fe-safe

有限要素モデル向けの耐久性解析ソフトウェア

fe-safe 2016の新機能

命名規則とリリース・サイクルの同期
ポートフォリオ製品の全バージョンが、相互に一貫性のある年度ベースの命名規則に従うようになり、その時点で発表される他のSIMULIA製品リリースとの一貫性も確保されるようになりました。

  • Abaqus 6.14 -> Abaqus 2016
  • Isight 5.9 -> Isight 2016
  • fe-safe 6.5 -> fe-safe 2016
  • Tosca Structure 8.1 -> Tosca Structure 2016

 

機能強化の要約

  • FKMガイドラインに沿って疲労解析アルゴリズムを強化
  • ANSYS Workbench拡張を強化
  • 自動溶接解析をシェル要素モデルに拡張
  • プロジェクト管理可能の向上
  • ライセンスの変更
  • Verity - スルーノード処理が改善
  • Pro-Mechanicaのサーフェス要素解析を向上
  • 折りたたみ要素処理
  • Material search clientの統合
  • 最新のManson-McKnight Octahedral疲労アルゴリズム

 

FKMガイドライン・アルゴリズム

この新たなアルゴリズム・オプションは、FKMガイドライン「Analytical Strength Assessment of Components第6版」に沿った有限要素による疲労解析を提供します。コンプライアンスは、変動振幅疲労強度に対する最大応力振幅の比率に基づき、使用率によって評価されます。コンポーネント疲労強度の評価は、最大稼働率が全体よりも大きくない場合に実行されます。
このアルゴリズムと一緒に使用されるfe-safe 2016には2種類の新たな材料データベースが用意され、FKMガイドラインの材料表から構成されます。これらには約300種類の鋼および鋳鉄材料と、約1000種類のアルミニウム材料が含まれます。さらに既存の材料データベースも修正され、他の材料もこのアルゴリズムで利用可能になりました。

ANSYS Workbench拡張機能の変更

fe-safe 2016には、最新のANSYS Workbench 15および16の拡張コンポーネントが用意されています。この新開発の特徴を以下に示します。

  • fe-safe 結果コンターは、面倒な後処理なしに、ANSYS Mechanical内で直接表示可能
  • fe-safe 解析グループは、名前選択範囲、ボディ、フェースに基づく
  • Verityワークフローをサポート
  • 基本的な荷重および表面仕上げ情報は、ANSYS Mechanicalアプリケーションを離れることなく指定できる
  • 単位はWorkbenchから自動的に読み込まれる
  • 従来のWorkbench拡張機能は、 fe-safe 2016では廃止

 

自動溶接解析をシェル要素モデルに拡張

Verityで使用する溶接破壊モードの自動検出は、シェル要素による溶接モデルで可能になりました。すべてのシェルおよびソリッドにおいて、溶接止端部の要素を持った単独グループとして定義が可能であり、fe-safeは溶接の正しい解析に必要な溶接ラインおよび破壊領域の検出を行います。さらにシェル溶接の場合、ルート破壊モードが自動的に検出されます。

プロジェクト管理の強化

fe-safe 2016内では、プロジェクトを簡単に管理、制御できます。新規プロジェクトの作成や既存プロジェクトの読み込みなどの基本機能に加え、プロジェクトを単一の圧縮ファイルにエクスポートしたり、そこからインポートすることが可能です。エクスポートするファイルのカテゴリーを選択できるため、さまざまな状況に応じ、簡単かつ迅速にカスタマイズできます。例えば全体を圧縮したり、結果だけを圧縮したり、外部プロジェクト・ファイルを除外したり、提出用に一部の結果を除外したり、リモート・マシンやクラスタ上では、最適な環境で使用するためにFEDデータ(またはソースFEモデル)をストリップアウトすることが可能です。

エクスポートプロジェクトでヘルパーマクロを記述することで、後からのバッチ提出も追加サポート可能です。fe-safe起動時にプロジェクトを抽出するコマンドラインオプションの他、すべてのプロジェクト管理用の強力なマクロコマンドも用意されています。fe-safeセッションを終了することなく、プロジェクトが切り替えられるようになりました。