Jul 23 2002

ダッソー・システムズ(dsweb.com)、2002年度第ニ四半期決算、

  • 総収入は8%増の1億9,130万ユーロ、買収費用を除くEPSは0.26ユーロ
  • 恒常為替レートをベースにした総収入は11%の増収、買収費用を除くEPSは0.29ユーロ
  • DSは厳しい経済環境下において幅広い領域で期待に沿った業績を達成
  • DSとIBMは3D PLMの大きな市場機会に対応するための拡大計画を発表
  • 為替、拡大計画および欧州景気低迷により、2002年度収入の目標伸び率を約8%に下方修正

 

Paris, France, July 23, 2002 -プロダクト・ライフサイクル・マネージメント(PLM)ソリューションのソフトウェア開発におけるグローバル・リーダーのDassault Systemes(DS、ダッソー・システムズ)、(Nasdaq: DASTY, Euronext Paris: #13065, DSY PA)は2002年7月23日、2002年第二四半期(2002年4月−6月期)決算と2002年上半期(2002年1月−6月期)決算を発表しました。

 

買収費用には、営業権と技術の償却と買収関連費用が含まれています。注記がある場合を除き、当プレスリリースには、買収費用考慮前の財務数値が使われています。営業権の償却は2001年12月31日に終了しました。すべての財務情報は米国の一般に認められた会計原則(US GAAP)に基づき未監査にて報告されています。

 

決算のハイライト

 

 

第ニ四半期

2002年第ニ四半期の総収入は、前年同期比8%増の1億9,130万ユーロ(約225億3,131万円)になりました(前年同期:1億7,690万ユーロ)。恒常為替レート・ベースでの総収入は11%の増加になります。2002年第ニ四半期の買収費用を除く純利益は3,000万ユーロ、一株あたりの純利益は前年同期比3%減の0.26ユーロでした(前年同期の買収費用を除く純利益は3,100万ユーロ、一株あたりの純利益は0.27ユーロ)。2002年第ニ四半期のUS GAAPに基づく買収費用を含めた純利益は、2,770万ユーロ、一株あたりの利益は0.24ユーロでした(同基準による前年同期の純利益は1,260万ユーロ、一株当たりの純利益は0.11ユーロ)。

PDMを含む、プロセスセントリック市場の総収入は10%増の1億5,890万ユーロで、2002年第ニ四半期の総収入の約83%を占めました。2002年第ニ四半期における単独ベースのPDM市場の総収入は19%増の1,740万ユーロでした。PDMソフトウェアのエンドユーザー市場の総収入は約2,860万ユーロでした。2002年第ニ四半期のデザインセントリック収入は前年同期比1%減の3,240万ユーロで、総収入の約17%を占めました。ソフトウェア・ライセンス収入は前年同期比10%増の1億6,670万ユーロ(約196億3,392万円)となり、これは総収入の87%に当たります(前年同期:1億5,130万ユーロ)。サービス収入は2,460万ユーロ(約28億9,738万円)でした(前年同期:2,560万ユーロ)。2002年第ニ四半期に新たに発行されたライセンス総数は1万4,913シートで、その内訳はCATIAが8,656シート、SolidWorksが6,257シートでした。

上半期

2002年上半期の総収入は、前年同期比9%増の3億7,380万ユーロ(約440億2,616万円)になりました(前年同期:3億4,200万ユーロ)。買収費用を除いた純利益は5,850万ユーロ、一株あたりの純利益は0.50ユーロでした。(前年同期の買収費用を除く純利益は6,090万ユーロ、一株あたりの純利益0.52ユーロ)。GAAPに基づく買収費用を含めた2002年上半期の純利益は5,300万ユーロ、一株あたりの純利益は0.45ユーロでした(同基準による前年同期の純利益は3,150万ユーロ、一株あたりの純利益は0.27ユーロ)。2002年上半期(2002年1月-6月)に新たに発行されたライセンス数は、CATIAが1万6,980シート、SolidWorksが1万2,132シート、計2万9,112シートに達しています。

