2017 SIMULIA Community Conference Japan

On October 11, 2017
2017年10月11日(水)9:30~18:00
東京コンファレンスセンター品川
東京都港区港南1-9-36 Japan
Japanese

2017 SIMULIA Community Conference Japan 開催のご案内

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

さて本年も、日頃よりSIMULIA製品をお使いの皆様に向けて、年次ユーザ会 「2017 SIMULIA Community Conference Japan」 を開催の運びになりましたので、ご案内申し上げます。この会は、 SIMULIAブランドの近況のご報告と共に、ユーザの皆様の様々な取り組みや活用事例を発表いただく場として、毎年開催しております。

本年は本田技術研究所様による基調講演を予定しております。また弊社からは、昨年から今年にかけてSIMULIAのポートフォリオに加わった電磁場解析のCST、振動・騒音解析のWave6、流体解析のXFlowをご紹介いたします。

ユーザの皆様どうし、またユーザの皆様と国内外の弊社スタッフとの間での意見交換などを通じ、より幅広い交流と懇親の機会となれば幸いです。

ご多用中とは存じますが、ぜひともご参加を賜りたく、ご案内申し上げます。

ダッソー・システムズ株式会社
SIMULIA事業部

開催概要

SIMULIA Community Conference Japanのアジェンダはこちら

  • 日時:2017年10月11日 (水)  9:30~18:00 (9:00開場)
                 18:00~19:00 ネットワーキングタイム
  • 会場東京コンファレンスセンター品川 大会議室
          
  • 主催:ダッソー・システムズ株式会社
  • 対象者:SIMULIA製品をお使いのユーザー様、導入をご検討をされている方
  • 参加費:無料
  • 全体セッション9:30~12:30 
    基調講演 本田技術研究所四輪R&Dセンター第4技術開発室 第1ブロック 齋藤 俊博 様
    ダッソー・システムズによる講演 SIMULIAの近況報告、SIMULIAのテクノロジーアップデート

    SIMULIA製品アップデート 
  • 「次世代CFDソフトウェアXFlowのご紹介」
    ダッソー・システムズ株式会社 SIMULIA事業部  宮田 悟志
    XFlowは、格子ボルツマン法という比較的新しい考え方に基づくCFDソフトウェアです。従来のCFDソフトウェアが流体現象のマクロスケール(連続体スケール)の近似方程式であるナビエ・ストークス方程式を基本とするのに対して、格子ボルツマン法では流体のミクロスケール(分子スケール)の運動の統計力学モデルあるボルツマン方程式に注目し、これが少ない計算量でマクロスケールの現象を表現するような求解を行います。そのため、シミュレーションを実現する数理的な原理はナビエ・ストークス系とは全く異なり、計算力学の面からは色々と興味深い特徴を持ちますが、ユーザから見た最も大きな特徴は、実質的にメッシュレスで解析が行え、しかも汎用的で精度も高いという点が挙げられます。XFlowでは、クリーンな形状データが存在するなら、数分~10分程度でCFD計算が開始できます。また、CFDの初心者を悩ます煩雑な数値パラメータの設定も一切不要です。このように簡便でありながら、層流、乱流、圧縮性流れ、非等温流れ、自由表面流れ、2層流、流体構造連成流れ、流体音の計算などを高い精度で行うことができます。また標準の可視化機能も充実しており、専用の可視化ソフトウェアの導入無しに、3次元の複雑な流れの検討を行うことができます。

    「振動騒音・流体振動騒音解析ソフト
    wave6の紹介」
    ダッソー・システムズ株式会社 高阪 文彦
    近年、安全性、耐久性などの必須機能を満足するだけでは十分な商品性と言えなくなってきており、多くの産業の製品において、静粛性が他の製品との差別化を図る一つの大きな要因となってきています。ダッソー・システムズへ新たに加わった振動騒音・流体振動騒音解析ソフトwave6は、その静粛性向上のための先進の解析機能を実装しており、低周波数域のみでなく、FEMでは解析が困難となる高周波数域まで解析が可能です。本発表では、wave6の概要を事例を含めながら紹介いたします。

