Apr 23 2003

Dassault Systemes、2003年第一四半期決算

  • 2003年第一四半期は収益が1億6,940万ユーロ、営業利益率が20.5%、EPS(1株当たり利益)が0.20ユーロとなり、市場予測を上回る業績を達成
  • 買収費用考慮前の営業利益率は21.7%、EPSは0.21ユーロ
  • PDMビジネスは引き続きPDM市場平均を上回り、17%の増収
  • 恒常為替レート・ベースでは1%の増収
  • DSは2003年度の目標EPS成長率を8%(買収費用考慮前で7%)に設定。2003年度の収益目標を再確認



プロダクト・ライフサイクル・マネージメント(PLM)ソリューションのソフトウエア開発におけるグローバル・リーダーのDassault Systemes(DS)(Nasdaq:DASTY、Euronext Paris:#13065, DSY PA) は2003年4月24日、2003年第一四半期(2003年1月−3月期)決算を発表しました。

すべての財務情報は未監査であり、米国一般会計原則(U.S.GAAP)に基づいて報告されています。さらに、米国一般会計原則に準拠していない財務情報についても、その旨を特記の上、買収費用(主として技術償却およびその他の関連費用)考慮前の営業利益、営業利益率、EPSと併せて表示されています。また、特記しない限り、比較対応数値はすべて前年同期をベースに表示されています。

決算のハイライト

第一四半期

2003年第一四半期の総収入は1億6,940万ユーロ(約228億1,818万円)でした。米国一般会計原則ベースの純利益は2,230万ユーロ(前年同期:2,530万ユーロ)または1株当たり0.20ユーロ(前年同期:0.21ユーロ)で、1株当たり前年同期比5%減となりました。買収費用を除く純利益は2,420万ユーロ(前年同期:2,850万ユーロ)または0.21ユーロ(前年同期:0.24ユーロ)で、前年同期比13%減となりました。

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2002年第一四半期と比較した総収入は予想どおり7%減、恒常為替レート・ベースでは1%増となりました。2003年第一四半期のソフトウエア収入は1億4,510万ユーロ(約195億4,497万円)で、総収益の86%を占めています。ソフトウエア収益は前年同期比9%減、恒常為替レート・ベースでは1%減となりました。ソフトウエア経常収益は、引き続きソフトウエア収入の重要な要素となっており、2003年第一四半期ソフトウエア総収入の55%(前年同期:49%)を占めています。2003年第一四半期に新たに発行されたライセンスは合計12,917シート、その内訳はCATIAが6,874シート、SolidWorksが6,043シートです。

2003年第一四半期のサービスその他の収入は5%増の2,430万ユーロで、総収入の14%を占めています。このサービス収入の増加は、主として同四半期のPLMプロジェクト件数の増加に伴うものです。

2003年第一四半期のPDMを含むプロセスセントリック市場の総収入は、前年同期の1億4,980万ユーロから7%減の1億3,890万ユーロとなりました。2003年第一四半期のPDM市場単独ベースの収入は、前年同期の1,480万ユーロから17%増の1,730万ユーロとなり、2003年第一四半期総収入の10%を占めています。PDMエンドユーザー・ソフトウエア市場の総収入は2,560万ユーロでした。2003年第一四半期のデザインセントリック市場の総収入は、前年同期比7%減の3,050万ユーロでしたが、米ドル・ベースのデザインセントリック市場の収入は前年同期比15%増と大幅に増加しました。

2003年3月31日現在、Dassault Systemesの財務状態は健全で、現金および短期投資総額は4億5,960万ユーロ、銀行からの借り入れはありません。

DSのChairmanであるCharles Edelstenneは、「Dassault Systemesは厳しいビジネス環境の中で、目標どおりの財務業績を達成した。2003年には、引き続き堅調な財務業績の達成に力を注ぎ、業界平均を上回ることができると確信している。」と述べています。

President and Chief Executive OfficerであるBernard Charlèsは、「2003年は堅調なスタートを切り、DSは市場予測を上回る業績を達成した。昨年は低迷する市況と大幅な通貨変動から総収入は伸び悩んだが、2003年第一四半期の業績は業界平均を上回り、市場シェア獲得に邁進する我々の努力を示している。PLM V5ベースのソリューションは、全業界で導入が進んでおり、継続して新規契約を結んでいる。第一四半期に発表した、Daewoo Heavy Industries & Machinery Limitedとの新たなPLM契約もその1つだ。我々のENOVIAおよびSMARTEAMによるPDMビジネスは、主要競合他社の業績を引き続き上回り、恒常為替レート・ベースで収益が25%増加した。デザインセントリック市場では、SolidWorksの収益が米ドル・ベースで15%増加し、依然として同セグメントのリーダーであることを証明している。DS製品の強力なバリュー・プロポジションはきわめて明確で、価格設定は厳しい経済状況下でも概ね安定している。

我々は近日中に、プロダクト・ライフサイクル・マネージメント市場向けのCATIA、ENOVIA、SMARTEAM、そしてDELMIAのVersion 5 Release 11を発表する。我々のV5R11 PLMポートフォリオは、お客様の実際の業界ニーズに応える現実的で最高の製品と最新ソリューションを提供する。」と述べています。

