Oct 25 2004

ダッソー•システムズ、堅調な2004年第三四半期決算を発表 ~2004年の財務目標を再確認

第三四半期決算のハイライト
  • 総収入は7%増の1億8,800万ユーロ、恒常為替ベースでは10%の増収
  • U.S. GAAPベースのEPS(1株当たり利益)は0.28 ユーロ(17%増)
  • 買収費用を除くEPSは12%増の0.28ユーロ
  • ソフトウエア収入は3%増の1億5,670万ユーロ、恒常為替ベースでは6%の増収
  • PDM市場の収入は11%増、恒常為替ベースでは14%の増収
  • デザイン・セントリック市場の収入は16%増(米ドル・ベースで26%増)
  • 2004年の財務目標を再確認し、2005年の暫定財務目標を設定
  • DS とRAND Worldwideが欧州における中小企業ビジネス強化策を発表-
1月- 9月期決算のハイライト
  • 総収入は6%増の5 億5,670 万ユーロ(約757億1,120 万円)、恒常為替レート・ベースでは9%の増収
  • U.S. GAAPベースのEPS(1株当たり利益)は0.83 ユーロ(22%増)
  • 買収費用を除くEPSは18%増の0.84ユーロ
  • ソフトウエア収入は3%増の4億6,450万ユーロ、恒常為替レート・ベースでは7%の増収
  • プロセス・セントリックの収入は4%増の4 億5,210 万ユーロ、恒常為替レート・ベースでは7%の増収
  • PDMの収入は12%増の6,610万ユーロ、恒常為替レート・ベースでは16%の増収
  • デザイン・セントリック市場の収入は14%増の1億460万ユーロ(米ドル・ベースで25%増)

PARIS, FRANCE, Oct 26, 2004 – PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)ソリューションのソフトウエア開発におけるグローバル・リーダーのダッソー•システムズ(DS)(Nasdaq: DASTY, Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は2004年10 月26 日、2004 年第三四半期(2004 年7 月-9 月期)および2004 年9 月末時点(2004 年1月-9月期)の決算を発表しました。

 

第三四半期決算のハイライト

 

  • 総収入は7%増の1億8,800万ユーロ、恒常為替ベースでは10%の増収
  • U.S. GAAPベースのEPS(1株当たり利益)は0.28 ユーロ(17%増)
  • 買収費用を除くEPSは12%増の0.28ユーロ
  • ソフトウエア収入は3%増の1億5,670万ユーロ、恒常為替ベースでは6%の増収
  • PDM市場の収入は11%増、恒常為替ベースでは14%の増収
  • デザイン・セントリック市場の収入は16%増(米ドル・ベースで26%増)
  • 2004年の財務目標を再確認し、2005年の暫定財務目標を設定
  • DS とRAND Worldwideが欧州における中小企業ビジネス強化策を発表

ダッソー•システムズのPresident and Chief Executive OfficerであるBernard Charlesは、「第三四半期にはターゲット業界での大型受注、V5 PLMの最新リリースの投入、充実した決算など、ビジネス全般にわたって重要な成果が得られた。年初から第三四半期までの順調な業績と第四四半期の見通しから判断して、当社が通年でも堅調な業績を上げるための条件は十分整ったと考えている」と述べています。

 

収入

2004 年第三四半期の総収入は1 億8,800 万ユーロ(約255 億6,800 万円)で、前年同期の1 億7,630 万ユーロに比べて7%増、恒常為替レート・ベースでは10%の増収となりました。総収入の増加はソフトウエア収入とサービス収入の増加を反映しています。

2004 年第三四半期のソフトウエア収入は1 億5,670 万ユーロで総収入の83%を占め、前年同期比3%増、恒常為替レート・ベースでは6%の増収となりました。ソフトウエア経常収入は、2004年第三四半期のソフトウエア収入全体の55%を占めています。第三四半期に新たに発行されたライセンス数はCATIA (R)とSolidWorks(R) を合わせて14,002 シートで、前年同期の13,478 シートに比べて4%増加しました。CATIA のライセンス数は見込み通り4%減少しました。SolidWorks のライセンス数は前年同期比で14%増加しています。第三四半期のサービス収入は3,130 万ユーロで、前年同期比30%増、恒常為替レート・ベースで34%増と急伸しました。第二四半期と同様、サービス収入の力強い伸びはすでに進行中のPLMプロジェクトに起因しています。

