Feb 06 2003

Dassault Systemes、2002年第四四半期および通年決算

Dassault Systemes、2002年第四四半期および通年決算
堅調な業績を維持し、PLM市場におけるワールドワイド
リーダーシップをさらに強化

  • 第四四半期の総収入は2億2,440万ユーロ、営業利益率は37.2%、買収費用を含むEPSは0.46ユーロとなり、第四四半期の業績は市場予測を上回り、DSの目標を達成
  • 2002年度通年の総収入は4%増の7億7,410万ユーロ、営業利益率は27.7%、買収費用を含むEPSは1.17ユーロ
  • PDMビジネスの総収入は第四四半期が33%の増収、通年では25%の増収
  • 恒常為替レート・ベースでの総収入は第四四半期が5%の増収、2002年度通年は7%の増収



プロダクト・ライフサイクル・マネージメント(PLM)ソリューションのソフトウェア開発におけるグローバル・リーダーのDassault Systemes(DS) (Nasdaq:DASTY、Euronext Paris:#13065、DSY PA)は2003年2月6日、2002年12月31日までの2002年第四四半期および通年の決算を報告しました。

買収費用には、営業権、技術の償却およびその他の買収関連費用が含まれています。注記がある場合を除き、当プレス・リリースには、買収費用考慮前の財務数値が使われています。営業権の償却は2001年12月31日に終了しました。すべての財務情報は米国の一般会計原則(US GAAP)に基づき未監査にて報告されています。また、特記しない限り、比較対応数値はすべて前年同期をベースに表示されています。

決算のハイライト

 

第四四半期

 

2002年第四四半期の総収入は2億2,440万ユーロ(約287億2,320万円)で、前年同期の2億2,530万ユーロと同水準となりました。恒常為替レート・ベースでの総収入は5%の増収でした。

ソフトウェア収入は1%増の1億9,440万ユーロ(約248億8,320万円)で、2002年第四四半期の総収入の87%を占めました。ソフトウェアの総収入に対するソフトウェアの経常収入の比率は2001年第四四半期が40%であったのに対し、2002年第四四半期は42%でした。2002年第四四半期に新たに発行されたライセンス総数は16,216シートで、その内訳はCATIAが10,196シート、SolidWorksが6,020シートです。2002年第四四半期のサービスおよびその他の収入は11%減の3,000万ユーロで、総収入の13%を占めました。

2002年第四四半期のPDMを含む、プロセスセントリック市場の総収入は前年同期の1億9,130万ユーロから1%増の1億9,370万ユーロで、総収入の86%を占めました。2002年第四四半期におけるPDM市場単独ベースの収入は、前年同期の2,330万ユーロから33%増と大幅に増加して3,090万ユーロとなり、総収入の14%を占めました。PDMエンドユーザー・ソフトウェア市場の総収入は5,420万ユーロでした。デザインセントリック市場の総収入は、前年同期の3,400万ユーロから10%減の3,070万ユーロとなり、総収入の14%を占めました。

2002年第四四半期の買収費用を除く純利益は5,320万ユーロ、1株あたり利益は0.46ユーロとなり、前年同期の純利益5,480万ユーロ、1株あたり利益0.47ユーロから1株あたり利益ベースで2%減少しました。2002年第四四半期のUS GAAPに基づく買収費用を含めた純利益は22.1%増の5,140万ユーロ、1株あたり利益は0.45ユーロでした(前年同期の純利益は4,210万ユーロ、1株あたり利益は0.36ユーロ)。

現金および短期投資総額は3億8,840万ユーロ、2002年12月31日現在における銀行借り入れはなく、財務状態は健全でした。

 

2002年通年

 

2002年度の総収入は4%増の7億7,410万ユーロ(約990億8,480万円)で、恒常為替レート・ベースでの総収入は7%増加しました(前年度:7億4,610万ユーロ)。2002年度のソフトウェア収入は4%増の6億6,990万ユーロ、サービス収入は1%増の1億420万ユーロでした。2002年度のソフトウェアの経常収入はソフトウェア総収入の48%を占めました。

2002年度の買収費用を除いた純利益は1億3,600万ユーロ、1株あたり利益は1.17ユーロで、前年度の純利益1億4,400万ユーロ、1株あたり利益1.23ユーロから1株あたり利益ベースで5%減少しました。2002年度のUS GAAPに基づく買収費用を含めた純利益は1億2,640万ユーロ、1株あたり利益は1.09ユーロで、前年度の純利益8,870万ユーロ、1株あたり利益0.76ユーロから43%増加しました。通年の新たに発行されたライセンス総数は57,934シートで、その内訳はCATIAが34,308シート、SolidWorksが23,626シートです。

