「デザイン携帯」「デザイン家電」「デザイナーズハウス」「○○デザインの限定車」など、最近「デザイン」という言葉がより一層目につくようになってきました。大量生産、大量消費の時代から、個性やこだわりに人々の興味が移り、かつ不況下において消費者が本当にほしいものしか買わなくなってきている中での現象と言えるでしょう。

こうした状況下でデザインへの関心はますます高まっていますが、「デザイン」という言葉については、未だに製品の「形」を意味するものとしか捉えられていないことが多いようです。プロダクトデザイナーの皆様も、「デザイナーとは製品の意匠を考える人だ」という認識を持たれている方が多いのではないでしょうか。そして、こうしたデザイナーに対する見方の中で、本当に必要な「デザイン」の実現に向けて日々、苦労されているのではないでしょうか。

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今から3年前、ダッソー・システムズに、これまでルノーやGMで活躍したデザイナー、アン・アセンシオが入社し、デザイン部門のバイスプレジデントに就任しました。そして、明確なビジョンを元に、製品開発におけるデザインの重要性についてお伝えし、またビジョンに基づいた製品ラインナップのご提供を開始しました。

アン・アセンシオは、デザインとは製品の見た目や形だけを表すのではなく、その製品に関わる人の感動や経験、その人の人生のストーリーに影響を与えるものであり、製品のデザイナーはそのブランドに対するユーザーの信頼にまで責任を持つ重要なものであるとの認識を持っています。

例えば消費者が製品を購入するときには、「これは格好いいけど自分に似合うか?」「自分の部屋にマッチするか?」「長く使っても飽きないか?」とごく自然に考えるかと思います。また、好きなブランドであれば、あまり悩まずに購入を即決することもあるでしょう。つまり、過去の経験や、今後の人生のストーリーの一部を無意識に思い描きながら、また時にはブランドへの信頼感にもとづいて、製品の購入を決定していることになります。

つまり、製品を「デザインする」ということは製品を購入する消費者に対してそれだけ大きな責任を持っているのです。

一方で、「デザインする」ということについて、実際の現場に立たれているデザイナーの皆様は、消費者に対し、そのような責任を果たすべく「デザインする」ことが出来ているでしょうか?

多くのデザイナーの方の答えは「YES」であるとは思いますが、「とにかく何らかの形を作る」ために日々追い立てられていたり、また設計の制約条件などにより、自分の描いた製品ストーリーを実現できず妥協してしまったり、そうした現実の中で、「デザインする」領域を限定されてしまっている方もおられるのではないでしょうか。

このような事態の原因としては、例えば (1)企業の方針による仕事の分担や人的制約、(2)デザイナー自身のマインド、(3)デザイナーがデザインストーリーを表現するためのツールの制約、などが挙げられると思います。

そうした状況をサポートさせていただくべく、ダッソー・システムズでは、まずは(3)において幅広いソリューションをご提供しており、これによって(2)デザイナーのマインドがポジティブに変化し、また(1)企業様がデザインの重要性を認識されるよう訴求しています。また、製品開発プロセスにおいて、デザインや設計などの各部門が幅広く、スムーズに協業できるようなプラットフォームをもご提供しています。

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デザイナーがデザインストーリーを表現し、また確認するためのツールとして、「3D」は圧倒的な訴求力とわかりやすさから非常に便利なものであり、今やデザインには不可欠とも言えます。

3Dデザインツールはすでに数多く存在していますが、一般的に操作が難しく、覚えるのが大変で、かつ、あくまで「形」を表現するためのものでした。これでは、デザインストーリーを表現することはできませんし、設計の制約条件に対応することは非常に困難です。

対して、現在ダッソー・システムズがご提供している3Dのデザインツール群は、デザインに関するアン・アセンシオのビジョンに基づき、製品の形状から、そのストーリーに至るまでを直感的に作り、また経験できるものとなっています。

 

例えば、デザイナーが形を表現するツールは、粘土で形を作るかのような操作で、形を確認しながらモデリングを行います。(CAITAイマジン&シェイプ)そうして作成したデータは設計で使用しているCATIAデータと融合し、デザイナーの意図と設計サイドの制約条件とを明らかにしながら最終製品として調和させていくことができます。もちろん、デザイナーが作ったデータを用いてデザインモックアップもCAMやRPなどですぐに出力できるため、現実に体験することも、また修正することも、非常にスピーディーに実現できます。

 

さらに、そうした3Dデータを用いたバーチャル体験を行えるソリューション(3DVIA Virtools)を使用することで、デザイナーや設計者だけではなく、消費者までもが、製品の発売前から、より具体的な体験をし、製品を選ぶことができるようになっています。

ダッソー・システムズでは、上記のように、真に「デザインする」ということをツールでご支援することで、企業様の「デザイン」に対する認識を、「製品の付加価値」ではなく、もっと根源的な「自社ブランドへの信頼を生み出すもの」へとシフトしていただきたいと考えています。

 

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ダッソー・システムズがご提供するデザインツール群

ダッソー・システムズでは、デザイナーがよりスムーズに「デザインする」ため、デザインの各フェーズ毎に、それぞれ特化した最適な機能群をご提供しています。

各機能はすべて同一プラットフォーム上で稼働し、同一のデータベースを使用するため、データのスムーズな互換と相互連携が保証されています。

デザイナーがイメージした「形」をスケッチとして取り込む機能(CATIAフリースタイル・スケッチ・トレーサー)、そのイメージを3D化し、具体的なイメージを作り出す機能(CATIA イマジン&シェイプ、CATIAライブ・シェイプ)、そしてそのイメージを製品化するための詳細デザイン機能(CATIAフリースタイル・シェイパー、CATIA ICEMシェイプ・デザイン、CATIA ジェネレーティブ・シェイプ・デザイン)、さらに、それぞれのフェーズで製品をバーチャルにシミュレーション、体験するための各種機能(CATIAリアルタイム・レンダリング、CATIAフォト・スタジオ、3DVIA Virtools)をご提供しています。

 

以上についてご関心を持たれた方は、ぜひ下記も併せてご参照ください。

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