PDM(製品データ管理)を含むプロセス・セントリック市場の2004年第三四半期の収入は1億5,300万ユーロで、これに対し前年同期は1 億4,600 万ユーロでした。プロセス・セントリック市場の収入は前年同期比で5%増、恒常為替レート・ベースでは8%の増収でした。PDM収入は前年同期比で11%増、恒常為替レート・ベースで14%増の2,370万ユーロとなり、総収入の13%を占めています。

デザイン・セントリック市場では、2004 年第三四半期のSolidWorks の収入は前年同期の3,030 万ユーロを16%上回る3,500 万ユーロとなりました(米ドル・ベースで26%の増収)。SolidWorks は第三四半期に大量の受注を獲得し、そのほぼ3分の2が2D設計ツールからの移行でした。 新規顧客には、SolidWorksのライセンス200 シート導入を決めたデンマークのF.L. Smidthなどが含まれています。

 

営業利益、利益率、EPS、財務状況

ダッソー•システムズのExecutive Vice President and CFOであるThibault de Tersantは、「第三四半期の収入、営業利益率、利益はいずれも目標どおりで、特に利益成長が過去四四半期の上昇傾向を引き継いで高水準となったことに満足している」と述べています。

2004年第三四半期の営業利益は4,610万ユーロ(利益率24.5%)で、前年同期の4,260万ユーロ(利益率24.2%)に比べて8%の増益となりました。2004 年第三四半期の買収費用考慮前の営業利益は4,630 万ユーロで、前年同期の4,400 万ユーロに比べて5%増加しました。2004 年第三四半期の買収費用考慮前の利益率は24.6%で、前年同期の25.0%よりわずかに減少しました。

2004 年第三四半期のEPS は、前年同期の1 株当たり(希薄化後)0.24 ユーロから17%増の0.28 ユーロとなりました。買収費用考慮前のEPS は、前年同期の1 株当たり(希薄化後)0.25 ユーロから12%増の0.28 ユーロとなりました。買収費用考慮前のEPS の力強い伸びは、主に収入と営業利益、財務収入の成長を反映しています。第三四半期の純利益は3,230 万ユーロに達し、前年同期の2,710万ユーロを19%上回りました。買収費用考慮前の純利益は3,230万ユーロで、前年同期の2,820万ユーロに比べ15%増加しました。

2004 年9 月30 日現在のダッソー•システムズの財務状況はきわめて堅調で、キャッシュおよび短期投資の総額は5 億5,140 万ユーロとなっています。2004 年第三四半期に営業活動から得たキャッシュ総額は2,970万ユーロでした。

 

1月- 9月期決算のハイライト

 

  • 総収入は6%増の5 億5,670 万ユーロ(約757億1,120 万円)、恒常為替レート・ベースでは9%の増収
  • U.S. GAAPベースのEPS(1株当たり利益)は0.83 ユーロ(22%増)
  • 買収費用を除くEPSは18%増の0.84ユーロ
  • ソフトウエア収入は3%増の4億6,450万ユーロ、恒常為替レート・ベースでは7%の増収
  • プロセス・セントリックの収入は4%増の4 億5,210 万ユーロ、恒常為替レート・ベースでは7%の増収
  • PDMの収入は12%増の6,610万ユーロ、恒常為替レート・ベースでは16%の増収
  • デザイン・セントリック市場の収入は14%増の1億460万ユーロ(米ドル・ベースで25%増)

 

戦略、技術、パートナーシップ

ダッソー•システムズのPresident and Chief Executive OfficerであるBernard Charlesは、「今四半期はコンシューマー・エレクトロニクス分野のSiemens ICM、造船会社のNorthrop Grumman、水力発電会社のHydro-Québec などから戦略的に重要な契約を受注し、新たなインダストリー展開を図る当社PLM ソフトウエアの高い競争力を明確に示すことができた。さらに、高度なコラボレーション機能を持つPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)Version 5 Release 14(V5R14)を投入して製品を一段と強化した。販売チャネル面では、昨年来パートナー各社との協力を深め、特に米国における中小規模ビジネス市場への対応を強化した。その結果として、米国における恒常為替レート・ベースが今四半期32%増収となったことは、喜ばしいことだ。現在は同様の手法で欧州の中小規模ビジネス強化に取り組んでおり、これに関連してRAND Worldwideと同意書を交わした。デザイン・セントリック市場でリーダーシップを発揮するSolidWorks は、第三四半期に米ドル・ベースで26%の増収を記録するなどきわめて好調で、2D から3D ソフトウエア・ソリューションへの移行ユーザーの取り込みに成功している」と述べています。