DSのChairmanであるCharles Edelstenneは、「厳しい経済環境において、DSは引き続きビジネス・モデルの弾力性と財務管理の堅実さを示した。その結果、DSは2002年度に同業界、さらにはより広範囲のソフトウェア、テクノロジー分野で展開するベンダーを上回る業績を達成する体制が整っていると確信している。我々の一貫した投資戦略は、他社を凌ぐ継続した長期的成長に注力していることを明確に示すものである」とコメントしています。

<p/>

社長兼最高経営責任者(President and Chief Executive Officer)であるBernard Charlèsは、「我々は広範囲に渡り期待に沿った業績を達成し、継続的にマーケット・シェアを獲得しており、業績は極めて堅調だった。収入は着実に増加し、高水準の収益性を保ち、IBMとの長期にわたるパートナーシップの大幅な強化など、3D PLM戦略の実行に継続的な成功を収めることができた。

 

 

 

製品開発が世界各地のメーカーにおいてますます中心的な地位を占めるようになっており、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント市場は極めて大きな機会を提供する。PLMの市場規模は2006年には150億ドルに倍増すると予想され、ソフトウェア市場で最も急成長を遂げる分野の1つとなる。DSは3D PLMビジネスを確立し、将来に備えている。

 

 

 

この立ち上げに参画したのが、20年以上にわたる戦略的パートナーであるIBMだ。急速に拡大するプロダクト・ライフサイクル・マネジメント市場を強力にリードするべく、本日、IBMとアグレッシブな共同拡大計画を発表できることをうれしく思っている。我々は、同市場における大きな成長機会を活かす準備を整えたいと考えている。IBMも我々と同様、PLMソリューションに対するニーズは底堅く、さらに拡大していくと確信しており、DSの3D PLMソリューションに向けた専任要員を大幅に増強している。この契約に基づき、IBM PLMは2003年末までにセールスおよびプリセールスにおける要員を約40%増強する。」と述べています。

 

またCharlesは、「我々の顧客企業とそのビジネスプロセスを綿密に把握することによって、我々の3D PLMのビジョンが継続的に受け入れられ、採用されている。欧州第3位のトラック・メーカーであるMAN Nutzfahrzeugeが、700のENOVIA V5 LCA(ライフサイクル・アプリケーション)ライセンスを含む、DSの3D PLMソリューションを活用してトラックおよびバスの生産工程を標準化する決定を下したことを発表した。また、世界最大手のトラック、バス、およびエンジン・メーカーの1つであるScaniaは、CATIA V5やENOVIA V5アプリケーションを含む、製品開発および製品データ管理ソリューションにおける契約を締結した。」と述べています。

Executive Vice President and CFOであるThibault de Tersantは、「第ニ四半期の業績は、総収入1億9,500万ユーロ、買収費用を除くEPSを0.27ユーロという我々の目標値に極めて近い数値になった。わずかに及ばなかった部分は、突然のユーロ高による為替のマイナス影響を反映したものだ。事実、恒常為替レート・ベースで見ると総収入は1億9,600万ユーロ、買収費用を除くEPSは0.29ユーロである。

 

 

 

通年の見通しについては、総収入の目標額を8億4,000万ユーロから8億ユーロないし8億1,000万ユーロの範囲に下方修正する。この修正のうち、欧州の景気悪化の可能性によるビジネス活動の水準に起因する修正はわずか400万ないし1,400万ユーロである。大部分は、突然かつ大幅な為替変動と、IBM PLMとの新たな拡大計画に関連した新規投資によるものである。通年の目標営業利益率についてはこれまでと同様、約29.6%を維持する。第三四半期の目標総収入は1億8,400万ユーロないし1億9,000万ユーロとする。」と述べています。

 

 

新製品投入状況(ワールドワイド製品投入状況に基づく。各地域の製品発表時期は異なる場合もあります。)

 

 

CATIA、DELMIA、ENOVIA、およびSMARTEAMの3D PLMバージョン5リリース9(V5R9)の投入は、3D PLM市場における重要なマイルストンとなりました。V5R9は、既存の設計データそしてテンプレートを新スペックと組み合わせ、独自の、フル構造をもつ製品および製造システムを形成するという画期的なモーフィングを実現するソリューション群を提供します。顧客企業はモーフィングによって、既存の知識と経験を最大限再活用し、サイクル・タイムの短縮、マーケット・レスポンスの強化を実現します。V5R9は、あらゆる規模、業種の企業を対象としています。マルチCAD、PDM、そして他のビジネスシステムとのインターオペラビリティは、既存のソリューション環境内における展開とインテグレーションを加速します。

