Nov 22 2016

ダッソー・システムズ、露の原子力大手と協力契約を締結

ロスアトム・グループ傘下のASE、大規模施設の設計・建設・運転管理に 3Dエクスペリエンス・プラットフォームを活用した ソリューションを展開 コンサルティングを通じて顧客のイノベーションを支援

2016 年11月8日仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発 日本語参考訳 — 3Dエクスペリエンス企業であり、3D 設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ  (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) と、原子力発電所のエンジニアリング、調達、建設を手掛けるロシアの原子力大手ASE Group of Companies (ASE、露ロスアトム・グループ傘下) は17日、ウィーンの国際原子力機関で開催された 原子力施設の知識管理に関する第3回国際会議 において、3年間のグローバル協力契約の締結を発表しました。この契約は両社の中核機能を相互に活用することで、原子力施設ならびにエネルギー・プロセス産業の様々なセグメントにおける顧客のイノベーション・プロセスへの支援を強化することを目指しています。

ASE は、原子力施設をはじめとする各種の大規模施設の設計、建設、運転管理用に「Multi-D ソリューション」*1を展開する予定です。ASEの「Multi-D ソリューション」にはダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームが採用されています。同ソリューションはASEの総合コンサルティング・サービスと、ダッソー・システムズのアプリケーションを組み合わせたもので、大規模インフラ設備の建設や運転管理におけるベスト・プラクティス、手法、設計ノウハウなどを包括的に提供します。同ソリューションは、施設の建設や運転管理における複雑な業務プロセスを最適化し、複数のソースデータを基に、施設の建設や管理のための詳細なモデル作成を可能にします。   

これまでASEは、「Multi-Dソリューション」を自社内のプロジェクトにのみ使用してきました。今回のダッソー・システムズとの協力契約で、ASE は両社の複合ソリューションがもたらすビジネス価値を、プロジェクト・コンサルティングを通じて、ロシア国内外の大規模建設、生産運転、保守プロジェクトにも提供できるようになります。 

ASEのシステムエンジニアリング担当ディレクターであるヴィエチェスラフ・アレンコフ(Vyacheslav Alenkov) 氏は次のように述べています。「『Multi-D ソリューション』では予算、納期、品質といった変動要因を有効に管理できます。ダッソー・システムズとの協力契約により、当社の革新的な『Multi-D ソリューション』の裾野を広げ、原子力をはじめ様々な産業に大きなメリットをもたらすことができます」

ダッソー・システムズのエネルギー・プロセス産業担当バイスプレジデントであるトーマス・グランドは次のように述べています。「2012年以降、当社はビシネスサイクルの各段階におけるMulti-D ソリューションの最適化、ならびに原子力のより大きな持続可能性の実証に向け、ASE グループの NIAEPと協業してきました。3Dエクスペリエンス・プラットフォームは、エンジニアリング・調達・建設会社、オーナー、事業体、規制機関、サプライヤーのそれぞれが、イノベーションを実現し、建設、運転、供給、リサイクルを実施できる、信頼のおけるコラボレーション環境を提示します。当社のソフトウェア機能とASEのノウハウを組み合わせることで、エネルギー生産システムを最適化し、他の産業セクターにおける競争優位性を確保できるようになります」

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*1 「Multi-D ソリューション」NIAEP(露ロスアトム・グループ傘下)が3Dエクスペリエンス・プラットフォームのアプリケーション(CATIA、 ENOVIA および DELMIA)を使い開発したソリューション。3Dデータをもとに、ビジネスプロセスのシミュレーションを行うと同時に、建設や据え付けプロセスの詳細なモデリングを可能にする。

 

訳注:本資料は仏Dassault Systèmes による英文プレスリリースをダッソー・システムズ株式会社が日本語訳(抄訳)したものです。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先致します。予めご了承下さい。