    CST電磁界シミュレーション最新情報」
    株式会社エーイーティー技術部 テクニカルエキスパート 安永 高志 様
    昨年SIMULIAに加わったCST電磁界シミュレータをご紹介します。あらゆる電気機器がスマート化し、水平接続されたサービス空間上でより良い体験を訴求する昨今のトレンドを背景に、その設計工程で電磁界シミュレーションが担う役割も急速に拡大しています。モーター・アンテナ・高速回路設計・EMCノイズ対策らの事例を参照しつつ、各テーマ異なる周波数・モデル規模に順応する充実のツール構成について解説致します。

  • 分科会セッション】13:50~17:10
    自動車・輸送機械、産業機械など、現代社会を支え、未来を構築していくさまざまな業種でのソリューションの紹介とともに、お客様からの事例発表も予定しています

  • 全体セッション17:20~18:00
    3DEXPERIENCEプラットフォーム上でMBSEMBDを活用した効率的な開発プロセスの実践例」 ダッソー・システムズ株式会社 SIMULIA事業部 
    近年、自動車、産業機械、家電といった産業分野を問わず、製品の複雑化・多様化や開発期間の短縮が求められており、製品開発において、MBSE(Model Based Systems Engineering)、MBD(Model Based Design)といわれる開発手法が注目されています。この開発手法とダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラット―フォームを組み合わせ、情報とデータがシームレスにつながる製品開発をシンプルな具体例を用いてご紹介いたします。
  • 意見交換会(18:00~19:00

基調講演

株式会社 本田技術研究所 四輪R&Dセンター第4技術開発室 第1ブロック 

齋藤 俊博 様

「駆動系摺動部における挙動解析技術の適用事例紹介」

駆動系摺動部でのトライボロジー課題に取り組み、それらを工学シミュレーションに置き換える検討を行ってきた。この取り組みでは、マクロ的な視点から解析対象の動的挙動を把握することや、ミクロ的な視点から摺動部摩擦特性を単体試験を通じて同定することが重要となる。工学シミュレーションの置き換えでは、解析対象の動的挙動を再現するためスピードレシオをフィードバック制御するロジックを動的構造解析モデルに初めて導入した。その適用事例として、金属ベルトCVTにおける伝達ロスや自励振動の発生メカニズムおよび、ハーフトロイダルCVTにおける変速制御やトラクション表面での摩擦発熱等について報告する。

分科会

【A-1】「Abaqusを用いた高性能ブッシュモデルの開発」

トヨタ自動車株式会社車両CAE部 伊藤 聡 様

サスペンシヨンブッシュの動特性(振幅依存性+周波数依存性)と方向連成を同時に再現能なFEモデルをAbaquSのユーザサブルーチンを用いて構築した。また計算時間短縮の為、精度を維持しつつ低自由度なモデル化技術の開発も実施し、ブッシュの単体特性および、車両前輪が突起を乗り越した際のブッシュ取り付け部の荷重応答について実験結果と計算結果を比較した。

 【A-2】「構造-磁場-流体 3連成解析技術を用いた電磁弁動作予測」
日立オートモティブシステムズ株式会社
技術開発本部 CAE技術開発部 岡 雄基 様

自動車エンジンシステムを構成するインジェクタは,地球環境に配慮するため高燃圧化や噴射量特性の向上が求められおり,電磁弁の応答性や安定性などの事前評価が必要となる.そのため,設計検討段階での電磁弁の弁挙動予測を高精度に行うことが重要となる.本研究では,インジェクタの高精度な弁挙動予測を行うために,構造,磁場,流体の3つの物理場を連成させる3連成解析技術の構築を行った.本技術により,弁稼働中の部品間の衝突挙動を高精度に解くことが可能となった.

【A-3】「自動車用ハーフトロイダルバリエータの挙動解析技術」
株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター 
第4技術開発室 第1ブロック 田中 優洋 様

ハーフトロイダルバリエータにおいて、実動中のトラクション面の摩擦状態を把握することは動力伝達性能の向上のために重要である。本稿では動的挙動解析を用いてトラクション面の摩擦状態を予測する技術を開発した。トラクション油のせん断特性を反映するため、4円筒試験による実測値をもとに摩擦力を同定して挙動解析モデルの接触面に用いた。構造-発熱連成解析とユーザサブルーチンによる変速比制御を組み合わせることで、運転中の摩擦発熱によるオイルの摩擦係数の変化を反映した。この技術によりハーフトロイダルバリエータのトラクション面における摩擦力と温度分布の関係を視覚的にとらえることができた。

