クラウド版3DEXPERIENCEプラットフォームは、すべてをCADソリューションに接続する、エンドツーエンドの設計および製品開発プラットフォームです。

クラウド版3DEXPERIENCEプラットフォームにより、あらゆる規模の企業が成長に合わせて設計および製品開発を拡張できます。社内外の関係者との連携、3Dによる設計、要件の取得、設計のマークアップ、変更管理など、すべてを単一のプラットフォームで実行できます。

Eブック

スケールアップ・ソリューション

組織全体にわたって汎用言語により、CADデータ管理を改善

効率面の課題

どの企業も小さな組織からスタートします。誰もが必要なデータを容易に見つけることができ、同僚に一声かけるだけでCADファイルの最新バージョンが手に入りました。

チームの規模が拡大するとこのようなわけには行かず、すべてを同時に管理することが難しくなります。誰もが必要な情報を持たずに、ミーティングに参加することさえあります。コメント、アップデート、マークアップ、パンチ・リストなど、課題が山積しています。

設計や製造プロセスに関する課題が、迅速な作業の足かせとなります。通常は、作業が増えると、効率がさらに悪化します:

  • 顧客からのフィードバックを得るためにCADデータをエクスポートして、マークアップやコメントを再入力。
  • 旧バージョンを削除できないため、設計を読み込むたびに、ファイルのバージョンをその都度確認。
  • パンチ・リストを作成して問題点を追跡して、担当者と作業内容をミーティングで確認。
  • 要件の見落としやリワークの可能性。

誰もがこのような問題に直面しているはずです。また、「避けて通れないこと」と考えられているかもしれません。

これを解決する、より適切な方法があります。

CADとエンドツーエンド・ソリューションの連携

CADを設計から納品に至るまでプロジェクトを実行するために必要な全ての情報にに接続できないでしょうか?

ファイルをエクスポートしたり、複数のファイル・バージョンを追跡せずに、フィードバックを収集および変更を統合して、タスクを割り当てたり3Dモデルを安全に共有できないでしょうか?

職場や自宅またはインターネット接続できる場所ならどこからでも、担当者や作業内容を常に把握することはできないでしょうか?

これらを実現する、適切な方法があります。CADをクラウド版3DEXPERIENCEプラットフォームに接続することで、

統合型のエンドツーエンドのソリューションを利用して、プロジェクトの開始から完了に至るまで連携して設計情報を追跡できます。

すべてを単一の環境で行うことができるため、リワークを回避してプロジェクトをより高度なレベルで且つより迅速に進めることがきます

設計・生産プロセスの強化

すべてのアプリケーションを提供する、単一のプラットフォームにアクセス

各チーム・メンバーが必要なアプリケーションを使用して、3D設計モデルに直接接続できます。どこからでもWebブラウザで安全にデータにアクセスできます。つまり、職場、自宅、工場の製造現場など、どこからでも作業できます。

ワン・ステップで顧客と設計を共有

ライセンス関連の問題なく、アクセス権を完全に制御しながら、安全な表示により、顧客や外部の関係者と設計を共有できます。3DPlayを使用することで、スクリーンショットやファイルをエクスポートすることなく、3Dモデルを顧客と共有してコメントを受け取ることができます。コメントを変更管理に直接追加して、迅速かつ安全に作業を勧めることができます。

より迅速な連携

チーム・メンバーが同じ3Dモデルに対して同時に作業して、ファイルのコピーを作成したりファイル名を変更せずに変更を保存できます。ファイル・ベースではなくモデル・ベースのプラットフォームにより、チームが常に適正なバージョンで作業できます。

パンチ・リストの管理

重要な情報の見落しを防ぎます。パンチ・リストとCADのリンクにより、マークアップの組み込み、設計と製造の追跡、チームへのタスク割り当てを容易に行うことができます。

コストのかかるミスを排除

プロセスの各ステップで生じる遅延やエラー、およびリワークを完全に排除して、貴重な時間の浪費と材料の無駄を避けることができます。

ツールを作業に適合させる

ビジネスの拡大に合わせてソリューションを拡張して、設計・開発プロセスを強化します。必要に応じて、機能とリソースを即座に追加できます。

Globe Trailers社:クラウド版3DEXPERIENCEによる生産倍増

1982年に設立されたGlobe Trailers社(フロリダ州ブレーデントン)は、2004年にWaltersファミリーに買収されました。買収当時、同社は年間30台のトレーラーを生産していました。その後6年の間に生産数が400台まで増加、現在も業界の需要に後押しされてさらに増え続けています。

「毎年、生産数の倍増を試みてきましたが、実際には困難でした。成長をサポートするソフトウェア・プラットフォームが必要でした。」(エンジニアリング担当VP、Jeff Walters氏)

同社のチームは、クラウド版3DEXPERIENCEへの移行により、あらゆる面で設計と生産プロセスを改善しています。つまり、時間とコストを節約して、多忙を極めたエンジニアの負担を軽減しています。

「以前は、分析をエクスポートして、非常に大きなファイルを転送し、それをインポートする必要がありました。3DEXPERIENCEプラットフォームにより、ワークフローがはるかに円滑化されています。情報を容易に共有して、迅速かつ効果的な連携を実現しています。」(Globe Trailer社、シニア・メカニカル・エンジニア、Brock Wilkinson氏)

3DEXPERIENCEプラットフォームによる最大のビジネス効果は、同社が重要な情報を見落すことがなくなったことです。

「当社は、焼き、曲げ、切断など、自社で部品を加工しています。あまり知られていませんが、1台のトレーラーに数千もの部品が使用されています。通常、従来のシステムでは、3Dデータ、2D図面、その他のデータが異なるフォルダに分散されています。3DEXPERIENCEは、すべてを単一のプラットフォームに集約します。またファイルが破損したり、ダウンタイムが発生したり、製品に不具合が生じることもありません。情報を一元管理する極めて強力な機能を作業に活用しています。」(Walters氏)

全員がどこからでも連携

今や連携的な機能はチームに欠かせないものになっています。もはやアドオンや特別な機能ではありません。チーム全体が時間やエネルギーを無駄にせずに、ソリューションの機能を利用できることが、当然のベースラインであるべきです。

クラウド版3DEXPERIENCEプラットフォームは、連携を目的として構築されています。作業を妨げる不要なステップを排除して、CADに基づいてすべて連携できます。

3DEXPERIENCEにより、設計と製造のプロセスを再考して、より効率的かつ迅速な作業を実現できます。

Eブック

スケールアップ・ソリューション

組織全体にわたって汎用言語により、CADデータ管理を改善

さらに一歩先を進む

クラウド版3DEXPERIENCEは、迅速に導入してセットアップできます。
また、プレミアム・サポート、エキスパート・コミュニティ、オンライン・トレーニングにより、チームをスキルアップできます。

クラウド版3DEXPERIENCEプラットフォームを、3ヵ月間わずか330ユーロでお試しいただけます。