Feb 26 2002

DaimlerChrysler、

DaimlerChrysler は、Dassault SystemesのPLMテクノロジーを活用
乗員の快適性や車両パッケージ設計にナレッジ・エンジニアリングを適用

 

Daratech Summit 2002, New York and Paris, France. February 26, 2002 - IBM とDassault Systemes (Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY. PA)は、DaimlerChrysler が内装設計とパッケージング設計にIBM PLMソリューション群(Dassault Systemesが開発)のCATIA V5とCAAアプリケーションの導入を開始したと発表しました。

 

IBMとDassault Systemes PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)ソリューションが提供するナレッジ・エンジニアリングとソフトウェア技術を通じて、DaimlerChrysler ではすでに、コンセプト設計と車両パッケージングの分野において効率性、生産性向上の効果があるとの検証結果を報告しています。

Dassault SystemesのExecutive Vice President であるBruno Latchague は、「DaimlerChrysler がCATIA V5 と ENOVIA V5の導入をスタートさせたことを大変光栄に思う。

3D PLMソリューション群を活用することにより、DaimlerChrysler では、サイクルタイムの短縮、生産の合理化、生産コストを削減させながら、イノベーティブな製品設計を展開することが可能になる。デザイナー、エンジニアの創造性を導き出し、彼らのナレッジやイノベーションを広く活用できるようになるであろう。」と、語っています。

 

CATIA V5 のナレッジウェア、そしてENOVIA V5 のデータ管理と連携しているプロダクト・ストラクチャ(製品構成)機能を活用し、DaimlerChrysler のTechnical Computer Center (TCC)は、内装、シャシー、パワートレイン、そしてホワイトボディ分野においてナレッジドリブンなアプリケーション群の開発を行っているほか、迅速にコンセプト設計とパッケージングの検証が行える新ツール群も開発しています。TCCは先進コンピュータ技術を活用してChrysler Groupの全設計業務のサポートを行っています。TCCは1996年以来、Chrysler GroupとDassault Systemesとのパートナーシップにおいて中心的役割を果たしてきています。両社はDaimlerChrysler のコーポレートResearch&Technologyのナレッジ・エンジニアリング戦略の指南役を担っています。

TCC の設計管理部門のナレッジ・エンジニアリング・マネージャーであるHugh Cumming氏は、「ナレッジ・エンジニアリング手法により、効率的な設計技術と製造技術を、ものづくりのプロセス、また製品ライフサイクル全体の管理と統合させることができるようになる。

CATIA V5のナレッジインフラとパラメトリック設計機能を活用しているKDCISによって、設計変更と検証をスピーディに行うことができるようになり、開発期間とコストの劇的な短縮につながる。」と述べています。

 

DaimlerChryslerのKnowledge Driven Concept Interior Systems (KDCIS)プログラムのプロジェクトリーダーであるYun Lu博士はまた次のようにコメントしています。「我々は今後ともCATIA V5 と ENOVIA V5機能を活用し、車両設計とエンジニアリングの新ツールを開発していく。」

 

 

Chrysler Groupで、PLMの中でも実生産で最初に使われるKDCISは、ナレッジドリブンな設計システムで、内装コンセプト設計と乗員の安全性解析、車両パッケージングとエルゴノミクス検証、また設計エンジニアリングに関するルールを設計の早期段階で統合させるシステムです。乗員の配置場所やレイアウト変更などの設計変更にそって、設計コンセプトやパッケージング検証を含めた車両パッケージングが自動的に更新されます。KDCISは、いくつもの設計案を検討する上でもっとも高度なツールであるほか、どの案が最適であるのかを迅速に選択する機能を提供しています。