CATIA Systems Engineering - Modelicaライブラリ

これらのライブラリは各分野の専門家が開発し、DymolaまたはCATIA Dynamic Behavior Modelingとあわせて使用すると複数のエンジニアリング分野にわたる複雑なシステムの動作のモデリングとシミュレーションを迅速かつ簡単に行うことができます。

複数の設計分野を統合

Modelicaライブラリは強力なCATIA システム・エンジニアリング・ソリューションの一部です。これらのライブラリはDymolaとCATIA V6 Dynamic Behavior Modelingの両方で使用でき、単独で使用することも、他のModelicaライブラリと組み合わせて使用することもできます。これにより、複数のエンジニアリング分野にわたる複雑なシステムのモデリングやシミュレーションが可能となります。

自動車

自動車での適用は大きく3つのカテゴリに分類されます。エンジンと駆動系はそれぞれエンジン・ダイナミクスおよびパワートレイン・ライブラリを使用してモデリングされます。オープン言語のModelicaは柔軟性が高く、ハイブリッドや代替駆動系のモデリングに適しています。モーダル・ボディやフレキシブル・シャフトはフレキシブル・ボディ・ライブラリから使用できます。エンジンとバッテリーの冷却はリキッド・クーリング・ライブラリで対応できます。車両全体の熱をモデリングするには、これにエアコンディショニング・ライブラリを組み合わせて使用します。

サブシステムや完成車モデルでの操安性や制御実験にはビークル・ダイナミクス・ライブラリを使用できます。階層構造をもつ、オープン・ソースのModelicaモデルは非常に柔軟性が高く、一般的なコンポーネントを再利用しながら複数の車両構成に対応します。

駆動系と車両の両方のアクチュエータと制御システムはハイドローリックおよびスマート・エレクトリック・ドライブ・ライブラリでモデリングできます。制御装置コンポーネントはModelica標準ライブラリに含まれています。

航空宇宙と防衛

多数のライブラリにより、燃料システムから環境制御にいたるまで、航空機の複雑な熱流体システムのモデリングが可能になります。エアコンディショニング・ライブラリは次世代の商用航空機のモデリングに使用されています。

飛行制御用のアクチュエーターや他のサブシステムにはハイドローリックニューマチックスマート・エレクトリック・ドライブの各ライブラリが使用されます。 有限要素モデルからの柔軟ビームやモーダル・ボディはフレキシブル・ボディ・ライブラリで管理されます。

エネルギー、プロセス&ユーティリティー

環境への影響に関する要件がさらに厳しくなり、物理特性や制御システムをさらに詳細にモデリングすることが求められています。複雑な発電所でも、ハイドロ・パワーおよびサーマル・パワー・ライブラリを使用すると簡単にモデリングできます。

エレクトリック・パワー・ライブラリは代替エネルギー源と配電網をモデリング、最適化するのに使用されます。

産業機械

あらゆる種類の産業機械を、3Dマルチボディ・システムといったModelica標準ライブラリのメカニカル・ライブラリを使用してモデリングできます。他のオプションとして、有限要素モデルから派生した柔軟ビームやモーダル・ボディがあります。アクチュエーターや制御系はハイドローリックニューマチックスマート・エレクトリック・ドライブといった各ライブラリを使用してモデリングできます。産業機械の熱特性はリキッド・クーリングライブラリで簡単にモデリングできます。