ダッソー・システムズがDiota社を買収し、ARとフィールドデータの収集・管理技術を企業の製造およびオペレーション部門に提供

※本メディアアラートは、ダッソー・システムズ本社が現地時間2022年9月12日に発表したメディアアラートの日本語参考訳です。

ダッソー・システムズは、製造およびオペレーション部門向けに組立支援や品質管理のソフトウェア・ソリューションを開発する企業、Diota社を買収しました。この買収により、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームの機能が拡張され、製造現場におけるアクショナブルなバーチャルツイン・エクスペリエンスの活用が可能になることで、航空・防衛、産業機械、自動車・輸送機械・モビリティなど各業界の企業は、複雑な製造プロセスのパフォーマンスを最適化して、作業効率を高めることができるようになります。

2009年にフランスで設立されたDiota社は、デジタル技術を活用した作業支援およびロボット検査に対応するソフトウェア・ソリューションを提供し、デジタル・トランスフォーメーションの新たな時代を迎える製造業の企業を支援しています。インタラクティブな3D、拡張現実、コンピュータ・ビジョン、AI、ディープラーニングなどの最新テクノロジーを活用することで、バックオフィスのエンジニアリング部門と、現場において製品の製造とメンテナンスを担当するオペレーション部門をつなぎ、生産性の向上や製品の品質改善だけでなく、作業者に向けた指示や安全対策の強化も可能にします。同社のソリューションは、世界16ヵ国において、BAE システムズ、ダッソー・アビエーション、IVECO、ラテコエール、ナバル・グループ、オラノ、サフラン, ステランティス、タレスアレニアスペースなど、100社以上の企業に利用されています。

ダッソー・システムズは、同社のDELMIAアプリケーションにDiota社のソリューションを統合することで、その技術を、新たなレベルのインテリジェンスと意思決定に基づいて、バーチャル環境で連携しながら製造・サプライチェーン・物流・サービスなどの各プロセスをモデル化および最適化して実行するために活用していきます。この統合によって、現場の実データをバーチャルツインにつなぐインタラクティブな作業レベルのソリューションが実現し、製造作業向けのデジタル・モックアップと関連付けされたデジタルプロセスの活用を促進することができます。このソリューションを採用した企業は、非常に複雑な作業を最初から適切に実行できるようになるだけでなく、バーチャルツインを品質に関する参照モデルとして利用することで、継続的な改善手法の導入、トレーサビリティの向上、知的財産の活用を実現することができます。

詳しくはこちら:

ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE プラットフォーム、3D設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューション

https://www.3ds.com/ja/

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