Jul 29 2004

Dassault Systèmes、2004年第二四半期決算、見込みを上回る業績、総収入1億9,250万ユーロ、高いEPSの伸びを達成

第二四半期決算のハイライト -
  • 総収入は6%増の1億9,250万ユーロ、恒常為替レート・ベースでは8%の増収
  • ソフトウエア収入は5%増の1億5,890万ユーロ、恒常為替レート・ベースでは6%の増収
  • PDM市場の収入は11%増、恒常為替レート・ベースでは13%の増収
  • デザイン・セントリック市場の収入は19%増(米ドルベースで26%増)
  • GAAPベースのEPS(1株当たり利益)は0.31ユーロ
  • 買収費用を除くEPSは19%増で1株当たり(希薄化後)0.31ユーロ

PARIS, FRANCE, July 29, 2004 – PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)ソリューションのソフトウエア開発におけるグローバル・リーダーのDassault Systèmes(DS)(Nasdaq: DASTY, Euronext Paris: #13065, DSY PA)は2004年7月29日、2004年第二四半期および上半期(いずれも6月30日期末)の決算を発表しました。

 

Dassault SystèmesのPresident and Chief Executive OfficerであるBernard Charlesは、「Dassault Systèmesは第二四半期も好調を堅持している。この好業績は安定かつ一貫した基盤に支えられている。デザイン・セントリック市場では、2Dから3Dへの移行ユーザーに大きなメリットをもたらすソフトウエア・ソリューションであるSolidWorksが引き続き力を発揮、米ドルベースで26%の増収となった。PDM事業は、恒常為替レート・ベースで13%の増収となり、統合V5 PLMの一翼を担っている。V5 PLMはプロダクト・ライフサイクル・マネージメントに向けた真のコラボレーティブ環境を構築し、イノベーションを促進することを狙いとしている」と述べています。

 

Charlesはさらに、「PLM市場の拡大に伴い企業各社の投資額も増大するなど、需要増とさらなる成長の兆しが見られる。お客様や販売チャネルとの対話を通じて高い認知度や信頼を確保し、よい状態で下半期を迎えることができた。第二四半期の業績が予想を上回ったことを受け、我々は2004年の収入、営業利益、純利益について成長目標の上方修正を予定している」と付け加えています。

 

収入

2004年第二四半期の総収入は、前年同期比6%増の1億9,250万ユーロ(約261億8,000万円)で、恒常為替レート・ベースでは8%の増収となりました。ソフトウエア収入は前年同期比5%増、恒常為替レート・ベースでは6%の増収となり、サービス収入は14%増、恒常為替レート・ベースでは16%の増収でした。ソフトウエア収入の増加はPLMソフトウエア・ソリューションとデザイン・セントリック・ソフトウェア・ソリューションの成長を反映しています。サービス収入の急増は、ボーイング7E7プロジェクト関連の業務に加え、ベスト・プラクティスにフォーカスしたプロジェクトを含むPLMプロジェクト全般の増大によるものです。

2004年第二四半期のソフトウエア収入は1億5,890万ユーロで、総収入の83%を占めています(前年同期:1億5,180万ユーロ)。2004年第二四半期のソフトウエア経常収入はソフトウエア収入全体の54%を占めています。2004年第二四半期に新たに発行されたライセンス数はCATIAとSolidWorksを合わせて14,767シートで、前年同期の13,568シートに比べて9%増加しました。CATIAとSolidWorksのライセンス数はそれぞれ4%および15%増加しています。第二四半期のサービス収入は3,360万ユーロで総収入の17%を占め、前年同期の2,950万ユーロを上回りました。

 

Dassault SystèmesのExecutive Vice President and CFOであるThibault de Tersantは、「地域別に見ると、アジアが恒常為替レート・ベースで前年同期比12%の伸びを示し、引き続き成長率トップを占めている。これは当社のPLMソリューションおよびデザイン・セントリック・ソリューションへの高い関心を反映したものだ。ヨーロッパの収入は2四半期連続で予想を上回り、6%増となった。やや複雑な景気情勢が続く米国では、今四半期の成長率は恒常為替レート・ベースで約7%だった」と述べています。

