Mar 09 2004

Dassault Systèmes と IBM、PLM Version5 Release13 (V5R13) を発表

“コラボレーティブ・イノベーションを実現する PLM ワークスペース”、単一 V5 インターフェースで設計とデータ管理を融合し、設計開発を大幅に改革

Paris, France – March, 9 2003 – Dassault Systèmes (Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA) と IBM は 2003年3月9日、PLM (プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)の Version5 Release13 (V5R13) を発表しました。これは、コラボレーティブ製品開発の CATIA、および製品データ管理、ライフサイクル管理、コラボレーション、そして意思決定を支援する ENOVIA と SMARTEAM で構成されます。同時に Dassault Systèmes は、リーン・マニュファクチャリング・プロセス・エンジニアリングの DELMIA V5R13 を発表しました。

V5R13は、業界のリーディング・メーカー、そのサプライチェーン、そしてDassault Systèmesの開発コラボレーションの成果です。これらの企業は、主要な新製品開発プログラムをサポートするためにV5R13の採用を決定しています。

今回の新リリースは、エンジニアが部品間の従属関係や決定に対するインパクトを十分に把握することが可能なリレーショナル設計、画期的なPLMベストプラクティスを含む最先端のエンジニアリング・プラクティスの効果を拡張します。リレーショナル設計により、エンジニアは機能仕様、解析、そして製造の制約に対する影響を含む設計変更を容易に管理することができます。このプラクティスは、より高品質な設計、設計サイクル後半における設計変更の削減、そしてより多くのイノベーションを可能にします。

V5R13における主要なイノベーションとして、新ENOVIA VPM Navigatorがあげられます。これは、CATIAの使い易い設計環境にENOVIAのバーチャル製品定義を統合しているため、メーカーは、リレーショナル設計を最大限に活用することが可能になります。この統合されたPLMワークスペースは、クリティカルな製品開発フェーズにおいて、チームの共同作業を促進し、その結果、迅速かつ容易に”適切な時期に早いタイミングで”多くの製品開発の革新をもたらします。

V5R13はまた、新製品導入プログラムをサポートする個々の産業分野特有の機能を拡張します。これは、サプライチェーンや小規模ビジネス向けに提供するもので、オープン性や標準化へのサポートを増大させることで、導入展開を促進します。

V5R13の製品ポートフォリオは、下記の領域におけるビジネスバリューを製造業へともたらします。

 

主要な製品開発プログラムの強化 – V5R13により、メーカーおよびそのサプライチェーンは、競争力のある新PLMベスト・プラクティスを展開し、主要製品開発プログラムを強化でます。これにより、少なくとも20%の開発サイクル削減を実現することが可能です。

 

設計環境の向上 – ENOVIA VPM Navigatorは、使い易いCATIA環境内で、エンジニアが製品全体を考慮した部品設計のデータ管理、設計環境におけるコラボレーション、エラー回避、そして設計サイクル期間の短縮化など、画期的なデータ管理機能を提供します。この新アプリケーションにより企業は、迅速な意思決定の促進や新製品に関連するリスクを低減するための、設計変更が与える影響を完全に把握することができるようになります。

 

産業分野特有の専門的な機能の提供 – 新たな産業分野アプリケーションとプロセス・テンプレートが含まれたベストプラクティスにより、メーカーは、合理化されたプロセスを通して生産性を向上する競争力の高いメソドロジーを展開することが可能です。例えばV5R13では、自動車ボディ・イン・ホワイト、エレクトリカル設計、ドキュメンテーション、そして鋳鍛部品において新たに専門的なCATIA製品を発表しています。

 

中小規模ビジネスに向けたワールドクラスのPLM – V5R13では、大衆消費財、電機・電子業界、そして自動車および航空宇宙サプライチェーン向けに専門的かつ適正規模のPLMパッケージを通じてあらゆる企業がPLMプラクティスを活用することを可能とします。SMARTEAMのプラットフォームに依存しない新インフラであるシン・クライアントCATIAインテグレーションとプログラム管理は、企業のファイアーウォール内外のプロダクト・ライフサイクル機能を拡張します。