CATIA V5R9はモーフィングの実現、製品設計の効率化およびエンジニアリング・プロセスを通じたシミュレーションを飛躍的に向上するする広範囲な新機能を提供しています。CATIAの新リリースにおける主なハイライトは、(i) 鋳造、鍛造、金型部品、そして自動車ボディ・イン・ホワイトなどの分野を中心に、設計・製造プロセス定義に向けた87製品の機能強化、(ii) 消費財、産業機械、航空宇宙、産業設備機器、そして造船業界のプロセス範囲を拡大する11の新製品の提供、(iii) リレーショナル設計手法の強化と、コラボレーティブ・マルチCAD製品開発プロセスの支援、(iv) CATIA-ENOVIAインテグレーションを強化するプロダクト、プロセス、リソース(PPR)の新テクノロジーとNCマニュファクチャリング・プロセスおよび製品設計間のインタラクションの向上、(v) システムとサブシステムレベルの設計テンプレートを活用して、ナレッジ獲得と再利用を最大限に促進する新機能、そして (vi) 計18からなるサードパーティ製V5アプリケーションによる3D PLM分野におけるオープン性の更なる拡張、などです。

DELMIA V5R9はモーフィングを実現し、製造エンジニアリングの統合に導くための広範囲にわたる新機能を提供します。DELMIAの新リリースにおける主なハイライトは、(i) 航空宇宙、造船および防衛産業における製造エンジニアにむけた日付と期間のコンフィグレーション・メカニズム、(ii) NC製造工程の構築および管理の強化、(iii) 製造および治具設計者間のコラボレーションを向上するジオメトリック・ツール、そして(iv) 工程計画と詳細において既存の製造関連資料の再利用を強化するプランニング・インフラの改善、などです。

ENOVIA V5R9もまた、モーフィングを実現し、サプライチェーン全体でのVPDM展開を飛躍的に向上する広範囲な新機能を提供します。ENOCIA V5R9の主要点は、(i) リレーショナル設計、デザイン・イン・コンテキスト、そしてクラッシュ・マネージメントを含むVPDMプロセスを強力にサポート、(ii) プロセス・フロー・コントロールと最適化、そしてキネマティクスと解析データを使用するシミュレーションを含めた、”Out-of-the-box(箱から出してそのまま使える)” 機能の提供、(iii) サプライチェーン全体でのVPDM情報へのアクセス機能および共有機能の強化、(iv)高度なコンフィグレーション・コントロール機能を通じた高度な製品バリエーション管理、および (v) インターオペラビリティ強力に支援するPPRマルチCADのハブ機能などです。

ENOVIAは、今回はじめてENOVIA V5 Lifecycle Applications (LCA)の出荷について発表しました。ENOVIA LCAは、極めて多様性に富んだ複雑な製品開発プロセスをサポートする製品データ管理アプリケーション群です。ENOVIA LCAは統合PPR(プロダクト、プロセス、リソース)インフラを利用して、多分野にわたるマルチ・サイトのデジタル・モックアップ・コンフィグレーションを中心として構築されたエンジニアリングと製造プロセス管理を目的として設計されています。

SolidWorksは、増加する製品設計情報を顧客企業がより効果的に管理する上で役立つPDMソリューションの新たなラインナップを発表しました。SolidWorksのPDM製品によってエンジニアは、最新の製品設計図を即座にビューイングすることが可能となりました。これによりエンジニアは、ある設計について複数のバージョンが存在するために生じるエラーリスクを減らし、設計プロセスの加速、新製品の迅速な市場投入を実現します。SolidWorksのPDM製品ラインは、統合ファイル管理ツールのSolidWorks Explorer、DesignSource Technology, Inc.のPDM/Works、およびSMARTEAMエンタープライズ・データ管理ソフトウェアです。SolidWorksは先ごろ、Design Source Technologyの買収を完了し、SolidWorksコミュニティーにSMARTEAMを販売・サポートする専任チームを結成しました。これにより、SolidWorksユーザーへのPDMアプリケーション供給元は一本化され、シングルユーザー、ワーク・グループ、大規模エンタープライズをサポートします。

