスリリース 日本語参考訳 — 3Dエクスペリエンス企業であり、3D設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は本日、デルフト工科大学 (オランダ) に所属する14 の学生プロジェクト・チームの一つであるFormula Student Team Delft (以下、FSチームデルフト) が、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォーム クラウド版で設計・製造・テストされた初の電気学生フォーミュラカーを公開したことを発表しました。同チームは75名で構成され3Dエクスペリエンス・プラットフォームを使用することで、わずか8ヵ月で車両を完成しました。

FSチームデルフトが今回公開したシングルシーターの「DUT16」は、車両重量が160kg、177馬力で、停止状態から加速して時速100kmに達する時間がわずか2.2秒です。サスペンションによって自動調整されるフロントウィングが特徴のユニークなデザインを有し、さらに各ホイールに格納されたモーター、トランスミッションならびにブレーキシステムが、路面がウェットかドライかにかかわらず、車両の重量と速度、パフォーマンスの関係を最適化します。

FSチームデルフトは、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォーム クラウド版を活用することで、クラウドの技術的メリットを享受しながら、チーム内のシームレスな連携によってプロジェクトを円滑に実行し、ITインフラや管理にかかっていた時間とコストを削減しました。複数の専門分野をまたぐチームメンバーは、オンサイト、自宅、サプライヤーとのミーティング、あるいはテストといったいずれの状況においても、常にセキュアな状態でプラットフォームを使用できました。使いやすさと直感的なインターフェースにより、学生は機械、キネマティクス、複合材および電気の各アプリケーションをすぐに習得し、車両を物理的に製造する前に、複雑な設計課題に対処できました。

FSチームデルフトのチームマネージャーであるBas aan de Stegge氏は次のように述べています。「クラウド版の3Dエクスペリエンス・プラットフォームとCATIAアプリケーションがなければ、DUT16は実現できませんでした。インダストリアル・デザイン、応用科学ならびに航空宇宙工学、機械工学および電気工学 (といったさまざまな専攻) の学生で構成される私たちのチームの目標は、ただ一つです。それは、すべての学生フォーミュラ大会で優勝することです!デジタルで、かつクラウド化されたプラットフォームのおかげで、私たちはチーム一丸となって作業に取り組み、タイヤ、シャーシ、サスペンション、ドライブトレーン、空気力学およびエレクトロニクスといった様々なパラメータを、これまでより大幅に短い時間で最適化できました」

FSチームデルフトは、学生向けの工学設計の競技会としては世界最大となる「Formula Student」に向けて、DUT16を製作しました。今年は世界中から500のチームが、それぞれの事業計画・コスト・設計戦略の評価を実施する静的審査、およびフォーミュラ1サーキットで各チームの車両パフォーマンスをテストする動的審査に参加します。FSチームデルフトは、7月14日-17日の英国大会および8月9日-14日のドイツ大会で2015年のタイトル防衛を狙い、さらに8月25日-28日のスペイン大会に参戦の予定です。

ダッソー・システムズのエグゼクティブ・バイス・プレジデント、グローバル・アフェア・アンド・コミュニティーであるフィリップ・フォレスティエは次のように述べています。「何十人もの学生が、3Dエクスペリエンス・プラットフォーム クラウド版を初めて使い、非常に競争力の高い車両を、ゼロから設計・製造・テストし、1年未満でレースに参加しています。これは素晴らしい成果です。また、それは3Dエクスペリエンス・プラットフォームがクラウドでの大規模導入において堅牢性を発揮し、やりがいのある競争環境を支援していることを実証しています」

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訳注:本資料は仏Dassault Systèmes による英文プレスリリースをダッソー・システムズ株式会社が日本語訳(抄訳)したものです。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先致します。予めご了承下さい。