Executive Vice President and CFOであるのThibault de Tersantは、「DSの第一四半期の業績は、収益、営業利益率、EPSの予測を上回った。収益の増加は米国およびSolidWorksの業績向上を反映している。予測を上回る好調な収益と営業利益率は、コストを管理し、期待以上の収益を達成に継続してフォーカスした結果だ。

我々は今後も、継続して経済状況に配慮していく。第二四半期の収益目標は1億8,000万〜1億8,500万ユーロが妥当だと考えている。通年の収益目標については再確認しており、2002年に計上された総収入7億7,400万ユーロと同水準かまたは若干高めを目標としている。また、通年の米国一般会計原則に基づくEPS目標は、約1.18ユーロ(2002年のEPS:1.09ユーロ)すなわち前年比8%増に設定している。買収費用を考慮する前の通年EPS目標は前年比7%増の1.25ユーロ。2003年の営業利益率は2002年に達成した営業利益率を1ポイント上回ると確信している。我々は、引き続き恒常為替レート・ベースの目標収益成長率7%を目指す。以上の目標は、2002年度末のプレスリリースで概要を説明したとおり、ユーロの対ドル相場を1ユーロ=1.10ドルと想定している。」と述べています。

Dassault Systemesは、2003年2月6日の年度末プレスリリースで発表した自社株買い戻し計画に基づいて、約140万株を買い戻しています。

フランスの規制委員会(COB)の要求に応じて、DSはフランス一般会計原則に基づく2002年度決算書のプレスリリース(フランス一般会計原則と米国一般会計原則の調整を含む)をウェブサイトで閲覧できるようにする予定です。フランス一般会計原則と米国一般会計原則に基づく2002年の収益は7億7,400万ユーロでした。フランス一般会計原則に基づく2002年のEPSは米国一般会計原則に基づくEPSより0.18ユーロ低い数値になりましたが、その差異は主として営業権の償却に関する規則の違いによるものです。

ビジネス・ハイライト

自動車業界におけるリーディング・エンジニアリング・サービス・プロバイダーであるBertlandt AGは、DSとPLMソリューション契約を締結しました。Bertlandtは、全製品開発製プラットフォームを標準化するために、製品データ管理のENOVIA Life Cycle Application V5を選び、同社の既存のCATIA V5ソリューションと統合しました。

建設機器、産業用自動車、工作機械、工場自動化システム、ディーゼル・エンジン、防衛システムにおいて一流の製品およびサービスを提供する韓国の大手機械会社であるDaewoo Heavy Industries & Machinery Limited(DHIM)は、PLMソリューション契約にサインしました。この新たに獲得したPLMソリューションは、DSが開発するCATIA V5およびENOVIA LCAソフトウエアによってDHIMにおける製品開発の強化、コラボレーション環境の統合を支援します。PLMテクノロジーは、DHIMがフォークリフトや乗用車のエンジンなどの製品開発に関する効率を最大限に高め、PLMソリューションが提供するコラボレーション機能の活用を可能にします。

清掃機器における世界のリーディング・サプライヤーの一つであるNilfisk-Advanceは、同社のPLMプラットフォームを拡充および統合する契約を締結しました。Nilfisk-Advanceの開発チームは、コラボレーティブ製品開発のCATIA、コラボレーティブ・ライフサイクル管理のENOVIA PortalとSMARTEAMを含むDSが開発するソフトウエアにより、製品設計の迅速化およびコラボレーションの向上を実現します。

チリの国営航空会社であるENAERは、CATIAおよびSMARTEAMを含むPLMソリューション契約を締結しました。このソフトウェア・ソリューションは、ENAERにおける製品開発プラットフォーム全体を標準化し、大幅なコスト削減を実現します。

オランダのVanderlande Industriesは、同社のエンタープライズPLMソリューションとしてSMARTEAMを選定しました。Vanderlande Industriesは、流通センター、飛行場の荷物処理業務、小荷物宅配サービスの仕分けセンター、そして製造業界向けの最新配送およびサプライ・チェーン・システムのリーディング・プロバイダーです。

Dassault SystemesとESI Group(Euronext Paris:#6584)は、ESI GroupがCAA V5を活用して、次世代バーチャル試作、製造、そして環境ソリューションを開発、販売するというCAA V5 (Component Application Architecture)戦略開発契約を締結しました。まずESIグループは、バージョン5で、衝突および鈑金板金プレス加工をシミュレートするリアルなマルチフィジックス数値シミュレーション・ソリューションの提供にフォーカスします。ESIグループは、材料物理学を考慮したプロトタイピングおよびマニュファクチュアリングの数値シミュレーション・ソフトウェアの世界的リーディング・カンパニーです。同社のソフトウェアは衝突、安全性、音響現象、板金プレス加工、鋳造、溶接、電磁波のシミュレーションにおいて重要な役割を果たしています。今回のパートナーシップ契約の締結により、ESIグループはCAA V5ゴールド・ソフトウェア・パートナーとしてDassault Systemesのソフトウェア・コミュニティ・プログラムに参画します。