2002年度のPDMを含む、プロセスセントリック市場の収入は5%増の6億4,790万ユーロ(前年度:6億1,790万ユーロ)でした。PDM単独ベースの収入は25%増の8,270万ユーロ(前年度:6,590万ユーロ)でした。PDMエンドユーザー市場における総収入は1億3,410万ユーロでした。デザインセントリック市場の総収入は2%減の1億2,620万ユーロ(前年度:1億2,820万ユーロ)でした。

DSのChairmanであるCharles Edelstenneは、「2002年度全体におけるビジネスの成功を反映しているように、DSは厳しい経済環境の下でも引き続きPLM市場のトップの座を維持した。さらに、2002年度決算が証明するとおり、当社は業績から見て世界トップクラスの好業績ソフトウェア企業にランクされると確信している。今期の決算内容は、我々のビジネス・モデルの弾力性と柔軟性を明確に示している」と述べています。

President and Chief ExecutiveであるBernard Charlèsは、「2002年度はPLM市場における我々のリーダーシップが明らかに拡大し、DSにとって堅調な年となった。2002年度にはマーケット・シェアを3ポイント伸ばしたと確信している。2002年で最も印象的なこととして、多くの主要PLM顧客企業による事例を公表できることをうれしく思っている。Ford Motor Companyは、当社のCATIAおよびENOVIA PLMソリューションに基づいて世界中の車両プログラムをすべて標準化することを決定した。この決定は、我々のV5 PLMソリューションのベネフィットに対する顧客企業の関心の高さを実証するものである。V5はイノベーションを促進し、開発サイクルを短縮、さらに本来の柔軟性を高めるエンタープライズ全体にわたるコラボレーティブな開発環境を提供する。」と述べています。

またCharlesは、「2002年度、我々はトップクラスの競合他社を大幅に上回る業績を上げ、PDMビジネスにとって画期的な年となった。2002年第四四半期のENOVIAとSmarTeamはいずれも好調で、PDMの総収入は25%の増収となった。これらの成績は、顧客の複雑なビジネス・ニーズに忠実に対処し応えることのできる強健なソリューションを提供するという我々の戦略の成功を示すものである。同時にPDMの成功は、我々のPLM戦略の妥当性を証明している。

SolidWorksは、比較的小規模企業が影響をより大きく受けているデザインセントリック市場における厳しい市場環境の下で、継続的に優れた業績を上げている。

2003年度の見通しについては、我々のソフトウェア・ソリューションによってPLM世界市場におけるリーダーシップをさらに拡大することができると確信している。2003年度にリリースが予定されている製品は、当社と競合他社とのテクノロジー・ギャップをさらに拡大することを狙っている。また、財務面では引き続き堅調な営業利益の達成を目標としている。」とコメントしています。

Executive Vice President and CFOであるのThibault de Tersantは、「当社の第四四半期の業績は予想を上回るものとなった。景気低迷や極めて不安定な為替相場が続いているにもかかわらず、通年のソフトウェア収入と総収入は増収となった。また、2002年第四四半期の恒常為替レート・ベースでの収入は5%の増収、通年では7%の増収であった。

特に、第四四半期の営業利益率が37.2%に達し、総収入はほぼ同水準であった前年同期を基準に1ポイント上昇したことを報告でき、うれしく思っている。第四四半期の費用水準に表れているように、当社がとったコスト対策に上昇基調となり、優れたオペレーティング・レバレッジを上げる態勢に十分位置づけられていることが示されている。

当社は、2003年度の恒常為替レート・ベースでの収入目標として2002年度に達成した7%の増収をめざす。ユーロの対ドル相場を1ドル=1.10ユーロと想定すると、当社の収入実績は2002年の7億7,400万ユーロと同じか、若干上回るであろう。経済環境の不透明さを考えると、2003年第一四半期の収入目標は1億6,500万ユーロないし1億7,000ユーロあたりが妥当だと考えている。」と述べています。