【A-4】「衣服圧シミュレーション技術:スマートセンシングウェアCOCOMIの電極配置設計」
東洋紡株式会社 総合研究所 コーポレート研究所 快適性工学センター 権 義哲 様

東洋紡では、心拍数や体温、血圧などのデータを取得するスマートウェアの開発を行っている。本研究では汎用FEMであるAbaqusを利用し、姿勢変化する人体への衣服着用時に発生するしわとその移動に関する数値解析上の不安定性を克服した。本数値解析結果により、人体と衣服の間に摩擦を考慮することで、生ずる固着と滑りの評価手法を構築した。本技術により心拍数を測定するのに最適な電極配置を推定し、ウェアの最適な設計に活用した事例について報告する。

【A-5】「wave6を用いた空力騒音解析」
三菱自動車株式会社 柳瀬 純一 様
ダッソー・システムズ株式会社 SIMULIA事業部 高阪 文彦

空力騒音は、自動車の品質調査の中で上位ランク付けされるように、車両品質として重要な性能である。空力騒音は100Hzから5kHzまでの広帯域にわたる騒音であり、特に高周波数域の解析は、従来のFEMベースの振動騒音解析では計算コストが膨大となる。また、空力騒音に対して重要なランチャンネルのモデル化も計算コストがかかる。本発表では、これらの問題に対して、wave6を用いた効率的かつ高精度な空力騒音のモデル化を紹介する。

 

【B-1】「3DEXPERIENCEによるグローバル開発環境の改革」
武蔵精密工業株式会社 研究開発部 技術評価課 酒井 倫太郎 様

お客様に満足して頂ける製品を提供するためにCAEを活用した研究開発環境の構築を進めてきたが、海外開発拠点を含めた設計者展開や情報共有、データ管理の面での課題が浮き彫りになってきた。これらの課題を解決するとともに、魅力商品を提案出来る体制へ移行するため3DEXPERIENCEを導入することとした。パイロット検証により3DEXPERIENCEの解析機能有用性を、Abaqusとの差異、設計者展開の観点で確認し、また3DEXPERIENCE ENOVIA機能もプロジェクト管理・部品表・データ管理の観点で確認した。開発環境改善と解析定着化を目標に推進してきたパイロット検証の結果をご報告します。

B-2「防振ゴム部品開発におけるIsight活用事例」
株式会社フコク 
技術本部 基盤技術部 解析技術課 佐藤 隆政 様

最適化ソフトウェアのIsightを使用した事例を紹介します。防振ゴム製品について構成部品の軽量化の例をはじめ、計測での活用事例を紹介します。防振ゴムの発熱においてゴムの内部温度を把握する必要があります。Isightを活用する事で内部温度を予測します。

【B-3】「体内埋め込み型医療機器への非接触給電技術」
スタンフォード大学 大学院工学研究科 田邉 勇二 様

近年、超小型の埋め込み型医療機器が薬物治療の代用もしくは併用が可能であるとして、注目を集めています。体内に埋め込むデバイスを米粒大のサイズまで小さくすることが出来れば、カテーテルを通して患部に直接埋め込み、その部位を集中治療することが可能となります。デバイスを小型化すると、バッテリーのサイズも小さくなるので、電力供給の問題が大きな課題となります。ここでは、体内深部~10 cmにおける~2 mm角程度の埋め込み型デバイスへの電力供給を実現する新しい非接触給電技術を解説するとともに、実測とシミュレーションの比較や動物実験の結果をご紹介いたします。

【B-4携帯電話基地局アンテナ開発と電磁界シミュレーション」
株式会社KDDI総合研究所無線プラットフォームG 中野 雅之 様

社会インフラとして成り立つ携帯・スマートフォンの無線エリアを構築するために基地局アンテナの役割は非常に大きい。今回基地局アンテナの一つとして、郊外などで低コストで広いエリアを構築するために直接中継型レピータ用アンテナを題材に上げ、電磁界シミュレーションを利用した開発例を紹介する。

