Jun 13 2011

竹内製作所、ダッソー・システムズのV6ソリューションを導入

統合されたPLM環境を構築し、製品開発プロセスを改革するとともに、IPの有効活用の最適化を推進

東京発 - 3Dとプロダクト・ライフサイクル・マネージメント(PLM)ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA) とダッソー・システムズ製品の販売代理店である株式会社豊通シスコムは本日、建設機械分野におけるグローバル・カンパニー、株式会社竹内製作所様(以下、竹内製作所様)が、統合されたPLM環境の構築、製品開発プロセスの効率化およびIP(知的資産)活用の最適化を推進していくため、ダッソー・システムズのV6ソリューション(CATIA, SIMULIA, ENOVIA, 3DVIA)を採用したことを発表しました。

竹内製作所様では、環境規制が年々厳しくなる中、各国の排ガス規制への対応のため、短期間に規制に適合したエンジンを搭載した製品の開発が求められています。その一方で、同社において従来から主流であった2D設計では、排熱効率を上げるために最適な部品配置の検討や、排熱効率の検証が十分に行えず、多様なオプションに対応した派生機種においては、設計部門と製造部門間で精度の高い情報連携ができるツールを持ち合わせていませんでした。

このたび導入したCATIA V6の活用により、従来困難であった複雑な形状設計が容易に行うことができ、3Dであらゆる角度から検討できるようになるとともに、同一インターフェースでSIMULIA V6をシームレスに活用し、設計段階で解析を行うことで排熱効率を十分に検証することができるようになります。このように精度の高い3D設計データを作成することで製造部門がそのまま使えるため、フロントローディングが実現し、生産段階に入ってからのリードタイムを著しく短縮することができます。

また、CATIA V6およびSIMULIA V6と完全に統合されているENOVIA V6により、CADとBOMの密連携が実現し、単一DBでデータを一元管理することで、設計・製造部門だけでなくプロジェクト関係者の誰もが3Dデータをリアルタイムで同時に共有し、コラボレーションしながら作業することができます。また、ENOVIA V6の構成管理機能により、多様化する製品構成を標準化し、共通化して活用することで製品設計の効率化が図れます。

さらに、同社では、3D製品データのフル活用を目指して3DVIAを導入し、製造時の作業指示書や、メンテナンス・マニュアル、ユーザー・マニュアルなどに展開することも視野に入れています。

株式会社竹内製作所 開発部長である宮崎義久 氏は次のように述べています。「弊社では課題解決に向けてさまざまなツールを検討した結果、V6ソリューションを選定しました。V6製品群を使うことで得られる製品品質の向上やリスク回避だけでなく、V6各製品をあわせて利用することで得られる全体最適化にメリットを感じました。また、ENOVIA V6の特長であるターンテーブル上で設計データを3Dで視覚的に展開して必要に応じて見たい部分を確認できるなど、理解しやすい点も評価しました。」

ダッソー・システムズの販売代理店としてこのたびの導入支援を行った株式会社豊通シスコム プロダクトサービス部の矢地幹也 氏は次のように述べています。「このたび、竹内製作所様へのご提案にあたり課題とされている点をお伺いし、製品開発での課題と部門間のデータ連携の課題を解決すると同時に、既存のプロセス全体を効率化するためには、CATIAとENOVIAの完全連携がとれているV6ソリューションが最適と考えました。また3DVIAでさらに3Dデータを有効にご活用いただけるなど段階的に適用範囲を拡張いただける将来性の点もご評価いただけたと考えています。」

ダッソー・システムズ株式会社代表取締役社長の末次朝彦は次のように述べています。「竹内製作所様には、2D環境から弊社のV6ソリューションへの転換をご決断いただき、大変光栄です。従来のプロセスから大きな改革をされることで今後さらに飛躍いただけるものと確信しております。今後もお客様のビジネスに貢献することができる価値の高いソリューションをご提供していきたく思います。」