Dec 06 2005

中仏共同のPLMイノベーションセンターが正式にオープン

ダッソー・システムズ、AIP-PRIMECA、HPが清華大学の学生に最新のPLM技術を提供、PLM研究プロジェクト発足へ

仏パリおよび中国・北京で2005年12月6日付けで発表されたプレスリリースの参考日本語訳 - ダッソー・システムズ(本社 仏パリ DS - Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は、中国の名門・清華大学でプロダクト・ライフサイクル・マネージメント・イノベーションセンター(PLMIC)の開所式が行われたことを発表しました。式典には中国とフランスの政府高官やプロジェクトに携わったパートナー企業3社(ダッソー・システムズ、フランスのAIP-PRIMECAネットワーク、ヒューレット・パッカード)の代表が参加し、中国におけるPLMイノベーションの加速に向けた国際的な協力姿勢を強く印象づけました。

 

同センターにはダッソー・システムズの最先端のPLMソリューションとHPの最新ワークステーションが導入され、フランスの工学教育機関の連合体であるAIP-PRIMECAが教育指導をサポートします。最新のPLMアプリケーションを使用し学生に世界トップレベルの教育を行うほか、各種PLM研究プロジェクトに最適な環境も整備されます。

 

PLMは、工業製品の設計・開発を3D化し、設計初期段階からメンテナンスに至る製品ライフサイクルを一貫して管理する画期的な手法です。PLMICでは清華大学の工学系の学生にPLMを教え、さらに製造業と協力しながらPLM研究プロジェクトを実施する予定です。同センターはイノベーションの源泉として中国の産業発展を促し、製造だけでなく研究開発分野でもリーダーシップを発揮できるよう支援します。

 

清華大学のGu Binlin(顧 秉林)学長は次のように話しています。「PLMICは、本校の全学部に最新のPLM技術をもたらすセンター・オブ・エクセレンスと位置付けられます。工学教育分野におけるフランスと中国のこうした貴重な協力は、本校の学生の技能を高め、ひいては産業にも大きく貢献すると期待されます。未来指向の著名な企業や機関とパートナーを組んでこのプロジェクトを推進できることを嬉しく思います」

 

同センターでは、ダッソー・システムズによる業界最先端のPLM V5ソフトウエア・ソリューション(CATIA、ENOVIA、SMARTEAM、DELMIA)をHPの提供するワークステーション上に導入します。HPのワークステーションは計算とビジュアライゼーションをコスト効率よく処理することができ、ITエンジニアリング環境の要求を満たす高い生産性を備えています。

 

ダッソー・システムズのExecutive Committee Advisor and Board memberであるFrancis Bernardは、次のように述べています。「ダッソー・システムズは、青少年の教育と中国産業界の未来を支援するプロジェクトに参加できることを誇りに思います。イノベーションは設計プロセスから、と言われるとおり、PLMは今日の市場で通用する高い競争力をエンジニアリング企業にもたらします」

 

HPは清華大学の中仏共同のPLMイノベーションセンターの創立メンバーとして、先進的なワークステーション技術により次世代の清華大学の卒業生がグローバルにダイナミックに早いペースで変化するエンジニアリング企業のニーズに合ったスキルを習得できるよう貢献します。ダッソー・システムズとの長期にわたるパートナーシップにおいて、同プロジェクトはHPが中国市場を重視して長期的にコミットする姿勢を表したものといえます。

 

AIP-PRIMECA(INPG、ENSカシャン、ENSAM、エコール・セントラル ナント校を含む)は、フランスの工学教育機関の連合体で、フランス教育省の委託を受けて前述のパートナー各社とともにセンターを設置し、世界トップレベルのPLM教育を行うとともに、共同ディレクターと客員教授を派遣する予定です。

 

AIP-PRIMECA NetworkのDirectorを務めるDaniel Coutellier教授は、「今日の設計エンジニアリングで成功するには、世界規模での情報交換と共同作業が不可欠です。このセンターは、新たな国際協力の機会をもたらしています。コース内容は今後さらに拡大し、フランスと中国の共同学位の授与にまで発展する可能性もあります」と話しています。清華大学とAIP-PRIMECAは、手始めに機械工学の統合設計・製造に関する4つのトレーニング・モジュールを開発し、交換派遣されるフランス人教授がその指導にあたる予定です。