Dassault SystemesとImmersion Corporation(Nasdaq:IMMR)は、ImmersionがCAA V5上で、新ハンド・インタラクション・ソフトウエア群を開発するという契約を締結したことを発表しました。VirtualHand® for V5を使いCATIA® や ENOVIA™ DMU V5ユーザーは、自分の手で自然に3Dデジタルモックアップ(DMU)を操作、感知することが可能となります。V5ユーザーは史上初めて、3Dデジタル部品を実際に触ったり、つかむなど、現実的なフォース・フィードバックを体験できるようになります。デジタル・モックアップにおけるこの革新的なフィジカル・インタラクティブ法は、自動車、航空機、その他コンプレックス産業機械の人間工学を直感的かつコスト効率良く、評価することができます。

世界最大手のはしご製造およびディストリビューターであるWerner Co.は、SolidWorksの3D CADとSMARTEAM PDMソフトウエアを活用し、設計サイクルタイムを大幅に短縮します。SolidWorksの強力なモデリング機能と直観的なユーザー・インターフェースは、Werner Co.における製品開発の促進、静的な2Dの図面から3Dのソリッド・モデルへの迅速な移行を可能にします。3Dで製品を表示する機能は、Werner Co.の設計上の不備を発見することができるため、高価なプロトタイプを構築する回数が減り、顧客企業により迅速に製品を提供することができるようになります。

アルミ缶、アルミニウムおよびプラスチック・チューブの生産を合理化するオートメーションを採用したパイオニアであるHinterkopf Companyは、SolidWorksの3D CADソフトウエアを活用し、世界中で使用されるプラスチックの歯磨き粉チューブからアルミのエアゾール缶に至る全製品を作る自動生産ラインを設計します。同社は、製品設計期間の短縮、生産エラーの削減、そして大規模アセンブリーの微調整を加速させるべく、SolidWorksソフトウエアを30ライセンス導入し、他のCADを使用した場合よりも迅速な機械の提供を実現します。さらに、SMARTEAM PDMソフトウエアを活用し、同社が生成するすべての設計データを管理するとともに、COSMOSMotionを使用して製品設計の解析も行っています。

世界最大手の自動車接続システム・メーカーであるThe Holland Groupは、SolidWorksを同社の標準3D CADに決定しました。The Holland Groupは、SolidWorksを28ライセンス購入し新製品の設計を迅速化し、お客様独自のトラクターやトレイラーを設計するためにSolidWorksのライセンスを28シート購入しました。

The University of Ottawaは、同大学独自の工学設計課程で用いる3D CADソフトウエアとしてSolidWorksを導入しました。同大学は、英語またはフランス語のいずれかでソリッド・モデリングの原理について425名の学生を短期教育するためにSolidWorksを100シート導入しています。

その他のハイライト

SolidWorks 2003ソフトウエアは、米国最大のエンジニアリング誌、「NASA Tech Briefs」の読者により、2002年のProduct of the Yearに選ばれました。SolidWorksソフトウエアが1995年に発売されて以来、「NASA Tech Briefs」の読者がSolidWorksに賞を授与したのは2度目です。SolidWorksは、この名誉ある賞を2度受賞した唯一の企業です。

先日、PLMコンサルティングおよび調査会社であるCIMdataがDELMIAソリューションのROI調査を完了したことを発表しました。その調査によると、DELMIAのデジタル製造ソリューションを使用する企業は、それぞれの当初目標と予想利益を達成または突破していることがわかりました。また、デジタル・マニュファクチャリング・テクノロジーを導入している企業は、年間投資額の5倍から10倍もの利益を期待することができます。この調査は、米国、欧州、アジアの自動車、航空、造船業界でDELMIAを利用しているお客様から得た情報に基づいたものです。

Conference call information:

The Company will host a teleconference call today at 4:00 PM CET/3:00 PM London/ 10:00 AM New York. The conference call will be available via the Internet by accessing www.3ds.com. A replay of the conference call will be available until May 1, 2003 via the Internet by accessing www.3ds.com.

Statements above that are not historical facts but express expectations or objectives for the future, including but not limited to statements regarding the Company's objectives for 2003 second quarter revenue, 2003 revenue on a reported basis and 2003 revenue growth in constant currencies, 2003 operating margin trends and 2003 EPS, are forward-looking statements (within the meaning of Section 27A of the Securities Act of 1933, as amended). Such forward-looking statements are based on management's current views and assumptions and involve known and unknown risks and uncertainties. Actual results or performances may differ materially from those in such statements due to, among other factors:(i) currency fluctuations, (ii) global economic conditions, (iii) market demand for our products and services, (iv) new product developments and technological changes, and (v), our ability to recruit and retain skilled personnel. Unfavorable changes in any of the above or other factors described in the Company's SEC reports, including the Form 20F for the year ended December 31, 2001, which was filed with the SEC on June 20, 2002, could materially affect the Company's financial position or results of operations.