DSは本日、発行済み普通株式の3%を上限とする自社株買戻し計画が取締役会で承認されたことを発表しました。

新製品投入状況

PLMバージョン5リリース10(V5R10)−コラボレーティブな製品開発のCAITA、そしてコラボレーティブなライフサイクル・マネージメントのENOVIAおよびSMARTEAM−がリリースされました。同時にDSは、効率的な製造プロセス・エンジニアリング製品であるDELMIA V5R10を発表しました。"Connected by Knowledge" は、V5R10の基本的なコンセプトです。その特長は、ポートフォリオ全体にわたって比類なく高いレベルでの統合が実現され、顧客企業間でナレッジの交換や付加価値の高いビジネス上のやり取りが可能となります。V5R10は、プロダクト・エンジニアリング、製造、コラボレーション、そしてライフサイクル・マネージメントにおけるベスト・プラクティスの展開を可能にし、これらの領域で顧客企業にバリューを提供します。

CATIA V5R10は、"Connected by Knowledge" を基本コンセプトとして、専用アプリケーションによる自社のベスト・プラクティスの獲得および展開を可能とする新BKT(ビジネス・プロセス・ナレッジ・テンプレート)やCATIA V5R10におけるナレッジの拡大を実現しました。CATIA V5R10はまた、中小規模企業(SMB)に向けたエントリーPLM製品群、OEMメーカーに向けてエンド・ツー・エンド・プロセスを広範にカバー、また、サプライ・チェーン・コラボレーションのためのCATIA-ENOVIAワーク・パッケージ・エクスチェンジを提供します。

DELMIA V5R10は、(ワークステーションのリソース・ライブラリーを構築、そして再利用する)プロセス・カバレッジを拡張し、また新DPM Shop Floorソリューションを使用して製造プロセス・プランナーと作業現場の作業員との間にコラボレーティブ・リンクを構築することによりV5R10のテーマである"Connected by Knowledge" を実現します。その他のDELMIA V5R10の主な特徴は、自動車産業に向けたエンド・ツー・エンドのプロセス・カバレッジの拡張、PPR Hubのパフォーマンス向上、DELMIAアプリケーションとENOVIAとの統合の拡大などがあります。

ENOVIA V5R10は、サプライ・チェーン全体における製品定義の交換を強化し、V5R10 "Connected by Knowledge" の基本コンセプトを実現します。ENOVIA V5R10は、パフォーマンスと拡張性の向上、完全なトップ・ダウンによる製品設計を可能にする新製品VPDMベスト・プラクティス、企業標準のWEBサイトで使用される新製品3D webビューワー、新製品CATIA-ENOVIAワーク・パッケージ・エクスチェンジによるENOVIA VPMおよびENOVIA LCA製品のサプライ・チェーン・サポートが強化されました。

SMARTEAM V5R10は、CATIAの機能拡張と新製品ENOVIA DMUインターオペラビリティを通じて、V5R10のコア・コンセプトである"Connected by Knowledge" を実現します。SMARTEAM V5R10はまた、シンプルなパッケージング、価格、そしてライセンシングによる3D PLMの迅速な展開、電機・電子(E&E)や医療器具メーカー向けに特化した業界ソリューションを提供します。更に、SMARTEAMのリリースは、DSのその他のV5 PLMソリューションと同時に行われました。

世界トップクラスの3Dソフトウェア開発テクノロジー市場におけるリーディング・プロバイダーであるDSグループのSpatialは、3Dモデリング製品のフル・ラインアップでR10をリリースすることを発表しました。このセレクションには3D ACIS Modeler、3D ACIS PHY V5、そして3D ACIS Deformable Modelingなどが含まれています。R10のリリースによりパフォーマンスの向上、サーフェス機能の強化、そして互換性の向上などが可能となります。

その他のハイライト

DSは、株式非公開企業であるKnowledge Technologies International(KTI)を買収しました。KTIは、同社のコンサルティングの専門性とICADソフトウェアを通じて、特に航空宇宙および自動車業界において、顧客企業独自の設計と製造プロセスの獲得および自動化に向けたKnowledge-based engineering (KBE)ソリューションにおけるリーダーとして知られています。KTIの買収は、DSの既存のV5ナレッジウエア・ソリューションを補完し、顧客企業独自のプロセス・オートメーション(KTI)、汎用アプリケーション(DS)、そして業界に特化したソリューション(DS)などを含めた完成度の高いKBEプラクティスを提供することで、DSをリーダーシップ・ポジションへと位置付けるものといえます。この買収はまた、DSのナレッジ・ベースのサービス・オファリングを強化するものとして期待されています。