 

オープン性と標準化のサポート – オープン性とグローバルIT標準に対するIBMとDassault Systèmesのコミットメントの表れとして、V5R13では、API、プラグイン、インターフェース、そして標準化への対応が強化されました。これらの向上により、企業はPLMプラットフォームのカストマイズ化、パートナー企業で使用されるシステムとのデータ共有、そしてレガシーシステムとPLMソリューションの統合を容易に実現します。

Dassault Systèmes の president and CEO である Bernard Charlès は、「V5R13 は、新たなPLMドリブン・イノベーション時代の先駆けとなる。単一統合環境における製品データ管理を備えた製品設計プロセスにより、エンジニアは効果的なコラボレーション、ナビゲーション、そして複雑な製品体系における環境での作業を著しく容易なものとする。これによって、リレーショナル設計を十分な範囲へと拡張することが可能となる。エンジニアリング変更のインパクトとそれに関連する時間削減を事前に知ることにより、メーカーはイノベーションへとフォーカスすることができる。これが今日の競争の激しいマーケットプレースで成功する鍵となる。」と述べています。

欧州のメディカル・インプラント・デバイス市場におけるリーディングカンパニーのAesculap Implantsのvice-presidentであるSylvie Plumetは、「グローバルなヘルスケア市場で展開していくために我々は、イノベーティブな外科用器具やインプラントを開発、提供するための完成度の高いソリューションが必要であった。我々の新V5プラットフォームは、製品開発およびコラボレーティブ機能が強化された。自動設計アップデートやトラッキング機能により、成長を続ける国際市場に対して高品質な整形外科用器具を開発および提供するのに必要な時間を削減することが可能だ。我々のビジネスにとってさらに重要なことは、我々は今では全製品開発プロセスを完全に把握することができるということだ。IBMとDassault SystèmesのPLMプラットフォームは、製品設計、コラボレーション、そしてドキュメンテーションにおける完成度の高いソリューションを提供している。これらは全て競争力を維持し、ビジネスを成長させるために不可欠なものだ。」述べています。

 

V5R13 ブランドハイライト : V5R13ブランドの詳細な情報は、次のURLをご覧ください。 plm.3ds.com/V5R13 あるいは www.ibm.com/solutions/plm

 

CATIA : コラボレーティブな製品開発を実現するCATIAは、鍛造部品の設計および製造準備を完成するのに必要な時間を15%まで削減することが可能なキャスト&フォージ・パート・オプティマイザー(CFO)など新たなCATIA製品により、ビジネス変革と大規模なPLM展開を促進します。

 

ENOVIA : 製品データ、ライフサイクル管理、そして意思決定を支援するENOVIAは、設計エンジニアがコラボレーティブ・ワークスペース内におけるシームレスな設計環境を実現する新ENOVIA VPM Navigator製品とCATIAの使い易い環境から画期的なデータ管理機能を提供します。

 

SMARTEAM : プロダクト・ライフサイクル・コラボレーションを実現するSMARTEAM は、CATIA V5ユーザー向けにSMARTEAM-CATIAエクステンディッド・インテグレーション(CIX)製品、コンフィグレーション管理機能、そしてSMARTEAM-プログラム管理製品など、直感的、シン・クライアント環境を実現する新たなプラットフォームに依存しないインフラを提供します。

 

 

DELMIA : リーンなマニュファクチャリング・プロセス・エンジニアリングのDELMIAは、エンジニアリング・ハブとマニュファクチャリング・ハブ間の大規模製品構造をアップデートする時間を最大90%削減するなど、OEMとTier 1サプライヤー間のマニュファクチャリング・プロセス・プランニング・コラボレーションを可能にします。