 

ハイライト

 

 

本日発表された別のプレスリリースにおいて、DSとIBM PLMは急速に拡大しているプロダクト・ライフサイクル・マネジメント市場において増大するビジネス・チャンスを活かすための積極的な拡大計画を発表しました。

DSと欧州最大手の航空宇宙防衛企業であるEADSは、7年間にわたって数百万ユーロを投じ、世界中の事業部門におけるすべての開発、建設および生産にDSのPLMソリューションを利用するという契約を結びました。この契約によって、EADSでは既にインストール済みの約1,100台のCATIAワークステーションが30%増加します。CATIA、DELMIA、およびENOVIAの導入は、EADSに完全なPLMビジネス・ソリューションを提供します。

欧州第3位のトラック・メーカーであるMAN Nutzfahrzeugeは、CATIAおよびENOVIAを含むDSのPLMソリューションを活用して、トラックおよびバスの生産工程を標準化することを決定しました。同契約にはおよそ700のENOVIA V5 LCAライセンスが含まれています。

クラッシュ・シミュレーションにおいて定評のあるMecalogは今期、CAA V5ソフトウェア・パートナーとしてDSのソフトウェア・コミュニティー・プログラムに参画しました。

DSおよびVolvo Information Technology AB(Volvo IT)は、3D PLM関連のコンサルティングおよびサービス・パートナーシップを締結しました。同契約に基づいて、Volvo ITは、自動車、産業機械、そしてハイテク業界など、対象とする幅広い業界に対してDS 3D PLMソリューションの導入をサポートするコンサルティング・サービスを提供します。

DSと欧州第2位の統合システム・プロバイダーで、ドイツ・テレコム・グループのプロフェッショナル・サービス提供子会社であるT-Systemsは7月上旬、DSの3D PLMソリューションを中心とする国際的なコンサルティングおよびサービス・パートナーシップ契約を発表しました。

United Airlinesは、航空機メンテナンスに関する主要技術データの作成と管理にCATIAバージョン5 (V5) ソリューションを導入しました。この決定には、300を超えるCATIAワークステーションの導入も含まれています。United Airlinesの技術チームは、フリート・エンジニアリング、コンポーネント・エンジニアリング、エンジン・オーバーホール、ツーリング、製造全般、航空機のインテリア変更、図版作成といった様々な領域において、モデリング、解析、製造、そしてデジタル・モック(DMU)をベースとしたレビューなどCATIA V5のあらゆる3D機能を活用します。

耐久レースのリーダーであるORECAグループは、新しいル・マン24時間耐久レース用車両のプロトタイプ設計と関連データの管理に、CATIA V5およびSMARTEAMソリューションを導入しました。

SMARTEAMとIBM PLMは営業、マーケティングおよびサポート活動を加速することにより、共同で市場参入戦略を強化する計画を発表しました。

世界中で最も権威ある教育機関の一つであるケンブリッジ大学は、3年契約としてSolidWorksソフトウェアを465ライセンス購入しました。

Statements above that are not historical facts but express expectations or objectives for the future, including but not limited to statements regarding the Company's objectives for 2002 revenue and operating margin and third quarter 2002 revenue, are forward-looking statements (within the meaning of Section 27A of the Securities Act of 1933, as amended). Such forward-looking statements are based on management's current views and assumptions and involve known and unknown risks and uncertainties. Actual results or performances may differ materially from those in such statements due to, among other factors:(i) currency fluctuations, (ii) global economic conditions, (iii) market demand for our products and services, (iv) new product developments and technological changes, and (v), our ability to recruit and retain skilled personnel. Unfavorable changes in any of the above or other factors described in the Company's SEC reports, including the Form 20F for the year ended December 31, 2001, which was filed with the SEC on June 20, 2002, could materially affect the Company's financial position or results of operations.