IBMとダッソー・システムズ、オンラインによる3Dコラボレーション・ソリューション「3DLive」の販売を開始

3Dでユーザーのライブ・コミュニケーションを実現

仏パリ発 2007年5月2日付発表のプレスリリース参考日本語訳

IBMとダッソー・システムズ(本社:仏パリ、Nasdaq: DASTY、Euronext Paris: #13065、DSY.PA)は、3Dコラボレーティブ・インテリジェンス・ソリューション「3DLive」の販売開始を発表しました。「3DLive」は、リアルタイム3Dの機能を最大限に活かし、直感的なユーザー・インターフェースを利用してオンラインで情報を検索、ナビゲートし、ユーザー同士の3Dコラボレーションを実現するソリューションです。これにより、PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)に携わるあらゆるユーザーが、どこにいてもすぐに知的資産としての製品情報を入手することができるようになり、ユーザーのインタラクティブな対話を最大限に高め、意思決定プロセスを改善し、製品イノベーションを加速化する効果をもたらします。

SAFRANグループ、Snecma社のSpace Engines事業部Operation Office担当VP DeputyであるThierry Delaporte氏は、次のように述べています。「3DLiveによって、まさに関係者全員が3Dを共通メディアとして利用し、同じ理解のもとで連携しながら業務をすすめることができるようになります。生産現場、マーケティング業務、プロジェクト管理そして経営管理においても、迅速な判断を促し、改革の促進が実現しています。 3DLiveを活用することで、何年もかけて築き上げてきたPLMの知的財産を新しい方法で活用することができるようになり、既存のPLMへの投資を最大限に活かすことができます。」

ダッソー・システムズのProduct - R&D担当Senior Executive Vice PresidentであるDominique Florackは、次のように説明しています。「3DLiveの投入でダッソー・システムズは、3Dをオンライン・メディアとして使用した、コラボレーティブな対話環境を可能にする次世代オンライン3Dアプリケーションを実現し、これによってお客様は、製品イノベーションを促進することができるでしょう。3DLiveは、PLMのコラボレーティブな特性を強化する“ライブ”アプリケーション群で構成される、画期的な軽量ソリューションで、まずはCATIA、ENOVIA、DELMIAでご利用いただけます。」

IBM PLM SolutionsのVice PresidentであるAl Bunshaftは次のように述べています。「3DLiveは革新的なソリューションで、製品開発とチーム・コラボレーションにかつて想像もできなかった効果をもたらします。Webベースの共有環境の中で、製品の構想、開発、生産ができるということは、急速に変化する厳しい市場競争のなかで、優位性を得ようとしている企業に大きな可能性をもたらします。」

3DLiveは6月後半には、すべてのお客様にご利用いただけます。ダッソー・システムズにおける正式出荷は即時に開始され、IBMでの正式出荷は6月後半を予定しています。

ダッソー・システムズ開発のすべての新規オンライン・アプリケーションは、バージョン6(V6)としてリリースされます。

 

ダッソー・システムズ について

ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人々の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの考案、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義でき、結果として、世界をより持続可能なものにするために価値ある影響を及ぼすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。