DSは、EDAGにおける全社的な設計ソフトウェアの移行について契約を締結したと発表しました。500シート以上のCATIA V5がEDAGに導入され、顧客企業がイノベーティブで高品質な製品を迅速かつ競争力のある価格で提供できるよう、製造前に全ての製品をデジタルで開発するという同社の企業戦略を更に前進します。EDAGは、CATIA V5の選定における決定的な要因として、CATIA V5の使い易さ、製品モデルのパワフルなデジタル・モックアップ、そして評価プログラムにおける優れた結果などを言及しています。更に、CATIAソフトウェアは、自動車業界における世界標準であるということが、世界中の自動車メーカーの主要エンジニアリング・パートナーであるEDAGにとって、自然な選択でした。

Pratt & Whitney Canadaは、デジタル技術を活用した新しいエンジン開発にCATIA V5、ENOVIAVPM、そしてENOVIA 3d comを採用しました。DSは契約に基づき、CATIA V5を2002年末までに200シート、2003年中に300シートを提供します。Pratt & Whitney Canadaの目標は、全設計および製造プロセスを通じてデジタル技術を採用してエンジンを開発する航空業界初の企業になることです。

デザインセントリック市場においてDSの3Dソフトウェアを提供するSolidWorksは、タイヤ製造におけるグローバル・リーダーであるMichelinが新しいタイヤ製造機械の設計のためにSolidWorksソフトウェアのライセンス1,000シートを購入する契約を締結したと発表しました。DSのプロセスセントリック市場向けのオーサリング・ツールであるCATIAは2001年以降、Michelinの新しいタイヤ設計に幅広く使用されています。

SmarTeamは、海底石油生産システムの大手メーカー、Kvarner Oilfield Products(KOP)に最先端のPLMソフトウェアを提供する総額100万ドルの契約を締結したと発表しました。KOPはSMARTEAMを使用することで、より効果的なデータへのアクセスと管理、設計と製図の再利用の促進、エンジニアに単一の基準点を設定、ドキュメント・コントロール・システムのリプレースを実現し、最終的にはエンジニアリングの時間を大幅に削減します。さらに、これらのベネフィットが、製品の品質とイノベーションにプラスの影響を与えることが期待されています。

食品業界における世界最大手企業の子会社5社は、業務用パン焼き機の設計にSolidWorksの3Dソフトウェアのライセンス70シートを使用しています。これらHorstmann Lebensmittelgruppeの子会社は、SolidWorksを利用して2Dから3D設計へ移行して製品設計サイクルの速度を速め、2D設計ソフトウェアを使用した場合よりも迅速にパン焼き機を市場に投入しています。Horstmannグループ企業はSolidWorksを利用して、100カ国以上における小規模ベーカリーのキッチンや大規模工場でパン生地をこね、パンを焼くために使用する商業用パン焼き機を設計しています。

ベルギー最大の工業デザイン専門大学、Kaho Sint-Lievenは、SolidWorksソフトウェアをカリキュラムに取り入れて、エンジニアリング専攻の学生にプロフェッショナル・キャリアに必要な3D CADのスキルを身につけさせています。同大学はSolidWorksのライセンス60シートを購入し、迅速かつ簡単にソリッド・モデルを作成する方法を学生に教えます。

SolidWorks 2003 3Dソフトウェアは、CADの利用を促進するCADENCE Magazine Editors' Choice Awardを受賞しました。同誌の編集がSolidWorksのコア・ソフトウェアの最新版であるSolidWorks 2003を選んだ理由は、その革新性、独創性、簡素さ、および使いやすさが設計者やエンジニアの設計時間の能率化、および製品の市場投入の迅速化と効率化に役立っているためです。

Conference call information:

The Company will host a teleconference call today at 4:00 PM CET/3:00 PM London/ 10:00 AM New York. The conference call will be available via the Internet by accessing www.3ds.com . A replay of the conference call will be available until March 6, 2003 via the Internet by accessing www.3ds.com.

Statements above that are not historical facts but express expectations or objectives for the future, including but not limited to statements regarding the Company's objectives for 2003 revenue growth on a reported basis and in constant currencies and operating margin, and 2003 first quarter revenue h, are forward-looking statements (within the meaning of Section 27A of the Securities Act of 1933, as amended). Such forward-looking statements are based on management's current views and assumptions and involve known and unknown risks and uncertainties. Actual results or performances may differ materially from those in such statements due to, among other factors:(i) currency fluctuations, (ii) global economic conditions, (iii) market demand for our products and services, (iv) new product developments and technological changes, and (v), our ability to recruit and retain skilled personnel. Unfavorable changes in any of the above or other factors described in the Company's SEC reports, including the Form 20F for the year ended December 31, 2001, which was filed with the SEC on June 20, 2002, could materially affect the Company's financial position or results of operations.