本日付けの別のプレスリリースで発表したとおり、ダッソー•システムズとRand A TechnologyCorporation(RAND Worldwide)はPLM ソリューション販売に向けた欧州での戦略パートナーシップを見直す意向を発表しました。これを受けて、ダッソー•システムズはRAND Worldwide が英国、スウェーデン、ドイツ、スイスに持つ子会社とロシア担当の子会社Rand Technologies C.I.S., Inc.を買収し、さらにRAND North America, Inc.(Rand Americas)への出資比率を60%から70%に引き上げます。買収総額は約3,200 万ユーロです。RAND Worldwide はこの取引からの利益でダッソー•システムズへの負債残高を全額返済する予定です。

防衛・航空宇宙業界の世界最大手に数えられるNorthrop Grumman は、CATIA V5 とENOVIA(R)ライフサイクル・アプリケーションを含むDS のPLM ソリューションを採用し、米海軍の次世代水上戦闘艦DD(X)の設計、製造、管理にこれを利用する予定です。

カナダ・ケベック州最大のエネルギー会社Hydro-Québec は、水力発電所の設計用にCATIA V5 とSMARTEAM(R) を含むDSのPLM ソリューションを採用しました。Hydro-Québec は、水力発電の施設所有事業者としては初めてダムやプラント施設、配送電インフラなどの設計にデジタル技術を取り入れています。

GSM携帯電話およびコードレス電話の世界最大メーカーの1つであるSiemens ICMは、同社のコードレスおよび携帯電話製品を製造するためのメカニカル・デザイン・プラットフォームに、ダッソー•システムズのPLM ソリューションを採用しました。Siemens はコラボレーティブ製品設計のCATIA V5 と、コラボレーティブ製品データ管理のSMARTEAMを導入します。

AREVA は同社とSiemens との共同出資子会社であるFramatome ANP を通じて、フランス国内外の全部署にCATIA とSMARTEAMを含むダッソー・システムズのPLM ソリューションを採用しました。

世界有数のセメント製造機器メーカーであるデンマークのF.L. Smidth は、セメント製造装置や工場の設計効率と生産性を高めるため、標準3D メカニカル設計としてSolidWorks ソフトウエアを採用しました。長年2D ソフトウエアを利用してきた同社は、SolidWorks ソフトウエアを200 ライセンス導入する予定です。

ダッソー・システムズは、PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)Version 5 Release 14(V5R14)を発表しました。これは、コラボレーティブ製品開発のCATIA、および製品データ管理、ライフサイクル管理、コラボレーション、そして意思決定を支援するENOVIA とSMARTEAM、工場・生産プロセスのデジタル開発に対応したDELMIA(R) Product Lifecycle Management ソリューションで構成されます。

 

 

  • “グローバル・チームの発想力と協業”を支える今回の新リリースは、画期的な工業デザイン・テクノロジーを提供するとともに、コラボレーティブな製品開発機能にも改良を加えています。たとえば新製品ワークパッケージ・エクスチェンジでは、バリューチェーンを構成する各社が詳細な製品定義のやり取り、コンカレントなリレーショナル設計の推進、そして企業の知的資産を保護することができます。
  • 画期的なCATIA イマジン&シェイプ製品は、V5 PLM の対象を工業デザイナーにも拡張したもので、製品のアイデアをより素早く検討できるほか、急なスタイリング修正にも対応できるので、より確かな製品作りが可能となります。
  • Webベースの新ENOVIA LCA(ライフサイクル・アプリケーション)ナビゲーターでは、全社を通じてロール(役割)別にPLM 情報へのアクセス権限が設定されます。エンジニアもそれ以外のスタッフも、各自の業務に必要な範囲で製品、プロセス、リソースの関連情報にアクセスすることができます。
  • DELMIA V5R14 は、製造コミュニティ内に効率的なコラボレーティブ・ワークスペースを提供します。