PDMを含むプロセス・セントリック市場の2004年第二四半期の総収入は1億5,550万ユーロで、前年同期に比べて4%の増収、恒常為替レート・ベースでは5%の増収でした。PDM収入は前年同期比で11%増、恒常為替レート・ベースでは13%増でした。PDM収入は2,250万ユーロで、総収入の12%を占めています。PDMエンドユーザー・ソフトウェアの総収入は3,520万ドルでした。第二四半期のPLM受注には、PLM導入を進める大口アカウントからのリピート受注や、中小規模企業市場への浸透によるものが含まれています。新規PLM受注先にはロシアのSukhoi Civil Aircraft、中国のBeiqi Foton Motor(北汽福田汽車)、日本の菊池プレス工業、ドイツの自動車部品会社EDAGなどが名を連ねています。EDAG社は中国に新設したR&DセンターにCATIA V5の導入を決定しています。

デザイン・セントリック市場の2004年第二四半期の総収入は3,700万ユーロで、前年同期の3,120万ユーロに比べて19%の増収、米ドルベースでは26%の増収でした。第二四半期のSolidWorksの新規受注先にはスイスのSulzer Chemtech AG、アメリカのSargent Manufacturing、中国のShenyang Heavy Machinery(沈?重型机械)があります。

 

営業利益、利益率、EPS、財務状況

第二四半期には引き続き増収が経営を下支えし、営業利益、利益率、純利益、そしてEPSが力強く伸びています。2004年第二四半期の営業利益は5,250万ユーロ(利益率27.3%)で、前年同期の4,560万ユーロ(利益率25 .2 %)に比べて15%の増益となりました。2004年第二四半期の買収費用考慮前の営業利益は5,300万ユーロで、前年同期の4,700万ユーロに比べて13%増加しました。2004年第二四半期の買収費用考慮前の利益率は27.5%で、前年同期の25.9%に比べ1.6ポイント上昇しました。

2004年第二四半期のEPSは、前年同期の1株当たり(希薄化後)0.25ユーロから24%増の0.31ユーロとなりました。買収費用考慮前のEPSは、前年同期の1株当たり(希薄化後)0.26ユーロから19%増の0.31ユーロとなりました。買収費用考慮前のEPSの急激な伸びは、収入と利益率の力強い伸び、ならびに財務収入の上昇を反映しています。第二四半期の純利益は3,580万ユーロに達し、前年同期の2,820万ユーロを27%上回りました。買収費用考慮前の純利益は3,650万ユーロで、前年同期の2,930万ユーロに比べ25%増加しました。

2004年6月30日現在のDassault Systèmesの財務状況は引き続き健全で、現金配当3,800万ユーロ支払後のキャッシュおよび短期投資の総額は5億4,460万ユーロとなっています。2004年第二四半期に営業活動から得たキャッシュ総額は3,460万ユーロでした。

 

上半期決算のハイライト

 

  • 総収入は5%増の3億6,870万ユーロ(約501億4,320万円)、恒常為替レート・ベースでは9%の増収
  • ソフトウエア収入は4%増の3億780万ユーロ、恒常為替レート・ベースでは8%の増収
  • プロセス・セントリック市場の収入は3%増の2億9,910万ユーロ、恒常為替レート・ベースでは7%の増収
  • PDM市場の収入は13%増の4,240万ユーロ、恒常為替レート・ベースでは17%の増収
  • デザイン・セントリック市場の収入は13%増の6,960万ユーロ(米ドルベースで25%増)
  • GAAPベースのEPS(1株当たり利益)は0.55ユーロ
  • 買収費用を除くEPSは19%増で1株当たり(希薄化後)0.56ユーロ

戦略、技術、パートナーシップ

DSとIBMは、エレクトロニクス・メーカーに的を絞った新しいPLMインダストリー・ソリューション(ソフトウエアとベスト・プラクティスを含む)を投入しました。ますます複雑化するエレクトロニクス製品の開発業務をよりよく管理するために設計されたこのCollaborative Systems Engineering for Electronics(CSE-E)は、新製品の開発初期における要求、機能、システム・アーキテクチャーの定義段階(一般に開発コストの最大80%を要するとされる)を最適化します。さらにCSE-Eは開発プロセスの初期段階から設計の再利用をサポートすることで製品化に要する期間を短縮し、新製品投入に伴うコストとリスクを軽減します。

