Jul 24 2003

Dassault Systèmes、2003年第ニ四半期決算、継続してPLM市場平均を上回る

  • 2003年第二四半期は収益が1億8,130万ユーロ(U.S. GAAP)、営業利益率が25.2%、EPS(一株当たり利益)が0.25ユーロ。買収費用考慮前の営業利益率は25.9%、EPSは0.26ユーロ
  • 第二四半期、恒常為替レート・ベースにおけるPDM収益は26%増収、デザインセントリック収益は13%増収
  • 第二四半期、恒常為替レート・ベースにおける総収入は、4%増収、上半期総収入は、2%増収
  • DSは2003年度の収益目標を再確認:恒常為替レート・ベースにおける収益は7%増収、営業利益は1%増加(2002年は買収費用考慮前で27.7%)

プロダクト・ライフサイクル・マネージメント(PLM)ソリューションのソフトウエア開発におけるグローバル・リーダーのDassault Systemes(DS)(Nasdaq:DASTY、Euronext Paris:#13065, DSY PA) は2003年7月24日、2003年第ニ四半期(2003年4月-6月期)および上半期(2003年1月-6月)決算を発表しました。

 

決算のハイライト

 

第ニ四半期

2003年第ニ四半期の総収入は1億8,130万ユーロ(約247億8,371万円)でした。U.S. GAAPベースの純利益は2,820万ユーロ(前年同期:2,770万ユーロ)または1株当たり(希薄化後)0.25ユーロ(前年同期:0.24ユーロ)で、1株当たり前年同期比4%増となりました。買収費用を除く純利益は2,930万ユーロ(前年同期:3,000万ユーロ)または0.26ユーロ(前年同期:0.26ユーロ)でした。

2003年第二四半期の総収入は、前年比5%減、恒常為替レート・ベースでは、4%増となりました。2003年第二四半期のソフトウエア収入は、1億5,180万ユーロ(約207億5,106万円)で、総収入の84%を占めています。ソフトウエア収入は前年比9%減となりましたが、恒常為替レート・ベースでは横ばいでした。ソフトウエア経常収入は、ソフトウエア収入の重要な要素となっており、2003年第二四半期ソフトウエア総収入の54%を占めています。2003年第二四半期に新たに発行されたライセンスは合計13,568シート、その内訳はCATIAが7,259シート、SolidWorksが6,309シートです。

2003年第二四半期のサービスその他の収入は、PLMプロジェクト件数の増加に伴い、20%増でした。2003年第二四半期のサービスその他の収入は2,950万ユーロで、総収入の16%を占めています。

2003年第二四半期のPDMを含むプロセスセントリック市場の総収入は、1億5,010万ユーロでした。プロセスセントリック市場は前年比6%減でしたが、恒常為替レート・ベースでは2%増となります。2003年第二四半期のPDM単独ベースの収入は、前年比17%増、恒常為替レート・ベースでは26%増となりました。2003年第二四半期のPDM収入は、2,030万ユーロ(前年同期:1,740万ユーロ)でした。PDMエンドユーザー・ソフトウエアの総収入は2,850万ユーロでした。2003年第二四半期のデザインセントリック市場の総収入は、前年同期比4%減の3,120万ユーロでしたが(前年同期:3,240万ユーロ)、米ドル・ベースで換算すると、前年同期比18%増でした。PDM収入は総収入の11%、デザインセントリック収入は17%を占めています。

2003年6月30日現在、Dassault Systemesの財務状態は健全で、現金および短期投資総額は4億2,010万ユーロ、銀行からの借り入れはありません。

DSは2003年5月28日に年次株主総会を開催しました。株主は、約3,720万ユーロもしくは2002年U.S.GAAPベースでの総収入29%に相当する、一株当たり0.33ユーロの現金配当(avoir fiscalを除く)に対する報酬を承認しました。Avir fiscalを含む2002年の現金配当は0.50ユーロでした。

 

上半期

2003年上半期の総収入は、3億5,070万ユーロ(約479億4,069万円)で、前年同期比6%減、恒常為替レート・ベースでは2%増でした(前年同期:3億7,380万ユーロ)。2003年上半期のU.S. GAAPベースでの純利益は、1株当たり前年同期比2%減の5,050万ユーロまたは1株当たり(希薄化後)0.44ユーロ(前年同期:5,300万ユーロまたは1株当たり(希薄化後)0.45ユーロ)でした。2003年上半期の買収費用を除く純利益は、1株当たり前年同期比6%減の5,350万ユーロまたは1株当たり(希薄化後)0.47ユーロ(前年同期:5,850万ユーロ、1株当たり(希薄化後)0.50ユーロ)でした。

