Jun 10 2008

TENPAKU・R、ダッソー・システムズのCATIA V5を活用し、デザイン効率および表現力を大幅に向上

企画から生産までのプロセス全体を効率化

2008年6月10日

3DとPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)ソリューションにおけるワールド・リーダーであるダッソー・システムズ(本社:仏パリ、Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は、自動車をはじめとした製造業全般における製品試作から製品開発サポートを行う先進的企業、株式会社TENPAKU・R(以下、TENPAKU・R)がダッソー・システムズのCATIA V5スタイリング製品を活用し、デザイン効率および表現力を大幅に向上したことを発表しました。

TENPAKU・Rは、試作品制作において製造業全般にわたる幅広い企業のものづくりを支えてきましたが、近年、研究試作・開発試作需要の増加、製品開発の短期化傾向の中、顧客企業の希望に対し、完成度の高いデザインを短期間にいかに多く提案できるかが重要課題となっています。同社では、数年前より研究開発のサポートにより重点を置くため、研究開発部門の事業部化を目指し、CATIA V5をベースに提案力を強化、また、企画から設計、生産までを連携するプロセスの効率化にとりくんできました。このたび同事業部立ち上げにあたり、新たにCATIA V5のスタイリング製品、フリースタイル・スケッチ・トレーサー(FSK)、イマジン&シェイプ(IMA)、フォト・スタジオ(PHS)などを活用し、表現力・伝達力を大幅に向上させました。

フリースタイル・スケッチ・トレーサーでは、デザイナーが描いた2次元イメージからそのまま3Dモデルに変換でき、デザイナーとモデラー間のイメージのギャップをなくすことができます。イマジン&シェイプでは、粘土感覚でラフな形状から詳細な作り込みまでができ、顧客ニーズを汲み取り提案するまでの期間が短縮でき、デザインの熟成にもより時間をかけられるようになります。フォト・スタジオでは、写真のようにリアルなイメージやアニメーションを表現でき、顧客への提案時に完成品に近いイメージを伝達することができます。CATIA V5を一貫して活用することにより、提案力の向上だけでなく、意匠デザインと機械設計、設計と生産、といったプロセスを同時進行ですすめることができ、生産委託工場との連携も前倒しで行えるなど、開発プロセス全体の効率化も実現しています。

株式会社TENPAKU・R 専務取締役の本田 宙治氏は次のように述べています。「CATIA V5のスタイリング製品では、従来伝わりにくかったイメージを、絵を書く人、データを作る人、営業、企画、と誰にもわかりやすくただちに共有することができ、提案までの時間が大幅に短縮されました。また時間がかかっていた修正作業も経験の浅いデザイナーでも対応が可能になり、また、不具合も早期発見できるようになりました。選定時には、様々な製品を検討しましたが、企画から試作・生産までのプロセス全体を考えた場合、また顧客企業との連携を考慮した場合、CATIA V5が最も有効でした。」 

ダッソー・システムズ株式会社 ジェネラル・マネジャーであるニコス・カルファカコスは次のように述べています。「TENPAKU・R様に、CATIA V5スタイリング製品をご活用いただき大変嬉しく思います。製品品質のみならず、デザインの重要性が高まっている中で、実物のようにリアルな3Dデータでは言葉では共有しにくいイメージを一目で伝えることができます。中堅企業のみなさまにも3DおよびPLMがもたらすバリューをご紹介し、競争力向上のお役に立つことができれば幸いです。尚、このたびのCATIA V5スタイリング製品導入にあたっては、ダッソー・システムズのバリュー・アディッド・リセラー(VAR)である株式会社大塚商会様とダッソー・システムズが協力し行いました。」 

CATIA V5 スタイリング製品は、設計業務と同様のCADの環境に高度なデザイン業務に耐える機能群を提供します。イマジン&シェイプのような他に類をみない機能を提供すると同時に、デザイン業務にとどまらず設計業務までを統合することにより、従来不可能であったアプローチによる全体最適化を行う環境を提供します。