DSとラティス・テクノロジー株式会社は、長期的な戦略パートナーシップを締結しました。この提携により、よりオープンで効率的な3D XMLソリューションを構築し、メーカー、サプライヤー、パートナー、そして顧客企業間で3Dデータを共有することが可能となります。ユーザーはラティス・テクノロジーのアプリケーションを活用して、3Dの取扱説明書、パーツリスト、マーケティング資料、組み立て指示書、その他部品データベースなどを作成することができます。このソリューションを利用することで、3Dデータ、2Dイメージ、構成データ、テキスト、グラフィックスなどをデータ量の少ない単一のドキュメントに統合し、インタラクティブな3D Webページやオフィス文書を作成することができます。1997年創立のラティス・テクノロジーは、2D/3D設計データを社内全体で共有するためのソリューションをグローバル企業各社に提供しています。

SolidWorks® 2005は、設計エンジニアなど、革新的な製品をより早く正確かつ効率的に市場投入できるよう、新たな機能を設けています。強力なドローイング性能、使いやすさの大幅な向上、生産性を高める新機能など、お客様の要望にこたえて250以上の機能や改良を加えたSolidWorks 2005は、機械、モールド、コンシューマー製品などの設計を力強くサポートします。SolidWorks 2005は3D設計、解析、製品データ管理、コラボレーション、射出成型プラスチック部品のバリデーションなどのソフトウエアを1つにまとめたユニークなソリューションです。

DSは北米におけるPLMソフトウエアの販売を強化するため、Rand A Technology Corporation(RAND Worldwide)と新たに合弁会社RAND North America, Inc.(Rand Americas)を設立しました。

 

年次株主総会の要旨

2004年6月2日に年次株主総会が開催されました。株主は2003年12月31日を期末とする年度の現金配当を3%増加し、1株当たり0.34ユーロ(税額控除分を除く)とすることを承認しました。2003年純利益の約28%に相当する総額3,800万ユーロの現金配当は、2004年6月22日に支払われました。

 

Dassault SystèmesのChairmanであるCharles Edelstenneは最後に、「我々は、財務目標の達成、将来への一貫性ある投資、そして純利益の相当部分を株主の皆様と共有することにより、株主の皆様に価値をもたらすことを目指している」と述べました。

 

ビジネスの見通し

 

Thibault de Tersantは、「第二四半期の業績が見込みを上回ったことを受け、2004年の買収費用考慮前の収入およびEPSの成長目標を上方修正し、収入の伸びを恒常為替レート・ベースで約9%、買収費用考慮前のEPSの伸びを恒常為替レート・ベースで13%-15%とする」とし、さらに次のように述べています。

 

「収入、利益率、EPSの目標値については、引き続き1ユーロ=1.25ドルの為替レートを想定し、2004年の収入目標を約7億8,500万ユーロから7億9,500万ユーロに、買収費用考慮前のEPS目標を約1.30-1.32ユーロから1.33-1.35ユーロに上方修正した」

 

Thibault de Tersantは、「上半期の業績と下半期の見通しに基づき、買収費用考慮前の利益率は2003年実績の29.0%をやや上回るものと見られる。第三四半期の収入目標は、1ユーロ=1.25ドルの為替レートに基づき、約1億8,300-1億8,800万ユーロに設定している」と結んでいます。

 

主要プレスリリース ハイライト

 

2004年7月9日 Start magazine、SolidWorksを製造業界における “hottest ”企業の1社として選定(4年間で3回受賞)

 

2004年7月9日 Cosmos 2005、手ごろで、使い易いアプリケーションに100の機能強化と先進的な解析機能をパッケージ化

 

2004年6月23日 CENIT AG Systemhaus、Dassault Systèmesの認定教育パートナーの地位を獲得

 

2004年5月25日 Tata Technologies、IBMおよびDassault Systèmes、インドにおけるPLMソリューションの需要増大に対応し、提携

 