DSのChairmanであるCharles Edelstenneは、「DSは厳しいビジネス環境の中で、マーケットリーダーシップとしての強さとビジネスモデルの弾力性を示し、第二四半期も堅調な財務業績を達成した。我々は今後も、いかなる経済シナリオにおいてもPLM市場を凌駕してくことにフォーカスし、また今日発表した財務結果が我々のPLMソリューションの競争力を実証していると確信する。」と述べています。

President and Chief Executive OfficerであるBernard Charlèsは、「我々はPLM市場におけるマーケットシェアを拡大し、また上半期総収入15%(U.S.ドル・ベース)増が示すように、DSと競合他社とのギャップが拡大していると確信している。2003年においても、これまで好調に推移しており、2003年恒常為替レート・ベースでの通年収入は7%の増収、そして営業利益、EPSの増加を見込んでいる。

ROI効果を提供するV5 PLMソリューション群(CATIA、DELMIA、ENOVIA、SMARTEAM)の大規模展開が主要市場の最先端ユーザーにおいて進行している。また今期は、日本の自動車照明機器メーカーの小糸製作所、スロベニアの自動車サプライヤーであるCIMOS、そしてカナダの航空機サプライヤーであるHeroux-Devtekなど、バージョン5ベースの新規顧客を含め、サプライヤーネットワークによる牽引が顕著だ。ENOVIAやSMARTEAMによる我々のPDMビジネスは、上半期の恒常為替レート・ベースでの収益が25%増大し、強力な前進を続けている。デザインセントリック市場にフォーカスするSolidWorksは、2003年上半期のU.S.ドル・ベースでの収入が16%増収し、2003年は明瞭に勢いを回復した。また、セールスチャネルも勢いとともに拡大している。

要約すると、経済不安定下における我々の堅調なパフォーマンスは、DSのソリューション群とスタッフが、ソフトウエア・アプリケーション以上のものをお客様に提供しているということを示している。我々は、PLMによる多大なるビジネスバリューを提供し、お客様と密接に連携している。」と述べています。

Executive Vice President and CFOであるのThibault de Tersantは、「第二四半期における全体的な経済環境は、予想通り厳しいものであった。さらに、U.S.ドルとアジア通貨の為替レートの低下など、今期は為替変動が激しかった。そのような状況において上半期の総収入が目標範囲である1億8,000~1億8,500万ユーロという財務結果を報告できて喜んでいる。実際、もし通貨レベルが我々のガイダンス時の見込みと変わらなければ、予想範囲内最高レベルの収入を計上することができただろう。 Our operating margin also came in on target and showed year over year improvement.

上半期の結果と我々のビジネス展望に基づき、下半期の経済環境を継続して配慮すると、恒常為替レート・ベースの目標通年収益成長率約7%、営業利益率は2002年に達成した27.7%を1ポイント上回ると再確認している。為替専門家は、今年後半は特にU.S.ドルとアジア通貨が一層弱まると予測している。現時点では、我々は主要銀行との一致した見解により、ユーロの対ドル相場を1ユーロ=1.20ドルと想定している。この新たな為替レートにより、総収入7億6,000万ユーロおよびEPS範囲約1.22~1.25ユーロを見込む。第三四半期の目標総収入は1億7,500万ユーロ~1億8,000万ユーロを見込む。」と述べています。

All financial information is unaudited and reported in accordance with U.S. generally accepted accounting principles (U.S. GAAP). Additional financial information, specifically noted as such, is also presented that is not in conformity with U.S. GAAP, with the presentation of operating income, operating margin and earnings per share before acquisition costs (acquisition costs are primarily comprised of technology amortization in addition to other acquisition- related costs) or variances in constant currencies.The Company has provided on its website www.3ds.com reconciliations between U.S. GAAP and non- U.S. GAAP figures. All comparative figures are given on a year over year basis unless specified otherwise.