【C-1】「「陰解法動解析を用いたクリープグローンシミュレーション」
日清紡ブレーキ株式会社 技術開発部 NVH解析課 内山 勝宏 様

近年、ブレーキ鳴きの解析に複素固有値解析などのFEAシミュレーションが活用され、大きな成果を上げている。しかしながら、これまでブレーキ異音の改善については、実験的な計測データに基づく現象の解明および改善手法が中心であった。我々は、ディスクブレーキの代表的な異音の1つであるクリープグローン音に対して、スティックスリップ現象の観点から、FEAシミュレーションモデルを構築した。今回は、簡易的なバネマスモデルから始まり、サスペンションを考慮したブレーキアッセンブリモデルに至った一連の経緯を説明する。 これらの解析を通じて、摩擦材のμV特性の影響が大きいことが明らかとなり、得られた知見を活かした摩擦材を作製し、その評価結果について報告する。

【C-2】「熱硬化性および熱可塑性樹脂複合材料のマルチスケールモデリング」
メカニカルデザイン株式会社 代表取締役 小林 卓哉 様
ダッソー・システムズ株式会社 山本 智

複合材料の安全設計には、材料内部のミクロな構造を理解し、変形時の応力集中やクラック伝搬のメカニズムを把握しておくことが重要である。ここでは、樹脂複合材料を対象として、分子シミュレーション(MaterialsStudio)と有限要素法解析(Abaqus)を連携させて、マルチスケールモデリングを行う方法を紹介する。熱硬化性樹脂では主剤と硬化剤の組み合わせや反応条件による最終的な樹脂の状態を予測する。樹脂の力学特性やフィラーとの界面の接合強度を分子レベルで計算し、そこで得られたパラメータを用いて、有限要素法により構造解析を行う。

【C-3】「運動計測とCAEを活用したスポーツ用義足の開発」
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
製造技術研究部門 総括研究主幹 岡根 利光 様

障がい者スポーツでは、走り幅跳び、短距離走などでは義足の性能向上により選手のポテンシャルを引き出し、記録の伸びが著しい。義足パーツの開発にあたっては選手に合わせた形状・剛性を持ちながら軽量化に取り組むことが必要である。

2016年のリオデジャネイロパラリンピックを目標に選手、製作メーカー、産総研が協力して開発を進め、約1年間を掛けて開発を進めた。その経過とこれからの展望について報告する。

 【C-4】「摩耗進展の数値解析手法」
上智大学 理工学部 機能創造理工学科 教授 曄道 佳明 様 

鉄道のレール車輪間の接触問題は、マルチボディダイナミクスの観点からも解決すべきいくつかの研究課題がある。特に、車輪あるいはレール上の摩耗進展については、営業線ではその条件管理が難しく、測定も困難なこと、摩耗の成長に時間がかかることなどから、数値解析に対する期待が高い。本研究では、Simpackを援用した数値解析手法を提案し、摩耗進展の継時変化を捉える手法について検討する。特に摩耗の進展における車輪、レールの形状変化を算出することは、レール・車輪接触問題を扱ううえで重要であり、時々刻々変化する車輪、レール形状を、車両運動解析に逐次反映させることで、精度の高い摩耗進展解析が実現するものと期待される。

 【C-5】「断層地震における埋設ポリエチレン管の挙動」
積水化学工業株式会社 環境・ライフラインカンパニー 総合研究所                                     基盤技術センター 岡部 俊一  様 

2014年11月22日22時08分に発生した長野県神城断層地震は震源深さ約5kmマグニチュード(Mj)6.7、長野県白馬村では最大震度5強を観測した。震央西方の白馬村塩島地区では、地表面で80cmの隆起と30cmの横ズレが生じる断層が確認された。直下に水道配水用ポリエチレン管が埋設されていたが、漏水等の被害が無く通水を継続していた。現場での調査結果を報告するとともに数値解析を用いた再現を行うことで断層直下における管路の挙動を把握する。

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ゴールドスポンサー

株式会社アルゴグラフィックス

プログレス・テクノロジーズ株式会社

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シルバースポンサー

株式会社 IDAJ

インターメッシュジャパン株式会社

株式会社 エーイーティー

株式会社CAEソリューションズ

デル株式会社 / 日本マイクロソフト株式会社

株式会社電通国際情報サービス

株式会社 BETA CAE Systems Japan

みずほ情報総研株式会社

株式会社メカニカルデザイン

Rescale Japan株式会社

50音順

 

 

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2017 SIMULIA Community Conference Japan

所在地 2017年10月11日(水)9:30~18:00
東京コンファレンスセンター品川
東京都港区港南1-9-36
Japan

2017年10月11日(水)9:30~18:00
東京コンファレンスセンター品川
東京都港区港南1-9-36