ダッソー•システムズは、3D XML for PLM (Extensible Markup Language for Product LifecycleManagement)を発表しました。これは精度の高い生の3D データを素早く、簡単に軽量データとして取り込んで共有を可能にするユニバーサルなXML ベースのフォーマットです。3D XML はきわめて複雑なデータを圧縮し、既存のフォーマットと比べて最大99%の軽量化をもたらすもので、3Dデータを用いたコラボレーションを大きく向上させます。ダッソー•システムズは、この3D XML フォーマットを、CATIA、DELMIA、ENOVIA、SMARTEAM、SolidWorks およびSpatial の全製品に組み込んでおり、今後発表するすべてのソリューションにも同様に組み込む予定です。3D XMLは、ラティス・テクノロジーのXVL ソリューションと経験を活用し、さらに拡張していきます。これは本年7 月に発表した同社とのパートナーシップに基づくものです。

 

ビジネスの見通し

Thibault de Tersantは、「当社が2004年の目標として掲げている恒常為替レート・ベースで約9%の増収と恒常為替レート・ベースで約16%のEPS 成長(買収費用考慮前)という数値に変更はない。第四四半期の収入見通し、投資計画、主要通貨の想定為替レートなどを考慮すると、買収費用考慮前の営業利益率は2003 年の29.0%と同等ないしややこれを上回ると見られる。収入とEPS の目標値については、引き続き1 ユーロ=1.25 ドルの為替レートを想定し、2004 年の収入目標を約7 億9,500 万ユーロ、買収費用考慮前のEPS目標を約1.35ユーロとしている。

当社は現在、2005 年の暫定財務目標を設定している。恒常為替レート・ベースでの収入増を加速する体制は整ったと考えている。当初の財務目標の前提としては、グローバルな経済環境が安定を続けること、ターゲット市場で当社ソフトウエア製品およびソリューションへの高い関心が続くこと、そしてRANDWorldwide との新たな合意が完結することなどを想定した。具体的には、恒常為替レート・ベースで約11%-12%の増収と、2004 年に比べて安定的な営業利益率を暫定財務目標とする。2004年第四四半期と同じ為替レートを想定すると、目標収入は約8 億7,500 万ユーロから8 億8,500 万ユーロとなる」と述べています。

 

主要プレスリリース ハイライト

 

2004年10月13日 ダッソー・システムズ、3D XML for PLM を発表

 

2004年10月13日 Siemens、IBM とダッソー・システムズのPLM ソリューションを採用

 

2004年10月13日 AREVA 、工業装置の開発にIBM とダッソー・システムズのPLM ソリューションを採用

 

2004年10月12日 ダッソー・システムズと Alma、CAA V5 ソフトウエア・パートナーシップを確立

 

2004年10月12日 ダッソー・システムズとCIMPA、CAA V5 ソフトウエア・パートナー契約を締結

 

2004年10月12日 Magestic Systems、ダッソー•システムズのCAA V5 ソフトウエア•パートナー・コミュニティに参加

 

2004年10月11日 ダッソー・システムズとVolvo IT、Volvo PentaにENOVIA V5を導入

 

2004年10月11日 ダッソー・システムズとFakespace、CAA V5 ソフトウエア・パートナー契約を締結

 

2004年9月28日 ダッソー・システムズとIBM、PLM Version 5 Release 14(V5R14)を発表

 

2004年9月28日 Delmia Corp.、デジタル・マニュファクチャリング・ソリューションのVersion5 Release14(V5R14)を発表

 

2004年9月7日 SolidWorks、急成長する3D メカニカル設計ソフトウエア市場に対応するため、ブラジルに新オフィスを開設

 

2004年8月2日 Daratech Study、デジタル・マニュファクチャリング・プロセス・マネージメントにおけるマーケットリーダーとしてDelmia Corp.をポジショニング

 

Endnotes:

1. All comparative figures are given on a year-over-year basis unless specified otherwise.

2. All financial information is unaudited and reported in accordance with U.S. generally accepted accountingprinciples (U.S. GAAP). Additional financial information is also presented that is not in conformity with U.S. GAAP, in particular the presentation of operating income, operating margin and earnings per share before acquisition costs (acquisition costs are primarily comprised of technology amortization in addition to other acquisition- related costs). The Company has provided in the tables to this press release and on its website www.3ds.com/corporate/investors/ reconciliations between U.S. GAAP and non-U.S. GAAP figures.