 

ビジネス・ハイライト

 

新製品投入

DSは2003年4月、PLM市場に向けた最新ソリューションを発表しました。CATIA、DELMIA、ENOVIA、そしてSMARTEAM V5R11は、リアリスティックかつ効果的なPLMソリューションを創造する高付加価値機能を提供します。V5R11のコアコンセプトである「Built-in Reality」により、製品とプロセスのシミュレーションがより現実的なものとなり、また5つのコンセプトを通じて実現されます。(1)Predictive PLM- CAEの機能拡張と物理的な材料を考慮した新たなパートナー・ソリューションを通じて、V5R11は、事前に製品の機能をシミュレーションし、出荷後の問題発見を減少します。(2)Engineering of Emotion- V5R11はクラスAサーフェスの向上、バーチャル・クレイ・モデリングにおける新たなアプローチ、そしてマーケティング・スペシャリスト、顧客企業、そしてエンドユーザーが広範囲な見た目検討を活用できるライトDMUナビゲーターなど、感性を製品設計に活かす新しいエンジニアリングツールを提供します。(3)Secure IP Circulation- V5R11はコラボレーションおよび企業の意思決定プロセスにおいて、知的資産の保護および認証メカニズムを提供します。(4)PLM for All- V5R11は、真のPLM展開を実現するオプションを備え、2D設計業務からのアップグレードを考慮しているあらゆる業界の企業および部門に対して、機能強化されたエントリーPLMを提供します。(5)Experience into Advantage- PLMの展開ノウハウは、コア・プロセスにおける競争上の優位によって強化されます。その他のブランドのハイライト:

 

CATIA for collaborative product development - 自動車、航空宇宙、組立て装置、造船、消費財、そして電機電子業界における成功事例を習得する広範にわたる新製品および拡張機能を提供し、中小規模企業に向けて、機能強化されたエントリーPLM製品群を提供します。

 

ENOVIA for lifecycle and product data management - 複雑化する製品設計に対するサポート、そして製品コストの約80%に影響を与える製品開発サイクルの初期段階にマーケティング、セールス、そして顧客企業を参加させる実用的なコラボレーション環境を備えた競争力のある製品開発を実現します。

SMARTEAM for lifecycle and product data management - CADとの密連携、コラボレーティブ設計の拡大、Webコラボレーションの向上、新メソドロジー、データの獲得、マイニングの向上、そしてナレッジの再利用など、エンタープライズおよび製品バリューチェーンを超えた、プロダクトナレッジとビジネスプロセスの増大を強化、加速します。SMARTEAMはまた、IBM Websphere Expressをサポートし、企業における異なるアプリケーション環境を統合する柔軟性のある低コストソリューションを提供します。

 

DELMIA for the enigineering of lean manufacturing processes - 自動車業界向けのエンド・ツー・エンドカバレッジの強化、製品設計およびアセンブリー・プロセスのインテグレーションの向上、プロセス計画におけるナレッジベースのツール群を提供します。 そして、CAAパートナーであるCENITがV5ベースの3Dレーザーカットソリューションを提供します。

 

SolidWorks は、競合ミッドレンジ・ソフトウエアより15倍速いと予測されるパフォーマンスを含め、250以上の顧客企業からの要望を取り入れた機能拡張を特色とするマーケットリーディング3Dメカニカル設計ソフトウエアの新バージョンの概要を明らかにしました。著しく加速する大規模アセンブリー・プロセスと何百ものルーティンワークの自動化により、SolidWorks 2004は、競合ソフトウエアが要する時間よりも短時間で、より優れた、より魅力的な、より売れる製品を作るべく、設計者やエンジニアにクリエーティビティを提供します。

 

お客様およびパートナー・ハイライト

 

CATIA、ENOVIA、DELMIA、そしてSMARTEAMを含むDSのPLMソリューションにフォーカスした2003 JAPAN CATIA FORUM が、2003年7月17日、18日の2日間、東京で開催されました。アジア最大規模のPLMユーザーフォーラムである当コンファレンスには、のべ3,000名以上の来場者が集まりました。

 

自動車照明機器におけるリーディングカンパニーである小糸製作所は、 CATIA V5、SMARTEAM、そしてDELMIA を含むDSのPLMソリューションを活用し、自動車照明機器の開発における画期的な製品開発メソドロジーを構築しました。これらの完全に統合されたアプリケーションは、小糸製作所における革新的なメソドロジーのベースとなり、これにより、形状変更の自動的なアップデート、不具合の未然防止、そしてアセンブリーのシミュレーションや検証などが可能となり、小糸製作所では開発期間の大幅短縮と品質向上を実現しています。

 

