CATIA V5-6R2014はデザイン・エクセレンスをさらに高めます

本リリースでは、3Dエクスペリエンス・プラットフォーム機能のメリットを、V5-6R2014とのシームレスな連携によって利用できるようになりました。 3Dエクスペリエンス・プラットフォームのソーシャル・コラボレーション、エンタープライズ管理、ダッシュボード機能を利用することで、V5-6R2014ツールセットを使用したプロセスのサポートが可能になります。

概要

ダッソー・システムズは、業界最高のマルチバージョン互換性をサポートしているため、V5-6 およびV6アーキテクチャー・ベースのユーザーはフィーチャー・レベルでパーツの共有と編集が可能になります。 V5-6R2014はこの機能の対象範囲を拡大することで、CATIA 3DエクスペリエンスR2014xとの互換性を確保しています。

このリリースでは、次の新しいCATIA製品が利用可能になりました:


CATIA Mechanical Surface Refinement 2とCATIA ICEM Surf to CATIA Interface 2。 これらの機能は、サーフェス・デザインの生産性向上に必要なインタラクションとコラボレーションを円滑化することを目指しています。

高度なサーフェシング に関する新機能とともに、SheetmetalおよびCompositeストラクチャー・デザイン、3DMaster and Drafting、パフォーマンス向上などの複数の分野における機能強化が既存のV5-6製品に対して加えられています。

CATIA 3D Master and Draftingソリューション

幾何公差記号のカスタマイズ

CATIA V5-6R2014では、管理者は幾何公差のフィールドごとに、ユーザーはどの記号を利用可能かを定義し、カスタマイズできます。 これによって、ISO 1101:2012、ISO 5459:2011、ASME Y14.5-2009など、数多くの規格の施行が可能になります。

ASME Y14.5-2009のサポート

ASME Y14.5-2009をサポートするため、新たなセマンティック属性と記号が利用可能になりました。V5-6R2014ではスマートピック・アシスタントを使用したアノテーションの配置と既存ジオメトリの移動のための強化能力によって、ユーザー環境も改善しています。

CATIA Sheetmetalソリューション

CATIA V5-6R2014は、カットアウト用のシック・プロファイル、ユーザー定義アンフォールド・カーブ・タイプ、参照面からのオフセットなど、ユーザビリティと生産性向上のための機能強化を提供します。 新しい「パターン・オブ・ボディ」機能により、板金パターン・フィーチャーの現行ソリッドへの適用が可能になります。

CATIA V5-6R2014は、液圧成型部品上に複雑なジョグル・フィーチャーを作成する機能を提供します。 ユーザーは同じジョグルをサーフェシック・フランジとそのサポート(ウェブまたは別のサーフェシック・フランジ)上に作成できます。 サーフェシック・フランジは、ジョグルを含む別のサーフェシック・フランジ上に作成可能であり、ジョグルはサーフェシック・ウェブ上に作成できます。

CATIA 3D Modelingソリューション

CATIA SRF(Mechanical Surface Refinement)は、GSD(Generative Shape Design)とCATIA ICEMの間に中間的な機能セットを提供し、関連するモデリング・プロセスまたはフィーチャー・ベースのモデリング・プロセス内でクラスAのサーフェシング属性を持つ高品質サーフェスの作成を目指すGSDまたはメカニカル・サーフェス・エンジニアを支援します。

CATIA ICEM surf to CATIA Interface(ICC)は、標準的に使用されるCATIAベースのエンジニア・ソリューション内でのICEM SurfとCATIA間のデータ交換をサポートする新製品です。

CATIA Compositesソリューション

CATIA Composites Engineering V5-6R2014は、複数の新機能を導入することで、生産性とユーザビリティを高めています。 ランプは、新しいマルチパラレル・オプションと[参照要素上でセンタリング](centered on the reference element)オプションのメリットもサポートします。 ソリッド・スライシングは、交差する輪郭の適用外計算を可能にします。 輪郭作成では視覚的フィードバックが改善され、プライ生成する場合、このリリースでは同じ形状でパターンをプライにドロップオフする機能が導入されました。

CATIA Toolingソリューション

V5-6R2014のCATIA Toolingソリューションは、Realistic Shape Optimizerを機能強化します:

  • 対称部品向けのモーフィングの管理を最適化するための新機能が提供されました。
  • 新しいスムージング・オプションは、サーフェス品質または偏差公差の代替手段を介して、より厳格な管理を提供します。
  • 拘束のプロパゲーションに関しては、Attenuation(減衰)オプションによって、 偏差ベクトルが部分的に利用可能な場合のモーフィングの効率的な管理が可能になります。

エネルギー、プロセス & ユーティリティ

Structure Detail DesignおよびStructure Function Designは、数多くの強化機能を提供します。

  • 高度コピー機能は、対称移動および平行移動の新機能とともに、設計の既存の部品をコピー、再利用することで生産性を向上します。
  • GVSエディタは、GVSファイルを変更する簡単な手段を提供し、図面におけるGVSの変更は即座にプレビューできます。
  • スティフナはそのサポートを超えた拡張が可能であり、スカロップの強化は高度なプレートおよびスケッチ制限をサポートするようになりました。 ドラフティングのカスタマイズ機能も提供されます。
  • 初期溶接情報は、[Manage Weld](溶接の管理)コマンド内でキャプチャされて保存されます。

当社の80年におよぶ航空機開発の知識をCATIA設計テーブルに組み込み、エンジニアが繰り返し使用できるようにしました。

Jim Strawn(Cessna Aircraft Company、 エンジニアリング専門官)