Mar 01 2011

ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス、F1チームの車両開発に、ダッソー・システムズのV6ソリューションを導入

マクラーレン・レーシング社、
製品ライフサイクル全体の効率化に向けV6を採用

2011年3月1日、英サリー州ウォーキング、仏ベリジー発プレスリリース日本語参考訳 - ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス F1チームの実働部隊であるマクラーレン・レーシング社と3Dとプロダクト・ライフサイクル・マネージメント(PLM)ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は本日、レーシング・カー開発の効率化に向け、新たなパートナーシップを発表しました。
今回の合意により、マクラーレン・レーシング社はF1カーの設計開発・解析および開発プロセスの管理を統合して行うため、ダッソー・システムズのオープン性の高いPLMソリューション、V6 を採用しました。

F1レーシングカーの設計に求められる開発規模、開発領域、開発スピードのために毎年何万という革新的なデザイン案やアイデアが生み出されます。それだけ多くのデザインを作成、開発、検証するには、膨大な量のテクニカル・データや技術解析結果を安全に管理しつつ、連携させる必要があるため、効率性が高く信頼性も高いソフトウエア環境が必要になります。

ダッソー・システムズのV6ソリューションの基幹となるENOVIA V6は、設計、IP(知的資産)、ビジネス・プロセスをに単一のデータモデルで統合管理することで、コラボレーションによるイノベーションのバックボーン形成を実現します。また、CATIA V6は、革新的なデザインおよびコンカレント設計に活用され、同チームの開発効率の向上を図ります。

V6ソリューションは、マクラーレン・レーシング社の車両開発プロセス全体を統合し、初期の構想から、生産、サーキットに至るまでのプロセスにおいて、イノベーションの推進と異なる部門間のコラボレーションの推進に非常に重要な役割を果たします。これにより、マクラーレン・F1レーシング・チームは、もっとも先進的でオープンで、なおかつ柔軟性と安全性を備えたかつてない統合されたPLM 2.0環境の利点を享受できます。

マクラーレン・レーシング社のマネージング・ディレクターであるJonathan Neale氏は以下のように述べています。「3Dデジタル・モデルからサーキットに至るまで、レーシング・カーの開発は、一見単純に見えるかもしれませんが、実は非常に複雑で、異なる設計、購買、製造チーム間の連携を伴う連続するプロセスです。弊社では、独創的な設計であれ、プロセスの改善であれ、開発時間を短縮できるあらゆる機会を検討しています。V6 PLMを活用して、高度なプロダクト・ライフサイクル・マネージメント・システムを導入することで、生産サイクルの効率化を狙っています。ダッソー・システムズのソフトウエア製品は長い間、マクラーレン・デザインのDNAでしたが、CATIA V6、ENOVIA V6の導入は、世界でも最も競争が激しく、厳しいF1の開発環境においてより早く、より生産性を上げることで、マクラーレン・レーシングをこれまで以上に強いチームにしてくれるでしょう。」

ダッソー・システムズの社長兼最高経営責任者であるベルナール・シャーレスは次のように述べています。「今回の重要な合意により、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスという偉大なF1チームとより強固なパートナーシップを構築していくことになります。今回の提携による両社の新たなコラボレーションは、F1の世界においてもイノベーションをもたらしてくれるものと確信しています。F1カー開発のような非常に高い信頼性が求められるテクノロジーを検証する環境を提供できるのは、ダッソー・システムズのV6で実現するPLM2.0のみです。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスF1チームの今シーズンでの活躍を期待すると同時に、このような名声とともに成功を収めているチームに協力できることを誇りに思います。」

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