世界のリーディング海洋機器サプライヤーであるBrunvoll ASは、DS PLMソリューションの活用範囲を拡大します。Brunvollは現在、全ての設計とドキュメンテーションに CATIA V5 を活用しています。同社は最近、ワークフローおよびコンフィグレーション管理、そして顧客ドキュメンテーションの作成に製品データ管理アプリケーションである SMARTEAM を購入、構築しました。Brunvollは、次世代スラスタ・プロパルジョン・ユニットにおけるグローバル・リーダーの一つであり、同社の顧客ベースには、Royal Caribbean Cruiselines、Meyer Werft Shipyard、Chantiers de l'Atlantique、Carnival Cruise Lines、Norwegian Navyなどが含まれています。

 

台湾のリーディング自動車メーカーであるChina Motor Corporation(CMC)は、同社のデジタル・ファクトリー・プロジェクトの推進に向けて、 DELMIA を採用しました。CMCは以前より、DSのPLMソリューションであるCATIAとENOVIAを導入しています。 DELMIAを導入することで、同社は製造までを含めたPLMの活用を拡大します。CMCはエンド・ツー・エンド生産プロセスのシミュレーションおよびビジュアライゼーションにDELMIAを活用します。このデジタル・ファクトリー・プロジェクトのゴールは、開発コストと期間の削減、作業者の安全性の向上、そして製品品質の向上です。

 

スロベニアに本社を構え、パワートレイン、ブレーキ、そして自動車車体部品を専門とするリーディング自動車サプライヤーのCIMOSは、DSのPLMソリューションであるコラボレーティブ製品開発の CATIA V5 を採用しました。Audi、BMW、Citroen、Ford、Peugeot、そしてトヨタ自動車などの一流企業を顧客に持つCIMOSは、コラボレーティブ製品開発を向上し、製品設計期間を15~20%短縮します。このソリューションは、スロベニア、クロアチア、ボスニア、そしてヘルツェゴヴィナの研究開発設備を含む、全社的に展開されます。今回のインプリメンテーションは、サプライヤー専用からPLMソリューションで標準化を図るというCIMOSの最近の決定を強調しています。

 

ランディングギアを専門とするカナダのリーディング航空宇宙サプライヤーであるHeroux-Devtekは、効率化と顧客企業のプラットフォームとの共通化を図るため、DS PLMソリューションであるコラボレーティブ製品開発の CATIA V5 、コラボレーティブ・ライフサイクル管理 SMARTEAM を採用しました。Heroux-Devtekは、同様のPLMプロットフォームを運用している顧客企業であるBoeing、Lockheed Martinなどの航空機メーカーとより効率的なコラボレーションを実現することができます。

 

受賞とマイルストン

製造業界において最も広く購読されている出版物の一つであるStart Magazineは、SolidWorksを"Hottest Companies in 2003" の一社に挙げました。SolidWorksは過去3年間で2回、この賞を受賞しており、今後も、製造業のエンジニアにとってのより良い作業環境を支援する、時間節約、手頃な3Dメカニカル設計ソフトウエアを継続して提供します。

SolidWorksは、同社のフラッグシップソフトウエアを250,000ライセンス出荷し、2003年第二四半期に主要なマイルストンを達成しました。2001年以来、SolidWorksは、コスト効率の高い、機能豊富な3D設計ツールを提供し、ライセンス数は約2倍に達しています。Daratech社のデータによると、収益およびライセンス出荷数をベースとした2002年デザインセントリック市場においてSolidWorksは、ワールド・リーダーとして位置付けられています。

 

Conference call information:

 

The Company will host a teleconference call today at 4:00 PM CET/3:00 PM London/ 10:00 AM New York. The conference call will be available via the Internet by accessing www.3ds.com. A replay of the conference call will be available until August 24, 2003 via the Internet by accessing www.3ds.com.

 

Statements above that are not historical facts but express expectations or objectives for the future, including but not limited to statements regarding the Company's objectives for 2003 third quarter revenue, 2003 revenue and EPS on a reported basis, 2003 revenue growth in constant currencies and 2003 operating margin growth objective, are forward-looking statements (within the meaning of Section 27A of the Securities Act of 1933, as amended). Such forward-looking statements are based on management's current views and assumptions and involve known and unknown risks and uncertainties. Actual results or performances may differ materially from those in such statements due to, among other factors:(i) currency fluctuations, (ii) global economic conditions, (iii) market demand for our products and services, (iv) new product developments and technological changes, and (v), our ability to recruit and retain skilled personnel. Unfavorable changes in any of the above or other factors described in the Company's SEC reports, including the Form 20F for the year ended December 31, 2002, which was filed with the SEC on May 15, 2003, could materially affect the Company's financial position or results of operations.