2004年5月24日 Dassault AviationとDassault Systèmes、業界の歴史を塗り変える -- Falcon 7X Jet、バーチャル・プラットフォーム上で完全に開発された初の航空機 となる

 

2004年5月19日 仏Yacht Architectural Firm Berret-Racoupeau、Dassault SystèmesとIBMのPLMソリューションを採用

 

2004年5月17日 Dassault Systèmes、Hong Kong Polytechnic University、およびMTECH、パートナーシップを拡大

 

2004年5月6日 ロシアのSukchoi Civil Aircraft、Dassault SystèmesとIBMのPLMソリューションを活用し、Regional Jet Fleetを開発

 

2004年5月5日 Whirlpool、Delmia Corp.のデジタル・マニュファクチャリング・ソリューションを採用

 

2004年5月4日 ENOVIA Corp.とGalaxia Inc.、エンタープライズ・コラボレーティブ・ビジネス・プロセス・マネージメント・アプリケーションにおけるCAA V5ソフトウエア・パートナーシップを締結

 

2004年4月26日 MSC.Software、米国発のDassault Systèmes認定教育パートナーとなる

 

2004年4月21日 AVIC Information Technology、Dassault SystèmesのPLMソリューションのコンピテンシー・センターを中国で開設

 

Endnotes: 

 

  • 1.All comparative figures are given on a year-over-year basis unless specified otherwise.
  • 2.All financial information is unaudited and reported in accordance with U.S. generally accepted accounting principles (U.S. GAAP). Additional financial information is also presented that is not in conformity with U.S. GAAP, in particular the presentation of operating income, operating margin and earnings per share before acquisition costs (acquisition costs are primarily comprised of technology amortization in addition to other acquisition- related costs). The Company has provided in the tables to this press release and on its website - www.3ds.com/en/investors/presentation.asp reconciliations between U.S. GAAP and non-U.S. GAAP figures.
     
  • 3.The Company uses constant currency revenue growth to evaluate its financial performance in comparison to prior periods and as a measure of expected growth in planning and setting objectives for future periods. The Company believes this measure is an important indicator of the Company’s progress and outlook because it provides a better gauge of the level of change in the business activity as it eliminates any changes arising from currency fluctuations. The Company believes the presentation of this measure is relevant and useful for investors because it allows investors to view revenue growth in a manner similar to the method used by the Company’s management, helps improve investors’ ability to understand the Company’s revenue growth, and makes it easier to compare DS’ results with other companies, including competitors, whose reporting currency may be different from DS. Constant currency revenue growth, as calculated by the Company, may not be comparable to similarly titled measures employed by other companies.

Conference call information

 

The Company will host a teleconference call today, - Thursday, July 29, 2004 at 4:00 PM CET/3:00 PM London/10:00 AM New York. The conference call will be available via the Internet by accessing www.3ds.com/en/investors/index.asp. Please go to the website at least fifteen minutes prior to the call to register, download and install any necessary audio software. The webcast teleconference will be archived for 30 days. Financial information to be discussed in the call will be available on the Company’s website prior to commencement of the teleconference www.3ds.com/en/investors/earnings.asp . Additional investor information can be accessed at www.3ds.com/en/investors/index.asp or by calling Dassault Systèmes’ Investor Relations at 33.1.40.99.69.24.

 

Statements above that are not historical facts but express expectations or objectives for the future, including but not limited to statements regarding the Company’s objectives for 2004 third quarter revenue, 2004 revenue growth in constant currencies, 2004 reported revenue growth, 2004 operating margin growth objective before acquisition costs and 2004 EPS objective before acquisitions costs are forward-looking statements (within the meaning of Section 21E of the 1934 Securities Exchange Act, as amended). Such forward-looking statements are based on management's current views and assumptions and involve known and unknown risks and uncertainties. Actual results or performances may differ materially from those in such statements due to, among other factors: (i) currency fluctuations, (ii) global economic conditions, (iii) market demand for our products and services, (iv) new product developments and technological changes, and (v), our ability to recruit and retain skilled personnel. Unfavorable changes in any of the above or other factors described in the Company’s SEC reports, including the Form 20-F for the year ended December 31, 2003, which was filed with the SEC on June 30, 2004, could materially affect the Company's financial position or results of operations.